久しぶりに聞き返してレビューしています。
いやあ、およそ10年前の作品なんですね。
これと、同じ年発売の「すみれびより」で、
興津沼に完全に落ちました。
幸うす系、ポワポワ受けを松岡君が、
包容力お化けのちょいSスパダリを興津さんが
とても丁寧に演じてくださっています。
偽装恋人から始まる関係なので、
お互い敬語だし無理なことはしないし
品良く爽やかなのにエロはしっかりというギャップにやられました。
BGMといい、話のスピードといい、
ゆっくりほのぼのしています。
キーパーソンとなる受けのおば様ですが、
とってもいい事も言うのですが、病院の看護婦さんと同じ声だったのが、どうしても気になって神から一つ減らしました。
10年経っても興津沼から抜け出せておりません。
いつかチル箱にも出演して欲しいです。
原作未読。
最近BLCDによく出てくれている坂田君とは誰ぞや?という感じで購入。
話の中身は宝のデリカシーのなさとか、ピアスを開けるシーンとか、
ちょっと痛いところはいくつかあるのですが、きっと西本先生の絵があってこその作品なのでしょう。
その点で作品ファンの方、ごめんなさい。明らかに音声のみの感想です。
ただ、楽役の坂田くんのお芝居がとても良くて、FTによるとあじーの後輩で
BL出演にも意欲的とのこと。感謝しかありません。
あじーの先輩としての余裕と、胸を借りている坂田くんの安心感が
芝居の随所に感じられる、音声としても素敵な作品でした。
脇のヨシキはさすがの安定感。この先活躍も期待しています。
原作未読。
坂田君の受け作品を聴いて、攻めも聴きたいと思って購入。
物語は花男のBLバージョンみたいな骨太な物語で、
特待生の真面目な受けが、ゲイトラウマから
遊び人を装っているボンボン優等生の攻めと寮の同室になって、
トラウマごと攻めを受入れるというお話です。
攻めである小田島役の坂田くんの演技がとても良かった!
声は梅ちゃんとか大塚のたけおくんとかにトーンが少し似ていて
(顔も二人に似ていると思います。骨格の問題でしょうか)、
若手感がほとんどなく、演技も感情が籠っていて、役に真剣に取り組んでくれているのだと感じました。
特に「抱きつぶしたい」ほど好きな受けへの気持ちを押し殺しているところや、気持ちを隠して飄々としているところがお上手でした。
欲を言えば小田島母の演技が残念すぎました。
今後の坂田くんの活躍をとっても期待しています!!
久しぶりに読み返して、レビューを書いていなかったことに気付き書いています。
10巻まで読みましたが、3巻には恋インシリーズの大事な情報と、他巻にない設定があります。
まず重要な情報ですが、冒頭の外務省編での、武笠と深津の違いです。
文字通り住む世界、住んでいる家ががこんなに違っているとは、驚きでした。
そしてサイズの違いもです。深津のパンツはXXSなのに、武笠のゴムサイズは4Lですw(後にそれすら破ることになりますが)。
この巻に書かれていた事が、このシリーズをとても面白くしてくれています。
財務省の円と、法務省の楚和の話には、他の巻にはあまり登場しない政治家の気持ち悪いおじいちゃんたちが出てきます。明らかな敵を前に攻めのたがが外れ、大胆すぎる行動で助けてくれる爽快感があります。
今思えばこの巻で、私は完全に恋インに落ちたのかもしれません。