こちらドラマCDを興津和幸さんがやられているということでそれを買う前に原作を知ろうと、上下購入させていただきました。今までにない気持ちを感じたのでこちらで書かせていただきます。
一言で言えば好みではありません。しかし、賛否両論ある作品だと私も思います。
私は、はらだ先生の作品は今回初めて手にしました。そのせいもあってか、ハピエン厨の私にはここまでの結末を受け入れる免疫がなく、ただただ え?は?笑吉幸せになれないじゃん という気持ちだけが募りました。
私は常に受けには幸せになってもらいたいという願望だけで生きています。それなのに今回、痛めつけられたり、傷つけられたり、誰かの迷惑になったりしてしまっている笑吉を見ているのが辛く苦しく、本当に本を閉じたいと何度も思いました。それでも次こそちゃんと幸せなれる という期待を胸に読み進めましたが最後まで怖いだけで終わり、後味が悪かったです。その結果、ずっとずっとこの作品が脳裏に焼き付いています。それが、はらだ先生の力だと思うので、そういう意味では神の評価だと思います。
先程も書いた通り私がハピエン厨のため、今回は辛辣な言葉を並べさせて頂きましたが、このような作品が好きという方は多くいるだろうとも感じました。そして、受けが泣いているのが好きなどという方には私からも是非オススメしたいです。
その代わり私のような、受け幸せ1番。ドラマCDのCVから〜。とかそんな甘い気持ちで読むと後悔するのは自分の方だと思うので、気をつけてください。
ある意味続編が気になるので上下で終わっていますが、幸せな2人を描いてもらえたらめちゃくちゃに嬉しいなと思います。
ここまでありがとうございました。