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王子様系、ヒロイン系、そしてヤンキー当て馬な幼なじみ三人の青春ラブ!

学校の王子様系、ヒロイン系、そしてヤンキー当て馬な幼なじみ三人の焦れ焦れもだキュンラブが最高でした。

王子様系キャラの幼なじみ・ヒロの事をずっと恋愛的な意味で好きなナオ。

でも周囲は王子様なヒロの相手は同じくヒロイン系の幼なじみ・めいだと認知しててもっぱらの噂。

少女漫画なら横道なカップリングのヒロとめいにナオは自分は当て馬キャラだと自嘲していて気持ちを抑え込んでて…

でもヒロもナオに対してずっと重たい愛を抱いてて…そんな二人のもどかしく焦れったい青春ラブが最高に萌えました!

ナオは怖がりで諦めてるのに諦めきれてなくて僅かな期待を捨てきれず…そんな心境で作中ずっといっぱいいっぱいで余裕がなくて…

そんなナオをヒロはずっと待ってたのですがいよいよ放置できない状況まで至ってしまい攻勢に出て…そこからがもう凄かったです(笑)

逃げるナオに逃がさないヒロ…二人の恋模様は文化祭で最高潮となり決着を迎えます。

そこに至るまでに二人の気持ちの動きだったり変化がもうめちゃ萌えましたしジレジレしちゃって…

でもだからこそ最後は「やったー!」とガッツポーズでしたw

そしてもうひとりの幼なじみのめい。BL作品に出てくる女子の幼なじみでしかもヒロと噂される相手で立ち位置どうかな?と気になるかもしれませんが…

ぶっちゃけめいがいないとこのお話の根本、そして二人が成り立たないです(笑)

作中でも誰よりも二人の事が大好きで応援してるし時には背中を押してあげたりとナイスアシストが多々。

天真爛漫で天然っぽい彼女ですが実は彼女にも仄かにロマンスの気配…しかも意外な所から。

そんな素敵すぎる幼なじみ三人の関係が滅茶苦茶良かったです!

描き下ろしで恋人になってからの二人のイチャラブや初エッチもしっかり収録されているので最後まで大満足です!

エチシーンは焦らされた分最高でした!何よりヒロの吹っ切れ方が個人的にはツボでした。

また三人の続きのお話を読んでみたいなって思いました。

声優さんの演技力が光る!最高におすすめの一枚です!

Hiカロリー先生原作の「ドアの向こうにはロマンス」のドラマCDということで発売を楽しみに待っていました。

そして早速拝聴しましたがもう最高すぎて耳が幸せの極みでした。

ドアロマの世界、そしてかがみなが確かにそこにいました。

増田さん演じる加賀美がもうあまりにイメージと合っていて…加賀美の前半のクズ男っぽさや軽薄感も凄く再現されてました。

後半の南斗への想いを自覚してからの溺愛っぷりも最高に良かったですし増田さんの声と加賀美の顔や台詞が完全にリンクしてた様に思います。

市川さん演じる南斗もめちゃくちゃ良かった…彼のピュアで純朴な所や天然素材な所や可愛さが凄く再現されてました。

お二人の掛け合いを聴いて「かがみなが生きてる…喋ってる…」と思ってしまいました(笑)

勿論原作は履修しているので内容は把握していますが最初は音声だけで堪能して2回目は原作を読みながら聴いて楽しみました。

原作未読でも全然楽しめると思いますが出来れば原作読んでから聴かれる事をおススメします!単純に倍以上楽しめるのでw

本当に耳を幸せにしてくれる大満足な一枚でした!

CLINGY BABY 同人 コミック

Hiカロリー 

商業番外編ならではのイチャラブが最高!

「ドアの向こうにはロマンス」の商業番外編です。

本編未読でも滅茶苦茶楽しめる内容になっています。

…が!やっぱり先ずはドアロマ未読ならそちらを先に読むと100倍楽しめます!

かがみながどういうカプなのか、何より加賀美がどんな攻なのかを知った上で本作を読むとエモすぎて悶えます!

南斗は文句なしに最高の受なので言うことはないのですがここはポイントだと思っています。

タイトルの「CLINGY BABY」って意味にニヤニヤすること間違いなしですw

同人誌ならではの濃厚なイチャエロががっつり堪能できます!

それをHiカロリー先生の絵で楽しめるのだからもう文句なしです。

こういう同人誌の文化には本当に感謝だし大事にしたいですね。

とりあえずドアロマ、かがみなを目一杯堪能してください!

最高にラブいです!エモいです!エロいです!

原作の再現度も抜群!名声優さん達の演技力がキャラ個性を限界まで引き出してました

原作の再現度が凄く高くて、名声優さん達が各キャラの個性を抜群に引き出していました。

増田さんのはなちゃんがめっちゃオトコマエで渉の事大切で大好き、渉至上主義な感情が見事に表現されていました。

土岐さんの渉も本当に渉!って感じの演技力ではなちゃんの事大好きでわんこな年下彼氏な所が凄く表現されていました。

興津さんはもう声が色っぽい方だし流石の演技力で清にぃの百戦錬磨な所や弟過保護で見守り導く(ちょっとお節介w)なことろが凄く素敵に演じられていてめちゃニヤけちゃいましたw

野島さんの武にぃが凄かった!ある意味一番癖のあるキャラなのでその癖を含め再現度が素晴らしかったです。

小田切三兄弟+渉の絆や家族感が原作と遜色なく感じられました。

むしろこのドラマCDを聴いたことによって何度も読んだはずの自分の中の原作の解像度が上がった気さえしました。

このドラマCDを聴いたらまたはなちゃん読み返したくなりますw

原作知らなくても十分楽しめる作品と思いますが是非原作と合わせて聴かれることをオススメしたいです!

そして…武にぃのドラマCDも出してほしー!!!

奇跡のドMポリス爆誕!フェチと性癖の宝石箱でした

帯文句から「奇跡のドMポリス」と興味をそそられるワードが印象的な本作品ですがもう凄かったです(笑)

SM、体格差、ガチムチ受け、ポリスメン、豊満なドすけべボディとフェチ要素がそろい踏みで本当に最高でした。

作者のおまゆ先生の癖をこれでもか!と感じ取ることが出来ました。

攻めの九条君が結構ガンガンと受けの白石君の身体も感情も追い詰めて暴いていくんですが…

読んでいて痛い、辛い、悲しい、嫌悪といったマイナス感情はほとんど感じませんでしたw

白石君が九条君に捕まったのがある意味自業自得であり割とパワータイプなキャラ、そしてあの恵まれた屈強な身体。

それだけに打たれ強そうだし「ま、白石君なら大丈夫かw」と思っちゃいました。

そんな屈強な身体がどんどん開発されて快楽漬けになって豊満なドすけべボディに変わっていくのが堪らなくエモくてえろかったです(笑)

二人の関係は「恋人」とは少し違う答えに辿り着きましたが実質は恋人でしたね。

そこもまた彼ららしくてとても良かったです!

九条君もガンガン白石君を弄んで開発していくけど独占欲やそれ以上の感情もばっちり芽生えていて…

この様に最高にエモいキャラ達がエモいシュチュでえろい展開を繰り広げていく…

それが堪らなく萌え散らしました(笑)

ワンスタ…おすすめなので是非読んで新しい扉を開いて欲しいなと思いました。

不純な純真 コミック

式夏緒 

不純だけど余りに美しい純真と恋模様。

電子版は24日から先行配信されています。

紙を待ってる方は30日~なのでレビューネタバレご注意下さい。

『最終電車』の式夏緒先生の待望の新刊。

連載自体はかなり前から始まっていましたが先生の頑張りのおかげで遂にコミックスになりました!

そしてそんな本作ですがまさに『最高』のひとことです。

本当に全てが美しい…

絵、キャラデザが本当綺麗で美しい。

ストーリーの根幹、展開、そしてラストまでが美しい。

何より薫、敬の愛が美しすぎました。

俳優とマネージャーというカプなのでそもそも萌えは約束されてるかもしれません(笑)

ただ本当にキャラ自身にとても魅力があって薫の一途すぎる深くて強い愛が尊いです。

敬の為に、敬が全て、彼の行動理念は敬の為も言っても過言ではありません。

でもそうなるのも仕方ないと思いました(笑)

そして敬…彼は薫の才能を見出してて何とか自分の力で輝かせたい。

そんな所から始まりましたがその深層にある感情が愛で…それに気付くまでの描写も良かったです。

お互いを一番に思い、尊重してるからこそ齟齬が生じたり不穏な雰囲気も出たりするのですがラストは本当に良かったです。

不純な純真…そのタイトルの意味は割と前半で実感しました。

でも後半にかけて全てを読み終えると不純と言うには余りにも純粋で綺麗な愛だと思いました。

そういう意味でも二人の恋模様が滅茶苦茶良かったです!

各話にサブタイトルが付いてるのも良かったです(笑)

このお話は本気で続編欲しいです。

でもまずはこうして夏緒先生のコミックスが発売された事が何より嬉しいです。

少しでも気になる人は絶対にオススメなので読んで欲しいです。

オアイコ。 コミック

美山薫子 

表情描写が天才、きゅんが凄まじい…DK達の恋模様

人生イージーモードだけど抑圧した日々を送る清春と常にマクスで素顔を隠している図書委員ミズキのお話。

この対照的な二人の恋模様が堪らなくきゅんきゅんして良かったです!

主に攻めの清春視点で描かれているので清春に感情寄せがちに読んじゃうのですがそれがまた凄く良かったです。

清春は人生イージーモードで来てるんですが周りに協調してて抑圧した日々を送ってることに辟易してるところもあって…

そんな彼には将来結婚する?予定の彼女もいるのですが勿論そこに愛があるのではなくて本当に周りに敷かれたレールを歩いているようで…

そんな中であったミズキの事が気になって彼と関わっていくうちにどんどん惹かれていって…

その様子は沼の底へと一直線の様にずるずると落ちていくようでそこもまた読んでて最高に良かったですw

ミズキにも秘密があるのですがそんな二人がどんどん惹かれあって何時の間にかお互い好きになってて…

そんな様子が凄くて分かりやすくそして感情を寄せやすく描かれてて本当に最高に萌えました。

特に二人の表情の描写が最高すぎてそれをみてると、こう何か「ぶわぁっ」と感じるものがありました(笑)

それくらい印象的で心にひっかかる表情が結構沢山描かれてるのでそれらを見るだけでもこの一冊を手に取る価値はあると思います。

全体的なストーリーとしてDK達の焦れきゅんな恋模様なのですがそれがもう最高に萌えました。

可愛い!良い!もっと読みたい!って毎話毎話思いながら読めました。

具体的なストーリーや結末はやはりコミックスでしっかり味わってほしいなって思います。

そしてなによりこの作品の続編を願ってやみません!

是非とも続編を出してほしい…そんな素敵で最高な一冊でした。

虎に四目屋 コミック

水玉ミズ 

性癖要素満載…濃密アダルトな江戸BL

江戸時代、和風、性玩具屋、強気で不憫な健気受け、圧倒的イケメン攻め、褌(ここ重要)などフェチ要素満載のミズ先生衝撃のデビュー作です。

江戸時代の性玩具屋を舞台に店主・四目屋と虎の濃密アダルトラブなのですが何より目を引くのは先ずその圧倒的画力。

作品自体がすけべシーンがてんこ盛りでそれだけでもヤバいのですがまるで現代絵での春画でも見ているかの様です。

雑誌、コミックス共に修正具合も神レベルなんですよね(笑)

淫靡さと妖艶さ、そして江戸時代が舞台と言うことも相まって本当にすけべのクオリティがヤバいですね。

現実の江戸時代も今では考えられない程に性に奔放な時代でしたので余計にニヤニヤしながら読めました。

実際江戸の中期以降は男色文化は廃れていくのですが虎と四目屋の様な関係があったら面白いのになぁって思っちゃいました(笑)

この作品は一話一話本当にしっかりガッツリ描かれているのでページを捲るのがワクワクしました。

虎が不憫な子なので幸せになってくれとか思いながら読んでいたので結末は本当に大満足でした。

尚、終盤の二人の交合いはやばいどころの騒ぎではないくらいどすけべですのでうっかりパラ読みして昇天しないようにw

四目屋の肉体美がえげつないのでそちらも彼の褌姿と共にご堪能下さい。

描き下ろし、特典、小冊子もヤバいくらい濃密なので是非読み比べてみてください。

総じて眼福かつ大満足な濃密さが酷く魅力的な一冊だと思います。

悲恋、邂逅…壮絶な中華風ヒストリカル・ファンタジーBL

始まりからシリアスな展開で愛しい人との悲恋の別れ、そしてまさかの邂逅。

舞台は古代中華風の世界観で本当に息を呑むようなストーリー展開と目を奪われるキャラビジュの美しさ。

そして胸を打たれる切ない愛のお話で終始感情を攫われながら読める作品でした。

主人公の天陽が黒髪長髪のすんごい美人なのですが何となく未亡人の様な色気と言うか魅力も感じられて…

それは多分彼の境遇とストーリー的な影響が大きいのですがキャラビジュが本当に素敵です。

そして相手になる雨流、その身体を器とした欠月の存在。

ひとつの身体に宿る新しい感情が天陽とこの先の未来をどう占うのか…

読み初めはかなり悲恋の色が濃くて天陽は幸せになれるのか?

雨流、欠月は最後どうなってしまうのか?とかとてもハラハラしました。

ですが作者のみよしあやと先生がハピエンを目指してると仰って下さってるのでそれを信じていますw

でもハピエンになるとしても雨流と欠月の選択、そしてこのストーリーの中核でもある屍器はどうなるのか。

何より二人の人格がどうなるのか?天陽は何を選ぶのか?とか中々ラストの予想が難しくて妄想が無限大です。

それくらいこの先の展開や結末が楽しみで全力で追いかけたいと思える一冊でした。

アッキー編完結、そして本物の恋人へ

友瞬も気が付いたら4巻…カズハジの恋は確実に本物になっていきますね。

この巻では3巻で登場したアッキーとハジメの因縁に決着がつきました。

アッキーも背景に抱えたものがあって…友瞬はメインのカズハジもそうですが何かを抱えたキャラばかりでそんな彼ら彼女らの恋や友情や思惑が交錯したお話になっていますよね。

でもやっぱりアッキーって本当は可愛いやつなんですよ…今回は特にそれを感じさせるシーンも多くて。

一番グッとくるのはアッキーの泣き顔でしたね…心臓をぎゅっとつかまれたような感覚に陥りました。

そんな彼の恋は咲かせることはできなかったけどこの先何か救いがあることを切に願っています。

そしてアッキーとの騒動も乗り越えてお互いの気持ちを確かめ合ったカズハジが遂に「お試し」から「本物」の恋人になる…そんな4巻となっています。

でも今度はカズマの背景、つまり彼の過去や家族の話がどんどん表に出てきます。

カズハジにとって避けては通れない道でもあるのでこの辺りがこの先メインになっていくのでしょうか。

本物の恋人になるまでが友瞬の大きな目標の一つだったと思いますが彼らの背景、そして恋人になってからもまだまだ沢山の出来事がありそうです。

カズハジに決着がついても南雲さんやカナ、アッキーのお話もまだまだ描いて欲しい部分も沢山ですし5巻以降も本当に楽しみです。

そして今回は特典が本当に充実・満足度が高かったです。

友瞬はX(旧ツイッター)での連載なのでなかなかオトナなシーンは描けない事情もあるようで…

その分描き下ろしや特典にふんだんに詰め込んでくださってるのでやはり必見だと思います(笑)

あと、4巻では益々カズマのハジメへの独占欲と愛が色濃くなっていて表情がスゲーので沢山見て欲しいですw

南雲さんもキャラが更に立ってきてちょっと境地まで来てるかもしれませんw

そういった見どころや面白いところも沢山つまった一冊だったと思います。