タイトルの通りなんですけど、表題作とそのお兄ちゃんのスピンオフが素晴らしかったです!
他の短編も悪くはなかったんですけど…正直それより表題作とかの続きが読みたかった…笑
あれですね、おじさん多かったですね。
好きな人には最高の一冊になっているのではないでしょうか。
私はヒゲモジャおじさんはそこまで好きなわけではないのですが、それても全部楽しませてもらいました。
特に表題作、おバカ系ヤンキーとかツンデレ受けとか大好きなので、とっても楽しめました。
素直になれないヤンキー、、心の中が可愛かった、、
お兄ちゃんのカップルがすっごい好きなので、もっとじっくり読みたかったです。
BLファンタジーってあんまり読んだことなかったので新鮮でした。
最初は顔が分からないとか、前世とか、戦争とか、色々設定詰め込みすぎじゃない?って思ってたんですけど、最後まで読んで納得。
全部繋がってたんですね。
ちょっと難しくて、中盤じゃっかん飽きちゃいましたけど…最後は楽しく読ませてもらいました。
ちょっとイチャラブが少なめかなぁと思いましたが、テイスト的になくて正解なのかもしれないですね。
こんなに盛りだくさんの設定で、一冊にまとめた作家さんの技量に感心するとともに、せめて上下巻でまとめればもう少しわかりやすかったのかなと思わずにはいられません。
続きというか、その後が気になる終わり方でしたし…。
ただ、BLとかは置いておいて、物語として面白い作品でした。
終始かわいくて頬が緩みっぱなしでしたー!
表紙を見たときは黒髪の子が犬っぽいなぁと思っていたのですが、読んでみたらびっくり、茶髪の子が大型犬してました!笑
ケイトくん、まさに忠犬!
むやみに他の人に懐かないし、芹には愛嬌振り撒きまくるし、芹に近づく奴には噛み付きます(実際は手の関節決めただけだけど)。
夜もずっと待ってるし、嫌われたくないーって泣くところなんか、もう可愛すぎてこっちが勘弁しておくれって思いました笑
芹は自分でも言ってたけど自尊心低めだから、求められる恋愛に向いてるんだろうね。
だからダメ男に引っかかってたけど…。
利用されるんじゃなくて、本気で好きで求められるのは初めてだったのかなぁ。
芹とても良い人だから幸せになってほしいなぁ。
あと、おまけのケイト最高に可愛かった。
なあに?とかダメ?とかいいって言って?とかとかとか、、なんだそのセリフは!!
わんこ大爆発!可愛い!可愛い!!!
最後まで甘々で素晴らしかったです。
こういうのめちゃくちゃ好きです!心にズガンときました!
特に洋春の今カレと元カレで心が迷うところ、すごくリアルで、私もどうしようと迷いましたよ…。
だって元カレが好きなんだもん!ずっと好きなんだもん!迫られたら何も考えられなくなっちゃうよね!
でも、土壇場で今カレの夏朗さんを思い出して、彼の誠実さを裏切るまいと頑張る洋春に…共感の嵐でした。
和秋も和秋で彼女がいるのにすぐに洋春に手を出すんじゃない!笑
和秋の気持ちを知ってから振り返ると、冬子ちゃんのことは最初から好きじゃなかったのかな…。いい子なだけにそれはちょっと寂しい…。
遠距離で一回振った時に気持ちが切れたと信じたい。
あとね、いつも半笑いだから真剣な気持ちが伝わらないんだよ!笑
その愛想の良さというか、人当たりの良さが彼のいいところなんですけどね。
洋春のお母さんにも好かれてたし。
高校時代、2人とも言葉としがみつく勇気が足りなかったんだろうね。
今回は和秋が必死にしがみついたから、最後に洋春が言葉を尽くしたから、すれ違ってた気持ちをもう一度合わせることが出来たんだろうね。思えば再会当初から和秋は強引だった。笑
一回失敗してるだけに、これから先に関してはなんだか安心感がありますね。
思いが伝わって本当によかった。
話にはすごく納得で、よかったな、ハッピーエンドだなって、大満足なんですけどね。
ひとつだけ、夏朗さんのことだけが心残りでなりません…。
夏朗さん、名前の通り爽やかで朗らかな人でしたね…。最後までめちゃくちゃいい人…!
絶対幸せになってもらいたい!(スピンオフはあるんだろうか…。なければ私がもらって幸せにしたい…。)
めっちゃ好きです!めっちゃ萌えました!
男子高校生のウブさが素直に描かれてて、とても微笑ましいですね。笑
すれ違いがすれ違わずに済んだのは、2人が一生懸命、想いを伝えようとした結果だと思いました。
うん、青春には素直が1番!
特に吉見くんは自分のことを陰キャだと言っていますが、とても真面目で優しい思いやりのある人ですね。
だから尾形くんも自分を見せられたのかなと、思ったりします。
あれだけ悩んでいた性癖を、友達でも幸せだと言えていたところから、それは本当の幸せではないと気づけたのは、やっぱり吉見くんが尾形くんの諸々のやらかしを見ても引かなかった(繋がりを持とうとしてくれた)のが大きかったのかなと思います。
何があっても挨拶だけは〜っていう2人の気持ちが青春そのもので、本当に微笑ましいカップルでした!
同時収録も悪くはないのですが、表題作が良すぎてちょっと霞んでしまった感じが…もったいなかったです…。
でもこちらもこちらで良い2人でした。
この作品は3つのカップルが出来上がるまでが書かれていますが、どれも可愛くて好きでした!
みんな同じお店のボーイなので、おまけ漫画で電話で繋がってるのがなんかよかったです。
こういう1つの本に話がいくつか入ってるのって、1つの話が薄くなりがちなので苦手だったんですけど、これはどれも満足度高めです。
カップルになるまでって区切りで描いてるからですかね?
全カップルみんな好きでしたが、個人的には金子さんと葵くんのその後がとても気になります。
たぶん両思い(金子さんの気持ちがよくわからないのは私の読解力のなさのせい…)なのに、金子さんの連絡の頻度の低さはなに??笑
仕事がとても忙しいのかな?
それに怒ってる葵くんは非常に可愛いですが、まだまだニ波乱くらいありそうな2人なので、続きが読みたかったなぁ。
他の2カップルは幸せそうで何よりです。
とてもまとまりが良く、読んでいて楽しかったです。作者さんの他の作品も見てみようと思いました。
んんんんんん////!!!スキ!!!
なんですか!!
この絵に描いたようなツンデレは!!?
めちゃくちゃ好きなんですけど!!!?
イケメンの先輩が実は不器用〜に出てきてた雀くんサイドのお話でした!
あの時から絶対良い受けくんだなとは思っていましたが、予想とは違うタイプの良い受けくんでした!
ほだされツンデレって感じですね笑
好きな子の前でだけ女王様でツンデレ発揮しちゃう系でね、でもベッドではドMになっちゃう系ね。可愛すぎましたー!
モモの平時はヘタレのくせに急にスイッチ入るのも雀くんとバランス取れてて最高に良かった!
あんまりSMではなかったけど(言葉責めくらいかな?)、2人の関係性が私の好みど真ん中だったので大満足でした!
ずっと見てられる系の良いカップルでございました。ありがとうございました。
レビューみて初めて知りましたが、これ木島くんの過去編なんですね。
木島くんの未来がわからないまま読んだ人のレビューです。
読み終わって一言、
城戸くん…後悔してるのかな…という感想。
彼の最後の表情が、それこそ『インディゴの気分』って感じで、見ていて辛かったです。
未練タラタラのくせに、なんで結婚したんだよ…城戸くん…。あんなに想い合ってたじゃんか…。
こっちが裏切られた気分だわ…。
まあ本人が辛くても、全て彼が自分で選んだ道ですからね。彼にも色々あったのでしょうね。
彼が結婚に至るまでがとても簡潔にしか書かれていなくて、木島くんと何があったのかはわかりませんが、ちゃんと話し合って別れを選択したと信じています。(…まさか2度目の裏切りはないでしょう?)
木島くんは最後幸せそうでよかったです。
ここで出てきたハルくんがポルノグラファーに繋がるのかな…?
木島くんが城戸くんへの未練がなさそうな所が良かったし、そういう人に会えていて良かった。
神評価が多いので、きっとポルノグラファーを読んでからだと印象が全然違うんでしょうね。
でも前知識ゼロで城戸×木島だと思って読んでいた私には、ちょっと耐え難いつらさでした…。
ハピエン大好き人なので、物語の終わり方も、官能小説家の先生の死も、ちょっとつらい…。本当に…つらいです…。
大変素晴らしい話ではありましたが、どうしてもモヤりました…。ごめんなさい。とっても辛口評価です…。
全然悪い作品ではないです!本当に!
神評価でもいいくらいなんだけど…。
でもやっぱりもう見返したくはないなと……。
……大人しくポルノグラファーを読んできます。