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女性ミスTyさん

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オトメン臭が漂う

 レビューするのにちょっと勇気がいる表紙とタイトル&内容ですがせっかく読んだので…エルフ&ゴブリン&オークとファンタジー住人勢揃いなのも含め、オークを犯すと言う珍しい設定的にも面白そうだったので購入。

 タイトル通りのエロメインでやっている事もえげつない、それは良いんだ、そういう本だと解っている上で読みたくて購入したので。
 むしろ前半は思ったよりストーリーがあって、エルフのジャンディル(攻)とゴブリンのビンビン(リバ)の友情を感じさせるやり取りも良かったです、二人はそれぞれオーク、人間とのハーフという凝った設定でもあります。

 ところがエロが始まると、あらすじなどからは解らない部分が苦手でした、まずジャンディルがイメージと違い過ぎた。
 復讐なのでもっと冷淡に犯す姿を期待したのですが、欲情するオーク(受)を見て、Hを始める前からジャンディルはドキドキした表情で「色っぽくないか?」って…早過ぎるし乙女過ぎる、復讐心どこいった?

 その後も予想外に余裕が無く攻め喘ぎ多め、まるで受けのようなとろけた表情を見せたりハート目になったり…オークの小さいアレやその事を気にする様子に「可愛い」ってきゅんきゅんしている。
 オークもダメとかヤダとか乙女っぽい、ビンビンは一番年上だからか落ち着いていて好感でしたが。
 結局はオトメンだらけの甘エロBLに落ち着いた印象、このタイトルと表紙、あらすじからこれは求めていなかった!(-_-;)

 面白いモノが見られるのは確かです、あらすじの「レ〇プからの逆レ〇プ」はオーク視点で、ジャンディルに後ろを犯されビンビンに前にまたがられるの意味だったんですね。
 ジャンディルはオーク×エルフのハーフで怪力なのでビンビンごとオークを抱え、終盤は二人でオークに二輪挿し、やっと聞き出したオークの本名は言い渋るのも理解出来るザコネーム、そして最後はみんなで楽しく!

 個人創作向けレーベルだと思いますので、何を描いても自由だと思いますし好きな方もたくさん居るでしょう、ただ私個人としては求めていたものと違って合わなかったな、と言う感想でした。
 巻末のキャラ設定ページで171㎝ミディアムマッチョ×200㎝ガチムチカップルの見た目体格差が、どれくらいか解りやすかったのは良い収穫でした。

熱い表紙に反し夢見る乙女向けストーリー

 「地下格闘大会」に「筋肉イケメン」のクセ強ダブルパンチを含む激長タイトルに惹かれ、イラストも良さそうなのでDLしましたが私には合いませんでした(-_-;)…よって以下の感想は辛辣なものとなっておりますのでそれでも良い方のみお進み下さい↓

 主人公ホクト(受)は亡くなった両親が抱えた借金を返済する日々、そんなホクトに顔も知らない海外の親戚を名乗るヤマトという人物が、お金を支援し続けている。

 借金返済の為に地下格闘大会に向かうホクトを止めようとするバーテンダー、大会で戦う無敗の王者、そして親戚を名乗るヤマト…結局は全部同一人物(攻)、そこまでホクトを想い助けようとするのに深い理由があるのかと思いきやそうでもなく。

 ヤマトは居酒屋の店員として頑張っているホクトをたまたま見かけ、庇護欲を掻き立てられ好きになったんだとか。
 このきっかけに二人の直接の接触はありませんし、他人に触らせたくない程の独占欲と、お金まで振り込んで援助する程惹かれる理由としては弱過ぎる。

 棚ぼたみたいなきっかけで、理想的なイケメンが一方的に無償の愛とお金を注いでくれる、こんな都合が良過ぎる話が許されるのだろうか…?
 「海外の親戚」と言うのが本当なのか口実なのかによっても少し見方が変わるけれど、作中からは読み取れませんでした。

 地下格闘大会の正体は相手をイかせた方が勝ちのエロバトル、そしてヤマトは「無敗の王者」、要するに大会に挑戦するチャレンジャー達と、ある程度は肉体的交渉をしているって事になりますよね。
 もしやホクトに送っているお金もその賞金なのでは…?よく考えると不純を感じてしまい、このテのお話が好きな方にとってもモヤモヤしそうなポイントがあるかも。

 ハイテンションとありますが、どこにもギャグとは書いて無いので特に笑えるお話でもありませんでした。
 ホクトの苦労に対する可哀想や、ヤマトとの電話のやり取りで紡がれていく絆、短編だから仕方ないけれどそれらの場面が省略気味になってしまい、あまり感じ取れなかったのも楽しめなかった原因かもしれません、イラストは良かったので今後に期待します。