美形男系大家族シリーズも27冊目となり、もはやBLよりもキラキラ兄弟を愛でるモノと認識しています。いえ、イケメン兄弟たちのワチャワチャを見るのは大好きなので、癒し担当として重要な役割を担っているのです。
そんな第27巻は、鷹崎さんが32歳の誕生日を迎えます。
今の様に仲良くなってからの初めての誕生日に、皆から盛大に祝われるのは言わずもがなで。
全員でのイカタコパジャマはどうかと思いますが(笑)、子供たちの友人まで加わってのパーティには幸せが溢れていました。
からの、きららちゃんが書いたパパへの手紙に不覚にも涙腺が緩んで、皆良い子だ~と気分はおばあちゃんです。
そんな感じで、充功君のランウェイ騒動や鷹崎家の親子遠足もありましたが、ほぼ彼の誕生日の話題だったので、今巻では不満はないようです。…いつもあとがきで愚痴ってた甲斐がありましたね、鷹崎さん(苦笑)。
大好きで、作家買いしてる先生です。全幅の信頼をしているのであらすじも読まずに購入するのですが、大好きな作品のスピンオフと気付き、更にテンションが上がったのは言うまでもありません。
お話は不運続きのお人好しリーマンが、ある人との出会いを経て、ちょっとの勇気と努力で人生を変えていく成長物語でした。
もちろん、その途中には疑似恋愛から恋心が育ち、少しのすれ違いに切なくなったり。
と書きつつ、相手からは好意がバリバリ伝わってくるので、安心して両片思いに萌えれました。
だけではなく、恋人になるまでの過程にこちらも幸せ一杯になったり、前作カップルと一緒に同居したり優しくて愉快なダンサーの仲間たちとのワチャワチャさが楽しかったり。そして何より、ダンサーたちの筋肉美に、大いにウットリさせてもらいました。
嬉しいことに、また続編で彼らに会えるようです。それを仕事の励みにして、毎日頑張っていきます‼
高校時代に出会い、成人し交際して3年経った2人を描いた第3巻。大好きなカップルのその後を見れるのは最高の幸せで、迷いなく小冊子付きの限定版を購入したのは言うまでもありません。
お話は、実にこの2人らしく、当て馬が登場したり気持ちを試すような言動は一切ありません。
いつでも真っ直ぐ相手と向き合い、素直に気持ちを伝え、甘えたい時には甘えて逆に相手を甘やかす時もあったり。
その結果が恋人であり親友である…、素敵で尊く、何度萌えさせてもらったか分かりませんね。
特に看病のエピソードがお気に入りで、聞かなくても伝わって行動に移したことに、愛情がたっぷりと詰まってて堪りません。留学で離れ離れになるのは心配ですが、彼らなら絶対に大丈夫だと信じてます。
大好きなシリーズの続編‼ とくれば楽しみでしかなく、ワクワクしながら手に取りました。ライバルから恋人同士になった、Dr同士の【同棲開始編】になります。
初っ端からロールプレイが甘々Hに突入し、否が応でも期待が高まりました。
もちろんその後にちょっとしたいざこざはありましたが、それすらスパイスになる程のイチャイチャ甘々三昧に嬉しい悲鳴を上げたのです。
手紙のエピソードと言い、お互いへの愛情が溢れ出ていて、全く他人の入る隙間が見られなかったのが最高でした。「それだけお前に必死なんだ」ご馳走様です。
後半でもう一カップルの【同棲編】もありましたが、こちらも仲良しぶりにキュンキュンしました。2カップルの交流も楽しくて、是非とも一緒のお食事会が見たいですね。
何より筋肉フェチとして、先生の描かれる肉体の美しさに感嘆しました。ポスターにできないのが残念です。
さすが藤峰式先生です。メスお兄さんとは何ぞや⁉と読み始めましたが、笑いありちょっぴりの切なさあり、加えてたくさんの萌えありで大満足な読後でした。
お話は、幼馴染みの年の差再会モノになります。
キッカケは自分の性癖を歪めた相手に会って、矯正をしようという突拍子もないモノだったのですが。
蓋を開ければ、メスお兄さんは過去の相手に縛られた悲しい人だったり、年下君は超えるどころか本気で恋しちゃってたり。
若さゆえのぶっかけや暴走を挟みながらも(笑)、一途で真っ直ぐな愛情はメスお兄さんの頑なな心を解かし、見事攻略した日には拍手喝采でした。
これからスパダリになりそうな年下君、おまけにバカップルになる予感とでニヨニヨが止まりません。
ところで、メスお兄さんの年齢はいくつなのでしょうか。若すぎません⁉という疑問は置いといて、次回作にも期待してます‼
「獣の王国」で大好きだった作家さん、BLではあまり馴染みがありませんでしたが、無性に惹かれて手に取りました。
初恋相手の幼馴染みお兄さんとの、マッチングアプリが結んだ再会モノになります。
20歳の誕生日を迎えて彼氏を作ると決意した陽人がアプリで見かけたのは、近所のお兄さんにそっくりな人でした。ドキドキしながら待ち合わせ場所に行くと、待っていたのは初恋のその人で…という感じで始まります。
実は友人が勝手に写真を使っていたことや、気付いた彼がそれなら自分が行くと待ち合わせ場所に来たこと。そして実はお兄さんも好きだったけど、子供だからと振った後で言えなかったこと…。
と蓋を開ければ両片思いなので、安心して恋人になるまでの過程を楽しめました。おまけに陽人の友人たちも良い人揃いの、当て馬も居ない優しい世界で癒されます。お付き合い後の溺愛や甘やかしにも萌えて、何より陽人がとっても可愛くて好感の持てる子で、非常に幸せな読後でした。また疲れた時に、読み返して癒してもらおうと思います。
とってもとっても楽しみにしていた番外編です。5巻のあとがきで予告されていた、スケベ補填の言葉に偽りなし‼ 短編なのに愛情と萌えがたっぷり詰まっていて、本編終了後の心の穴を埋めてくれました。
お話は恋人なのにキスの先に進めずにいた赤藤と青柳、マネージャーコンビの甘く刺激的な夜が収録されています。
受賞パーティから半年後になるのですが、未だ青柳の裸を見るだけで気絶してしまう赤藤が期待を裏切らずに笑えます。その青柳の対策と、赤藤からの行動が最高でした。
一方の黄島と紫カップルは、お互いの嫉妬が心地良く、もう結構惚れてますよね⁉と突っ込んでました。もうホント、ユーたち付き合っちゃいなよ‼
と、大変満足のできた番外編でした。願わくば、またどこかで彼らに会えますように。
「国会警備隊」隊員たちのアクション&ラブの、ザックガッセが操るアンドロイドが国会を襲撃した『踏襲』がクライマックスを迎えた第81巻です。
前巻で、アンドロイドたちに勝利したと安心していたのですが。
ゾンビのように復活して、尚も隊員たちを苦しめます。加えて、ザックガッセとの最終戦もあり、またもや手に汗握りました。
そんな中、環の本心と行動に胸を打たれるのです。それは、アンドロイドのシロにも言えて。
そして環と、隊長や隊員たちとのその後の絆に感動しました。負傷者は出ましたが、終わり良ければ総て良し‼ と言いたい所ですが、シロの体が復元できなかったのはとっても残念でしたね。ザックガッセも謎を残したまま、不思議な最期で終わりましたし。
ここ最近はずっと戦闘モードで、ラブ方面が少なくて若干ストレスが溜まっていました。やっと平和が訪れたようですし、次巻こそは期待したいです。
BL漫画家同士の業界ラブ、ラブラブな同棲生活も順調で楽しみでしかなかった…シリーズ第四弾です。初っ端からデレる忍さんに、期待度を大きくして臨みました。
物語が順調に進むと、ドキドキするのは当て馬の登場です。
配信者でBL漫画家でもある、怪し過ぎる2人組が現れました。案の定…と思いましたが、カップルとのことで安心しました。
…が、まさかの匂わせで、片方は片思いらしくて。
これは、スピンオフ要員なのでしょうか。こちらも興味を惹かれる2人なので、もちろんウエルカムです。
と書きつつ一瞬、主役カップルを邪魔してきてイラっとしましたが、嫉妬したり…な愛情増し増しな雷蔵さんが見れて大満足です。
兎にも角にも主役カップルのお付き合いはすこぶる順調で、益々ラブラブ甘々になっていて安心しました。これからも見守り続けたいので、スピンオフでも続編でも何でもイイので…よろしくお願いします‼