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今更ですが

本当に作画が神!!!です…。。
はあああああ…円陣闇丸先生、本当に有難うございます。
雅紀が超絶素敵なことは言わずもがな、桜坂君の物騒な男前加減が絶妙過ぎて震えました。
原作を読んでいるときの脳内桜坂君を遥かに凌駕してきた男前っぷり。
鋭利な目元がたまりません。

肝心の中身ですが。。。
他の方も書かれてますが、原作未読の方はいささか混乱する構成かもしれないなあとは思いました。
回想場面なのか現在進行の場面なのか。
原作既読の方はすんなり理解できるとも思います。

裕太と雅紀の応酬?かけひき?がぞくぞくしました。
雅紀の挑発的な視線や台詞が刺激的過ぎて、何度も何度も頁を見返し先に進めませんでした。
円陣先生の作画の美しさが本当に罪です笑

家の中で雅紀が尚人を懐柔していく様子があの手この手で描かれていた2巻から今巻でしたが、父親の不倫相手絡みの登場人物も現れ、いよいよ大きく物語が動いてきました。
この先も円陣先生の作画で読み進められるのだと思うとこれ以上の喜びなんてそうそうないのでは?!と思っています。
本当に楽しみにしています。

蜜果 3 コミック

akabeko 

店長目線

大好きなシリーズ、気になっていた空白部分が読めるとあって楽しみにしていました。

ずっとずっと探し続けていた「あの夜の男」とやっと再会できた、もう一度抱いてもらえた、そんなレオのまっすぐな愛情がただただ愛おしい。

店長目線だけあってクールでシラけたモノローグに何度も笑わせられた序盤。
それが自覚せぬままレオにハマっていく様子にニヤニヤが止まりませんでした。

過去のトラウマをすっかり忘れていたくだり、店長の脳内を占領する存在になっていたレオの笑顔がこの上なく尊い。

なんとかして店長と一歩踏み込んだ繋がりが欲しいレオの努力や言動がいじらしくて、最後に店長があの台詞を発してくれた時、本当によかったね〜と思いました。

はあずっとずっと見ていたい二人です。

魂のぶつかり合い

めちゃ好きな作風でした。
純粋に貪欲に歌うことを突き詰めてきた二人が出会えた奇跡が、時に痛々しく時に眩しく描かれていました。

主役二人の辿ってきた道がそれぞれにつらくてしんみり深く、ページ数をさいていただいても違和感がないとも思いますが、くどくない絶妙な塩梅でコンパクトに匂わされてました。
構成力が高い印象。
BL要素なしでも十分読ませてもらえそうな内容でしたが、素晴らしいことにエロも最高でした。
絵が洗練されていて、構図や視線にドキドキしました。

あとがきにはバンドの皆さんの詳細な設定なんかもあり、もっと続きを読ませていただきたいと思いました。
作家買いさせていただきます。

シチリアって素敵

昭和の任侠映画が好きで、「ゴッドファーザー」も好きです。
特にPart IIが。
そんな私にとっては、ときめきと憧憬を抱かずにいられない場面が目白押しであっという間に読み終えました。
と言ってもこの作品だけではなく、シリーズ全編を読んでの読後感ですが。
特にシチリアの風景描写が素晴らしい。

「略奪者」は展開がやや唐突で説得力に欠ける気がしました。
しかしレオの小学生男子のような不器用な愛情表現が愛おしくて、岩本先生の描かれる黒豹のような美しい外見特徴が魅力的すぎて、些末なことを気にするのは勿体ない気持ちになりました。
心ゆくまでこの王道BLという娯楽を楽しもうではないか!
そんな気にさせてくれる作品です。

予習なし

円陣闇丸先生のイラスト目的で購入。
こちらのレビューも電子書店のあらすじも何もかも全く目を通さずに読み始めて、ようやくシリーズもののスピンオフであると気付きました…←あほ

いざ読み始めると、達観した主人公やお相手になる攻め様?のサラリとした台詞や考え方に魅力を感じ、すいすい読み進めることができました。

監禁、陵辱も描写がマイルドでそこまでの精神的負担を感じずに済みました。

読了後、もっとこの二人の物語が欲しい…と自然に思いました。
もっと甘々が欲しい。
二人の時間をプリーズ。
続編上下が既に発刊されていて本当に幸せです。
また、シリーズをはじめからきちんと読もうと思いました。

花鳥風月 10 コミック

志水ゆき 

ようやく

新刊が出るたびに萌えてきゅんきゅんして、1巻から通しでじっっくり再読してしまいます。
気になっていた一見と糸くんの「初めて」がきちんと描かれていて、ジタバタしてしまいました。
思ったよりちゃんと甘かった笑

今シリーズのそれぞれの「初めて」は「やっと…」という執着を伴っている特徴が共通しており、本当に読み応えがありますし、自分の感覚では一冊で通常の10倍くらい見せ場があり、ときめかせていただいてる印象。

そういった意味では大輝と沢斗の「初めて」は痛々し過ぎたので、事故後改めて意思疎通した二人が見せてくれるもう一つの「初めて」をどんなふうに魅せてくださるのか、次巻が楽しみで仕方ないです。

両片思いにきゅん

中村悠一さんのお声が好きで、このCDを聴きたくて理解したくてBLを嗜み始めました。
優しい台詞、厳しい台詞、甘い台詞、全てが洗練されていて原作イメージを損なわない中村エドゥアールを堪能しました。

野島さんの美人受けも素敵でした。
強くしなやかな芯があり、それでいて可憐で純情。

こんなに素敵な二人がすれ違い続けて両片思い…というのがたまりません。
お互い忘れられない10年前の一夜が強烈ですし、奇跡的な再会後もお互いに配慮し合って思いを伝えられないもどかしさに、焦れて萌えて禿げそう。

その分思いが通じ合ったあとの満足感も増し増しでした。

濡れ場演技については、野島さんの息も絶え絶えで声にならない喘ぎが延々…が素晴らしかったです。
本当に感じてそう。気持ちよさそう。
エドゥアールとの結びつきに感激しつつ受け入れてる様子が、ありありと感じられてジーンとしてしまいました。

今作ではモブ扱いのサイモンの声がきちんと小西克幸さんで、爆笑しました。
素晴らしいです。
ありがた過ぎます。
なんて贅沢なんでしょう。

これからも積極リピートしたい作品です。

再認識巻

葉月くんのいない発情期、当て馬の登場、というのが今回のみどころでしたが、安定のラブラブぷりで安心して読めました。

抑制剤を長らく服用する必要がなく、安定して就業できていること。
お子二人の顕著な成長。
そういった幸せな日常を改めて再認識させてもらいました。

クズ当て馬君の心の成長に貢献できた雫斗の人となりがふんわり描かれていたのが印象的。
当て馬君にも彼なりの物語や心の機微があるでしょうに、その描かれ方がややあっさり過ぎた感もありました。

ピンチ場面での葉月くんの登場はお約束?めちゃかっこよくて。ベタやなあと思いながらも毎度きゅんきゅんします笑

初々しい二十歳

二十歳になった二人の初々しい成人っぷり?が微笑ましいお話でした。
あの二人が遂に二十歳ですか。
感慨深い。

お酒に飲まれてしまう渉がベタで可愛い。
でもそれで終わらないのがこのシリーズなんだな、と改めて思いました。
許せているようで、実はトラウマになっていたあの出来事。
改めてそれを反省し向き合っていこうと決意する千晴。
尊いです。

初めての触れ合いを果たした二人の時間は、映画の絵コンテを見ているようでした。
まんま実写にできますよね、きっと。

まだまだ読ませていただけるのでしょうか。
次の夏を楽しみに待ちたいです。

続いてくれた!

小説の続編もコミカライズで読ませていただけるのは感激です。
ずっと先まで…と期待してもいいのでしょうか。

結ばれたその後ということで、お仕事描写に比重が傾いています。
時折挟み込まれる二人の充電イチャイチャ場面にきゅんきゅんします。
ああ、作画が神。
体格差最高かよ。

原作では文章のみでの登場だった脇のあの人この人もお姿を拝めて地味に満足しました。

仕事の厳しさ、対人関係のいろいろ、主人公が直面する問題は現実生活でも参考になる部分も多く、読み応えがあります。
続きが楽しみです。