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ぜひ公式特典CDと原作を見比べながら読んでいただきたいです

原作既読です。


他作品での熊谷さんの演技に惹かれキャスト買いしました。受け役は今作含めまだ2度目ですが、上達率が凄まじいです!!もちろんはじめての受けの際もはじめてでこんなにも上手いのか!と驚かされましたが、今後への期待が高まるばかりです。


熊谷さんが演じられた流華は「タチ中のタチ」といわれるほどの美形ナンバーワンホスト。ナンバーワンホストの声とは…と悩まれていたようでしたが、お客さんへの口説き文句は色気たっぷり、でも爽やかさを感じる絶妙なバランスのトーンで演じられていました。一方でレオを含め仕事仲間との会話では、流華の努力家なところが垣間見えるような芯の通った声で表現されていて、流華の様々な面が声だけで伝わってきました。


濡れ場のシーンも1トラックに1度はあります。レオ役の江口さんもインタビューなどで仰られていましたが、どのターンでも「オレが抱く側だ!」と言いつつもネコ側に回ってしまう流華さんがとってもかわいい


そしてこの点について言及するためにこの感想を綴っていると言っても過言ではないのですが、濡れ場シーンでの熊谷さんの細かな表現が光っています。
前述したように流華は本来はタチですから喘ぎも可愛らしいというよりかは、ついでてしまった声という感じで、お腹の奥を突かれているような声がリアル。
そしてなによりも驚いたのがフィフスアベニュー特典CDです!!原作で唯一 流華の喘ぎにハートマークがつく箇所があるのですが、そこのシーンの流華は本当に特に余裕がなくトロトロになっていて、ハートマークがない箇所の喘ぎ方とは明らかに異なっていました。
たった1つの記号があるかないかをここまでも表現されていて賞賛の念を禁じ得ません。

どのキャストさんもぴったりで大満足です

原作既読のうえ聞きました。

主役のお二人はもちろん、シナリオ、脇を固めるキャストの方々、音楽…どれも素晴らしかったです。


アラブ、奴隷、調教…というワードや「媚薬のような精液」を持つ攻め、ここから連想されるようなザ・アラブ系の作品という風に誤解されて欲しくはありません。生まれた国・身分や人の上に立ち率いる者とは何か、など深い内容が含まれているように感じました。



キャストの方々みなさん素晴らしかったのですが、中でも特に黒鷲役の熊谷健太郎さんの演技がとても良かったと思います。アルキルに対し、精神的に屈しない様子から、心を開き信頼していく過程を声の高さは変えずとも優しさ・慈悲深さを加えて表現されているところに舌を巻きました。 収録レポートやキャストトークからも、とても真摯に丁寧に役に向き合ってくださっていたのが伝わります。


アルキル役の佐藤さんも、好みの男を手に入れたい、しかし今までのように落とせない…という焦燥感や、自分は相手のそばにいていい存在ではないと自覚しつつも好きだという気持ちが溢れてしまう様子をとても巧みに表現されていました。最初は少し嫌味な男なのですが、本編の終盤や特典CDのアルキルはまるで大型犬のようです。



濡れ場のシーンは1トラックにつき最低でも1回、本編全体で計6回。番外編や特典でも1回ずつあります。(何はともあれ本当にお疲れ様でした。)

黒鷲はいわゆる"低音喘ぎ"&"強気受け"にカテゴライズされるのでしょうか。活きのいい受けです。
これらのシーンにおいても、物語の序盤〜終盤にかけて声にだんだんと甘さが増しているようすを感じ取れます。
また、熊谷さんは喘ぎ声が女の子にならぬよう"雄の受け"というところに注力されていたようで、本当にBLCDでの受け役は初めてなのだろうか?と思わずにはいられないほどお上手で、甘くなりつつも決して女っぽくならない絶妙なラインでした。息を用いた表現が上手いなぁと思います。今後受け役としての彼の出演作が増えていくことを期待せずにはいられません。


シナリオとしても、伏線に関わらない部分が少しカットされている程度でほぼ原作のまま。黒鷲とトールやイングルという友人・奴隷との信頼関係にもきちんとスポットが当てられています。


クライマックスシーンでのBGMも決して大仰ではなく、そっと支えながらも感情を揺さぶる素敵な音で、SEもきちんとアラブの雰囲気や建物の造り・ベッドの質感が伝わってきます。


キャストトークでは、キャストの方々のキャラクターへの対峙の仕方や、和気藹々とした雰囲気がうかがえて大変楽しめました。
作品としても雨夜の月、2と続編が出ているのでそちらもぜひ音声化していただきたく思います!素敵な作品をありがとうございました。