MODS、ビフォナイと呼んできて、ナツメカズキ先生の世界観が大好きになりました。
今回の「バイ・マイ・サイド」も、大好きな雑誌であるCheri+に掲載と知ったときは、とてもとても嬉しく、単行本派の私にしては珍しく、第1話掲載号を買いました。
早くまとめて読みたいとはやる気持ちでいっぱいで、掲載告知が出るたびにワクワクして仕方ありませんでした。
しかし、何故かCheri+で完結する前に掲載は終わり、東京漫画社さんに移っての発売に。
この件について、先生も、出版社さんも、誰も理由を教えてはくれませんでした。
Cheri+で何か嫌なことがあったんだろうか?ひどいことをされて、それで移籍したんだろうか?など、本当に色々考えてしまって、正直なところ、Cheri+に対する不信感が拭えなくなってしまいました。
一読者としてのただの我が儘ですが、ちゃんと移籍の理由を教えて欲しかった。
大好きな雑誌が、作家を虐げたのかもしれないと思うと、気が変になりそうです。
それに、もしCheri+になんの落ち度もなかったら?とも考えてしまいます。(そんなことはきっとないんでしょうが、何も分からないので色々考えすぎてしまいます)
そういうマイナスな気持ちを抱えたまま読んだためか、なんだか全然気持ちが入りませんでした。
しかし、冷静に振り返っても、お話も正直今までの先生の中では、オチの付け方以外は凄くよくあるお話で…
お花屋さんという設定自体はとても可愛いですが、右山の感情表現が乏しい且つ、女々しすぎるような気もします。
金子さんも、ほとんど意味のない(絶対に報われないと最初からわかる)当て馬で、なんだか見ていて悲しかった。
第1話の時点では凄くワクワクしていたのですが、ほとんどが予想の範囲内であったことも含め、残念でした。
今後も先生のことは応援していきますが、今回の件については納得いっていません。
確かな説明があることを祈っています。