初見の作家さんでした。
表紙絵に劣らず、本文も1コマ1コマ丁寧に描かれています。
特に愁一郎の所作に惚れ惚れしてしまいましたv
とにかく、表紙買いしても損はしない作家さんだと思います。
ストーリーは、年の差カプ(しかも年上攻め)における醍醐味
(攻めのモラルと欲の間の葛藤や、普段攻めの気持ちが読めなくて悩む受けなどv)
がいい具合に盛り込まれていて、個人的には大満足でした!
ただ、序盤は佑士の若さ故の自分本位(?)な行動に、「いやいやそういうわけにはいかないんだよ^^;」と若干もやっとしてしまいましたが、高校生ってそんなもんだよな…って思える程度です(笑
それに後半は岐多島の余計な言葉のおかげで、佑士も成長し、愁一郎も考えを伝えるようになって、2人が向き合えるようになったので良かったです。
この2人のその後のラブラブな続編を(今作でも十分ラブラブですがw)是非読みたいです!
出来れば、佑士が20歳過ぎて抑えが効かなくなった愁一郎が起こす修羅場が見たいです…v
クールな年上攻めと、攻め大好きな受けという年の差カプ好きさんには是非おすすめします!
4年前の作品なのですが、それに気付かないくらい絵が綺麗でした。
登場人物全てが美形でそれだけでも楽しめます。
お話もメインは遊び人だけど攻めに一途な年下攻め×男前受けの王道で読みやすかったです。
ただ、全体的に小宮以外のキャラを好きになれませんでした(^^;
カニのくだりとかは料理人としてどうなの?って感じで森永に軽くひいちゃいましたし、
花野も番外編の序盤で思い込みで突っ走ってる感じがなんとなくう~ん、て感じで…
宇佐美は小宮に惹かれていく過程の態度とかがいまいち感情移入できず…
ですので、中立評価にしました。
しかしキャラ云々は個人的な好みだと思いますので、
綺麗な絵柄と王道なストーリーは読みやすいと思います。