ノエル0130さんのマイページ

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果てしなく進化する羽多野渉新垣樽助ペア!

お二人の濃密な掛け合い、繊細な声色の変化、巻を重ねるごとに果てしなく進化されていっているのがほんと驚くばかりです。新垣樽助さんのお声を通して、初めて理解が進んだ部分(あのシーンのセリフがここに響いていたかという発見)もあり、耳でたどる9巻は格別です。あと、フリートークになっても、百目鬼の低音ボイスから戻りきらない羽多野さんのお声にめっちゃ萌えました。「発射?」という表現に大爆笑しつつ。

いつもはひたすら樽助様のお声に酔いしれているのですが(もちろん今回も)、この9巻はとにかく羽多野百目鬼さんの素晴らしさが光ってます。こんなにも深い愛情で矢代を包んでいるのか……と胸熱でした。ボーナストラックも素晴らしいボリュームで、ナナたんの可愛さ炸裂と、設定自体に幾重にも織り込まれた萌えが素晴らしく、先生ーーーーーーー!ありがとうございますーーーーーー!!!ってなりました。

特典ペーパーも大大大大好きで、毎夜うっとり眺めてから休んでいます。映画公開時の入場者特典スクールカレンダーという小型カレンダーのイラスト(『ゴッドファーザー』オマージュ)の椅子、格子窓がここにも!ってワクワク。この関係性ほんと大好物であります。

1巻から通して聞くと、一晩では足りませんが、このボリューム、この完成度、演者の皆様のこの情熱、BLCD史上の金字塔では、と思います。

新章本格始動

たびたびの休載を挟み、産みの苦しみが並大抵ではなかったのではと想像するほかない8巻は、矢代の内面が次々と明かされていく神巻。でも、傷つき、苦しんでいたのは、矢代ひとりではない。百目鬼もまた、苛立ち、傷ついていたということを、次第に我々は知ることになる。9巻が出る頃には、8巻の見え方もまた、変わっているに違いない。この作品を読む面白さは、巻を追うごとに、それまで読んできた世界が次第に違う姿を見せ始めるところにある。だから、何度読んでも楽しめる。磨き込まれたダイヤモンドのように硬質で、透き通っていて、闇を照らす光を秘めた作品。