この作品を読ませていただきました
講談社文庫から来ましたが、ノベルス版の夏休みを読まないと私は心の整理が出来ませんでした
ここから感想です!
夏休みの内容は切ないけれども、安心して読めました それでも、やっぱり号泣ものです
2人はゲイのカップルでどう頑張っても子供は出来ないし どうしてもそういう社会の何かがあるけれど、2人で愛し合っていくことは幸せで何かが必ず残るんだなあと思いました。
ここからはネタバレなのですが、
堂野のラストシーン「一緒に死にたかった」というシーンが辛かったです。尚が父さんが可哀想だと言って、堂野に2週間寄り添ってあげたのがなんというか言葉に言い表せないほどジーンときました
初めてBL本で泣きました。
読み終わったあとはああこの2人を見届けられた幸せに包まれました。けれど、1日おくともうこの2人は見れないんだなと思うと切なすぎました。
喜多川と堂野が幸せに暮らしたことだけでも満足です(泣
もうこの話が新しく世の中に出ないだろうと思うともったいない気持ちでいっぱいです。
いつか美しいことも含めて、木原音瀬先生の番外編をまとめてくださいと深く思いました。
木原音瀬先生ありがとうございました