百戦錬磨のちるちるヘビーユーザーの皆さんには物足りないのかな。
でも少女漫画などに慣れていてBL界に足を踏み入れる人、そして過激なのは苦手って人にはうってつけだと思います。
1巻に続き2巻も分厚いけど、今どきのBL作品にしてはビックリするくらい関係が進みません。
それなのに細やかな心情描写や笑えるエピソードなどでダレた感じは無く、あっという間に読了。
2人それぞれの葛藤や心情にも共感しつつ、読んでいるうちに温かい気持ちになっています。
2巻が終わってもまだ本番は無し。モダモダ感も楽しんでほしい。
カバー下の漫画は作者さんの個性が出ていて初見の方はびっくりするかも。この振り幅の大きさも作者さんの魅力ですね。
連載も追っているけど早く3巻が読みたいな。
悲しくて切なくてやり切れなくて…でも間違いなくその中に幸せもあるのです。
人を好きになるのってこういうことだよな、と感じさせてくれる素敵な作品です。
「仁藤と田塚の日常」からこちらをチェックしに来る方が多いのでは、と思いますが、正直絵も雰囲気も違います。砂糖と塩さんてお話によってテイスト全然違うんですよね。それもファンにとっては魅力の1つです。
後日談はダウンロード版のみ、砂糖と塩さんのboothでの販売ですが2作出ているのでそちらも是非。
あとpixivにまとめられた関連したお話(表現難しい)も…なんとも言えないです。
紙書籍で読みたい作品。