ずーっと気になっていた作品でしたが、とっても人気なのでちょっと手を出すのを躊躇していました。
が、あまりにも面白い面白いと聞くので意を決して購入!
たしかに、今までで1番面白く明るい、ふざけた(褒めてる)オメガバースでした(笑)
2人が番になった(?)理由も馬鹿げていますが、とにかくセリフのセンスが絶妙で
面白いんですよね。
真っ直ぐで、実はおじさん臭い発言をする古池(攻)とフットボールアワー後藤のようなキレのあるツッコミができる鈴谷(受)のやり取りがテンポ良かったです!
個人的には最中におじさん臭い古池が最高です(笑)
顔に出ないけど、実は鈴谷のことが大好きで真っ直ぐな古池がとっても可愛くてかっこよかったです。
土下座のシーンはわたしもめっちゃキュンキュンしました。
続編も楽しみです!
購入前に少しレビューを見てから買ったのですが、レビューを読んだ感じすこーし重い要素やグロテスクな表現があるというイメージでした。
しかし、読んでみると表紙のイメージにピッタリな暖かく美しいお話でした!
線が多めな絵で読みにくさを感じることもありましたが、それがまた繊細な雰囲気にあっていて良かったです。
身体に花が生える病気を改善するために体の関係を提案する茅と
茅が好きだからどうにか助けたい千陽が
お互いの気持ちが明かされるまではすれ違ったりするのですが
病院に対しての考え、お互いを思う気持ち
主に茅が色々変化していき最後はとても暖かいストーリーでした。
流血シーンや病気が命に関わることなど
少し重い要素はありますが
茅の飄々とした性格と、サブキャラの明るさであまり気にならなかったです。
受けの茅はちょっとぶっ飛んだ考えをする所があり、いつもふわっとした雰囲気で飄々としているのですが、チャラいとか軽いイメージはなく
とてもいい子だなぁという印象。
エッチの時はナチュラルに煽ってくるタイプですね(笑)
とっても色っぽくて可愛かったです。
そして、攻めの千陽!
彼がとーっても一途で心優しく、暖かい人なのが刺さりました!
茅が助けを求めたのが千陽でなければ、きっと茅の心も病気も救われることは無かっただろうと思います。
茅に流されがちかと思いきや、芯があり大事な所はしっかり否定できる男です!!
普段はピュアで素直で大型犬のような可愛らしさがあります(◜ᴗ◝ )
エッチのシーンはとにかく茅が色っぽくて綺麗で可愛くて、そりゃ千陽も我慢できないよね……
ストーリー、エロさ共に程よくて読みやすいと思います。
結局は 愛 なんだなあって思う最後でした。
BL漫画を読んでいて初めてガチ泣きしました。
普段は感動はすれど、漫画で涙を流したことはなかったのですがこの作品を読んで初めて泣きました。
桜田先輩改造計画がドエロくて面白かったので作家書いしようと思い探していたところ『ラムスプリンガの情景』の表紙がとても綺麗だったのでギャップに驚き購入しました。
ここまで作風が違うのにどちらも面白くて感動しました!!先生の振り幅に驚きます。
80年代アメリカのちょっと田舎での話です。
吾妻先生の絵柄が今どき!キラキラ!少女漫画!って感じの絵では無いのが尚更ハマっていてとても世界観があり、入り込むことができました。
読み終わった後は超名作洋画を見た後のようななんとも言えない余韻に満たされ、しばらく何も手につきませんでした。
キャラ的には人懐っこい大柄ワンコ×美人年上ダンサー
という感じで
攻めのテオは俗世を知らない純粋でまっすぐな少年のようでありながら、滲み出る雄感……
受けのオズは色気のある美しいダンサーで、過去のことに悩みながら夢を諦めかけた儚さがあります。
2人が愛し合うシーンはとても美しく、描写はさすが吾妻先生!というエロさでした。
素晴らしすぎて語彙力がなくなるとはまさにこの事……。
今後も作家買いしようと決意しました。
ちょっと切ない系、ストーリーしっかり、特徴のある絵柄
が苦手で無ければ問答無用でオススメしたい作品です!