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女性kaya。さん

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No Title

元シングルファザーのΩ・里見と大企業の御曹司α・神門の
番になったその後が描かれた続編です。

本作では前作から数年が経過しており、
里見と神門の間に次男の幸哉が誕生しております。

子供二人とスパダリ夫に恵まれ、前作の不憫さとはうってかわって
幸せそうな里見に多幸感が溢れておりました♪

今作ではそんな二人の仲に割って入る当て馬が登場します。
里見が育休中に入ってきたαで新人の金成。
爽やかで仕事もできて優秀な後輩ですが、何やら裏があるようで…。

この場合、金成が里見に横恋慕するというのが王道的展開では
あるのだろうけれど、ふとした瞬間に見せる里見に対する
金成の表情や態度がやけに冷ややかでそれも違うとわかります。
では、金成はどうして里見にくっついているのか…彼の目的とは?


実は金成の狙いは里見、ではなく、神門の方でした。
うん、なんか神門に対する態度に違和感はありはしていたけれど、
いや、そっちかよー!

幼少期の家庭環境が原因で完璧な人間に惹かれやすい金成は
αで次期社長でもある神門に密かに想いを寄せていたのでした。

そのために里見の存在が邪魔で、二人の仲を引き裂くために
里見に接近して神門の嫉妬心を煽ったり、里見への不信感を抱かせたり、
陰謀を巡らせます。

ただ、里見も神門も誰に想いを寄せられようと、
互いのことしか眼中にないので嫉妬しても結果的に二人の愛情が
さらに深まるだけなのでした。
寧ろ、二人がイチャつくためのスパイスにされていた金成(笑

嫉妬からのプチ喧嘩という雨が降った後がっつり地固まった二人。
いっそう夫婦愛も深まって幸せいっぱい、と思いきや、
子供同士の不穏なやりとりで終えてしまいました。
え、これ続くの…?
里見と神門の間に幸哉という次男が生まれたことで、
義理の親子問題は避けられないことだと思っていたけれど…
幸多が可哀想すぎる。
子供って悪気なく思ったこと何でも口にしちゃうから本当に残酷です。
神門と里見がどう向き合ってゆくのか、次巻の展開も気になります!

No Title

DV夫と離婚して一人で子育てをするΩの里見はある日、
道端で風俗店の求人票を見つめているところを
怪しげな男に声をかけられますが…。

なんとその男・神門は大企業の跡継ぎでした。
神門のすすめで職場を紹介され、救われた里見。

そして、数年後、海外転勤から帰国した神門と再会を果たします。

大企業の御曹司な神門ですが、その恵まれた経歴とは裏腹に
ギャンブル好きの遅刻魔という残念ギャップ。
元旦那はDVクズ男で、神門はギャンブル好きのマイペース男…
とことん男運に恵まれない里見が不憫にも思えましたが、
読み進めていくとじわじわと醸し出される神門の包容力に
最初のイメージがスパダリへと上書きされてゆきました。

里見と元夫の息子でもある幸多に対しても可愛がってくれて、
里見の子育てを進んで手伝ってくれる神門に未来のイクメン像が
垣間見えました。

はじめこそ本能的に里見の匂いに引き寄せられ、
お見合いを断るための偽装お付き合いでしかなかったけれど、
一緒に暮らしてゆくうちに芽生え始める執着や甘やかしっぷりに
愛情が感じられてゆきました。

途中里見の元夫が登場するものの、あまりのクズぶりに
どうしてこの男と結婚してしまったのか…と
怖いもの見たさで二人の馴れ初めが気になってしまいました。
里見にちょっかいをかけようとするものの、
神門の根回しによって最後はちゃんと警察に逮捕されてくれて安心しました。

描き下ろしでは二人の間に生まれた次男も見れて幸せいっぱいでした♪

わんこが繋いだ恋

過去トラウマから人間不信気味なペットシッタ―の環は
依頼を受けて楽曲制作者の百田の元を訪れるも
彼のペットに対する無責任な言動に叱りつけてしまいます。
けれど、環の予想に反して百田から懐かれてしまい…。

第一印象は大きな図体で無愛想だったのに、心を開いた相手には
人懐こく素直な百田のギャップに思わずキュンとしてしまいました。
見た目は遊んでいそうなのに、恋に一途という意外性も萌えどころでした。

対する環も人間不信で頑なな性格と思いきや、
まっすぐに好意を向けてくる百田に対してはあっさり心を許し、
予想外に絆されるのが早く、チョロかった…!

過去のトラウマで家から出られなくなった百田と、
人を信じることができなくなってしまった環、
それぞれに傷を抱えている二人ですが、
互いの存在に救われてゆく過程がよかったです。

そして、二人の恋のキューッピドでもある
百田の飼い犬“うに”が無条件に可愛くて癒されました♪

ギャップ萌えの塊

笑って、えろかわで、きゅんとして、
これぞ瀬戸うみこ先生の真骨頂といっても過言ではなありません!!

SEの菊池の同期の安藤さんは普段は無表情でシゴデキでロボットみたいなのに、お酒に酔うと泣き虫の甘えん坊になって人格崩壊しちゃいます。

そんな安藤さんのギャップがかわいすぎてもう無理!!
最初こそお酒の勢いみたいに始まってしまった関係ですが、
安藤さんの素顔が見えてくるほどにそのギャップにハマっていっちゃうこと間違いなし♪

無表情の下では実は毎日の菊池との交流を楽しみにしていてたり、一途に想いを抱えていたりと表情豊かな素顔が可愛すぎました。

そして、いつもはエロなんか興味ありませんみたいな堅物なのに、酔った時のエロギャップも凄まじいのです。
あざとく誘惑してくるわ、甘えてくるわ、ぐずくずに蕩けちゃうわでエッチすぎる…!!
酔っている間の記憶がないから録画してくれって発想も斬新すぎて笑いました。

でも、こんなにも乱れておいて翌日何も覚えてないって逆にすごくない?
菊池が心配しすぎて束縛彼氏みたいになってしまうのも共感しかありませんでした。

色々とすれ違ったりしつつ、最後は無事恋が実ってバカップルと化す二人ですが、これってここでおしまいなのでしょうか?
ナンバリングはされてないけれど…恋人編も読みたいなぁ♪

NTRはNTRでも

NTRと聞いて興味を惹かれることはあまりない。
ストーリーにもよるけれど、基本浮気設定になることが多いのだろうし、
誰かが幸せになる代わりに誰かが悲しむのもな〜と。

ただ、本作においてはNTRもアリかも。
むしろ、早く寝取られてしまえとすら思えてしまう。


大学生の真琴には恋人がいるのだけれど、
近頃その恋人・亮平がそっけなく…というはじまり。

亮平の友人である先輩の優季に相談しようとするも、
ある飲み会の夜に優季から触れられます。

真琴がどんなに尽くそうと冷たい亮平と、
恋人でもないのにいつも優しく見守ってくれる優季。
そんなの優季の方がいいに決まってるのです。

徐々にエスカレートしてゆく優季との触れ合いに罪悪感を覚えながらも
心も体も流されてゆく真琴。

最後の一線はまだ越えてないけれど、
もういっそ快楽のままに流されてしまえばと思えてしまいます。

次巻に続きますが、亮平の攻めザマァ顔が楽しみです!

40代の純愛

石田と木村の出会いは大学時代で、
それから20年の付き合い。
現在は受け攻め共に40代となった2人。

お付き合いは今も続いているけれど、
一般的な恋人のような関係性とは少々異なり、
「月に一度だけの温泉旅行」をする秘密の関係。

このルールを固く守り、日常ではお酒を飲みに行ったり、
互いの家に行くどころか、メールも電話もなしの徹底ぶり。
それって恋人っていえるの?
大人の距離感?
それにしても恋人というにはドライすぎやしない?と思いきや、
いざ読みすすめてみると、めちゃくちゃ甘いのですこれが!!
40代のおじさんが月1の逢瀬に焦がれてそのために日々を励み、
会えたらすごく嬉しそうにしてんの可愛すぎん??

出会って20年経っても2人の恋心はちっとも色褪せることなく、
むしろ会う度に好き度も増してるように見えるんです。

ただ、あまあまだけにこんなに相思相愛なのに
どうしてこんな付かず離れずな付き合い方なんだろう?と疑問が。
それはおそらくクローゼットゲイである木村のため。
一方の石田はそれほど周囲を気にしている様子はないので、
2人の関係が今後どうなってゆくのかもきっと木村の気持ち次第なんだろうな。

いつ切れてもいいようにというのが木村の言い分ですが、20年これで続いてるならもういい加減覚悟を決めてもいいと思うのですがね。
つかの間のおうちデートもすごく幸せそうだったし、
もう一緒に住んでしまえばいいのにとおもわないでもない。

結局のところ、2人の関係が20年も続いてきたのは
双方の気持ちが変わらなかったのもあるだろうけど、
石田の器の大きさもあるんだろうなと思います。

恋人がいることを周囲に言えず、逢瀬も月1のみ、
しかも温泉旅行先限定ってなかなかの制約。
石田が常識にとらわれずおおらかな性格で、
木村も温泉も大好きというのもあるのでしょうけれど、
それにしたってそれなりに我慢は強いてると思うのです。
だから、そんな我慢をしてでも木村との関係を続けたかったってことで、
今も昔もベタ惚れなんですよね。
なんたって200回を超えた温泉旅行の回数を毎回記念日みたいにカウントし、
旅行後は思い出を噛み締めるように細やかに記録してるのですから。
石田が木村を大好きすぎて見てるこちらが恥ずかしくなっちゃう。
いや、ニヤけちゃう!


まだ続くとのことですが、次巻も2人のほのぼの&あまあま旅行記なのかな?
それとも恋人としての関係に変化が?
今でも温泉に入って美味しいご飯食べて、エッチして、
十分すぎるくらい幸せそうな二人ですが、
ふと2人のこの先を見てみたい気持ちもあって、
何かしらの進展?があるとより嬉しいなぁと
ちょっと期待しております。

不憫で淫乱で、ちょっと破天荒

会社員の大和は出会いを求めて訪れたゲイバーで
美しく、どこか世間離れした蒼葉と出会います。

初対面で「お前のち●こに惚れた」とホテルに連れ込まれ、
流されるままに一夜を共にすることに。

翌朝、蒼葉と別れた大和ですが、
彼のことが忘れられずもう一度会いたいと思っていたところ、
一月後、仕事で訪れた離島で偶然再会を果たします。

今度こそ、蒼葉を手放したくないと気持ちを伝え、
離島に留まる間の3か月間、お試し恋人として付き合うことに。

それからも暇さえあればセックスを求めてくる蒼葉。
恋人として蒼葉に誠実であろうとする大和ですが、
気持ちの繋がりを重視する彼と身体の繋がりを重視する蒼葉とで
いまいちすれ違っているように感じられるのがもどかしい。

大和に対して好意的であることはわかるのに、
年齢にしてはどこか幼げで相手の深い部分までは踏み入ろうとせず、
一線を引いているように見えてしまう蒼葉。
彼がセックス依存のようになっているのにも何か理由が…?

後半で蒼葉の過去が明かされることで理由は判明しますが、
想像していたよりも遥かに重かった…。
何ともないように振舞っている蒼葉ですが、
当時の彼を思い返すと不憫でなりません。

性虐待や近親相姦(義理ではありますが)など、地雷のある方はご注意を。

過去の傷は未だに癒えることなく、蒼葉を苦しめていたのでした。
けれど、誰もその傷には気付かずに、興味を抱くのは蒼葉の外見や身体ばかり。
それゆえに刹那的な交わりを繰り返してきた蒼葉でしたが、
そんな彼の内面に初めて踏み込んできたのが大和でした。

蒼葉のことを知りたがり、蒼葉を一人の人間として大切にしてくれた大和。
一度は大和を拒んだ蒼葉でしたが、
そんな彼だからこそ切り捨てることはできませんでした。

どんなにひどい態度をとっても、それでも自分を見捨てずに
向き合い続けてくれた大和の救いの手をとった蒼葉。

蒼葉の破天荒な姿をみようが、突き放されようが、
蒼葉を一途に想い続けた大和の優しさが沁み渡ります。
これまでの人生、辛いことばかりだった蒼葉ですが、
最後の最後は大和に出会えて、本当によかった。

今も蒼葉の深い傷は消えないけれど、
それでも離れることができなかった島を出て、
大和と前を向き歩みだすラストは余韻を残します。


読み終えてふと思い浮かんだのが蒼葉の義父のことでした。
蒼葉の人生を狂わせた元凶でもある義父ですが、
結局奴に鉄槌が下される描写はなく、それだけが心残りでした。
もしかして、もうとっくにどこかで野垂れ死んでいるとか?
和解も許しもなくていいけれど、願わくば奴に罰が当たり、
自分が蒼葉にしたことを悔やんでいてくれればいいなと思います。

春霞に染まる コミック

相田史 

恋に救われて

恋人から裏切られて吹っ切れないままに過ごしてきた男が
突然現れた年下ワンコに救われてゆくお話。

ストーリーはそんなわかりやすい説明ができてしまう王道なのですが、
言葉少なな登場人物たちの表情や選び抜かれた単語の一つ一つまで、
丁寧で繊細な印象を受けました。

物語の舞台は地方都市。
美大生の佐良は休学をきっかけに地元に戻ってきますが、
そこで古本屋の店主の直江に一目惚れします。

大学では染色を専攻していた佐良は彼のために着物を染めたいと思い、
直江の元に自分の染めた着物を着てくれるよう頼み込みに行きますが
すげなくあしらわれてしまいます。

それでも諦めずに直江の元へ通い続けるうち、
言葉を交わすようになり、彼の選んだ本を読むようになり、
少しずつ距離を縮めてゆきます。

けれど、一線は引いたまま。

そんなある日、直江がいつも着ている着物が
過去の恋人から贈られたものだと知ります。
そして、その恋人が直江を裏切ったことも。

どこか昏い影を纏う直江とは裏腹に
何度断られようと、そっけなくされようと、
古書店に通い、直江に言葉をかけ続けた佐良の一途さが眩しい。

はっきりと言葉で語られることはなかったけれど、
同性愛者である直江の過去は虐げられ、拒絶され、
極めつけは恋人にも裏切られ、幸せとは言い難いものでした。

だからこそ、太陽みたいに明るく、優しい佐良は
そんな直江を幸せにするためにやってきてくたのでは、と思えてなりません。

最後は佐良の染めた着物を纏い、静かに微笑む直江が幸せそうで
なんだか涙が出そうになりました。
二人がこの先も何度も一緒に桜を見ることができますように。


あと、余談ですが、無精ひげを蓄えているせいか、
直江って結構おじさんなのかなぁと思っていたら、
あとがきで二人の年齢差が6歳程度と知ってちょっと意外でした。


エロは直接的な描写はなく、しっとり匂わせるのみに留まっております。
作風的にも濃厚なエロとかは馴染まない気もしますし、
直江のそこはかとなく漂う艶色だけでもう十分。

ヤリチン、陥落

高校生の早乙女晴は自他ともに認める陽キャでヤリチン。
順風満帆なヤリチンライフを送る早乙女でしたが、
ある日、クラスメイトの黒凪をからかったことでイカされてしまい…。

イキったヤリチンがいざ押し倒されると
めちゃくちゃ快楽に弱いというギャップがツボでした///
普段はヤリチンを公言しているくせにあまりにチョロすぎる…!

そんなきっかけからセフレ関係になってゆく二人でしたが、
読み進めてゆくと黒凪が早乙女に抱えている複雑な感情も明かされてゆきます。

性に奔放な早乙女彼を嫌っていたのかと思いきや、
実は以前から早乙女のことを意識していて好意と嫌悪の間で葛藤していたとは…。

そして、何ものにも興味を抱いてなさそうな黒凪ですが、
恋愛に対しては誠実で好きになったら超一途という純愛ぶりに
胸を鷲掴みにされてしまいました。
ちょっと愛が重めなのもまた良いのです…。

早乙女が奔放になってしまったことにもちゃんと理由があり、
そのトラウマが黒凪との恋愛によって解消されてゆくのもよかったです。
正反対と見せかけて、蓋を開けてみれば二人とも一途同士で相性バッチリでした。

ラストでは恋人同士になってもう互いのことしか眼中になくなり、
女子に嫉妬までしてしまう早乙女などあまあまな二人が見れて満腹でした♪

身体の関係から始まり、エロはかなり多めですが、
最終的には一途&あまあまです。

絆し絆され愛愛愛

え、「●●しないと出られない部屋」ってよく見かけるけれど、
これってそのまんまの意味でいいの?
監禁ものってこと?
どちらかというと可愛らしい表紙に反してダーク系?と
初っ端タイトルで食いついてしまいました。

結果からいうと、かなりゆる~い系の同居(監視付き)ものでした。
大学生の小鳥遊は父親のせいで多額の借金を背負い、
監視のためにヤクザの開と同居生活を送ることに。

我が物顔で住みつかれるわ、盗撮されるわで
ノンデリ&プライベート皆無な開との生活にうんざりな小鳥遊でしたが、
どこかヤクザらしくない開との同居生活に次第に居心地の良さを
覚えてゆくようになり…。

対する開も最初は債務者の息子で好奇心の対象でしかなかったのに、
利用してやろうと小鳥遊のために料理をしたり、一緒のベッドで眠ったり、
生活を共にしてゆくと…絆してやるはずが逆に情に絆されてしまうのでした。

周りから見れば小鳥遊を特別に想っていることは一目瞭然なのに、
母親に捨てられた過去や義父への恩義のために自分の気持ちに無自覚で
小鳥遊と生きるための一歩を踏み出せない開がもどかしかったです。

そんな開を籠の中から解放してくれたのは義父ではなく、小鳥遊でした。
部屋に閉じ込められていたのは小鳥遊ではなく、本当は開の方だったのですね。

開にしても小鳥遊にしても恋愛に関しては消極的なタイプだったので、
先に一歩を踏み出すのが小鳥遊というのがちょっと意外でした。
けれど、覚悟を決めた小鳥遊は男前で、
受けだけど開を部屋から連れ出すその様は
さながらお姫様を救い出してくれる王子様のようでした。

一見コミカルなタイトルだけれど、
彼らが部屋から出られない理由は意外にも重みがあって、
その軽さとシリアスさのバランスが絶妙でタイトルの秀逸さに唸りました。

ラストでは思ったよりも甘やかで案外バカップルになっている
開と小鳥遊にニヤニヤさせていただきました♪