すごい作品に出会ってしまった…本当に毎月毎月連載が進むのが楽しみで、コロナ自粛真っ只中の楽しみが少なくツライ時も、「来月になったらlookmanの続きが読める!」と思って頑張ったくらい。
タヌキっぽいメガネとキツネっぽいシュッとした美形というのが好きで、これがキツネxタヌキだと拳先生の「ミミペロリ Dear ear」(『千夜一夜ハッピーエバーアフター』収録)が盛大に刺さりましたが(清水はタヌキっていうかパンダかな)こちらはタヌキxキツネ。とにかくタヌキメガネのドヘタレ攻っぷり、キツネイケメンのド変態受っぷりに目が離せない。
私の中で史上イチオシのタヌキ系男子(おっさん)となった五藤ですが、毎度着ているバカTシャツがステキ(感動シーンなのにSUMESHIて)(ちなみにこの酢飯Tシャツvol.2でも着てたな、お気に入りか?ヘビロテか?好きだよ!)なヘタレ。なんだけれども、一旦誤作動スイッチが入るとどんどん暴走してくれ、号を重ねる毎にその暴走が激しくなっていく、安心と信頼のヘタレ攻だ。しかも意外とイイ身体。一方、ほっそり美キツネなNEWさんは暴走スイッチのオンオフ切り替えが非常〜に上手なお人、だがだんだんその切り替えに苦労する様子が垣間見え……。クールなNEWさんのクールじゃない時の表情は必見!
で、この二人ときたら、どエロい事をしておきながら関係性はどこまでも応援したくなるようなピュアさ(?)。布団でゴロンゴロンしてる五藤を見ておまえそれ恋だよ恋!それはデートだろデート!早くコクれよぉ!とけしかけたくなったほど。もはや昔ながらの少女漫画の主人公のよう。
vol.5のクリフハンガーで続きが気になって夜も眠れず、待ちに待ったvol.6、エロの少ないこの号に普段の欲深い私なら「ちぇ〜」と思いそうなものが(特にこの号以外は終始大サービスなので尚更)、もうNEWさんの本名や意外な(?)職業がわかるだけで五藤と抱き合って喜びたかった(五藤は全然喜ぶどころじゃなかったけどな♡)。
他にも、ずっとお互い敬語だったり、着衣Hが多かったり、にゃんこがおしり丸出しだったり、私の性癖ビンゴを全穴パンチするつもりなのかというくらい、毎号がご褒美でした。
そしてついに完結!最終号のハッピーなカラー表紙を見て涙ぐみました。幸せになってね、マジで……私に幸せな7ヶ月間をどうもありがとう……。
もはや完結が寂しい。成就するまでの過程で大満足、だから成就してからの2人もずーっと見てたいくらい好き。どうか単行本化の際は後日談をお願いします!どうか!どうかお願いします!