こういったレビューを書くのは初めてなのですが、あまりにも好きな作品なのでほんの微力ながらもなにかできれば…と思い筆を持った次第であります。
画面の前のあなたが「メスお兄さん」という属性に興味をお持ちなら、是非手にとっていただきたい作品です。
この御本は過去に雑誌に掲載されたものが再掲されているものが7話と、新たに描き下ろされたものが2話の計9話が収録されています。
つまり、男性を丸っこく愛らしく描いた初期の絵柄と、男性をより美しく逞しく描く現在の絵柄(綺麗に上手く表現が出来ず大変申し訳ないです)の二つが楽しめます。作画が話によってかなり異なって見えるので、困惑される方もいらっしゃるかもしれません。
(しかしどちらの絵柄も大好きな方にとってはご褒美です……最高です……)
系統としては、女性的な外見で体格の大きめな受けと、平凡な外見の攻めの組み合わせが大半を占めています。身体の描写も肉感的で、メスっぽさと男らしさのコントラストが非常に…良いです…!
快楽堕ち・メス堕ちが多めで、ものによってはアヘ顔描写もあります。ストーリー性よりもエロ重視で、快楽に弱い受けさんが好きな方向けの本です。
また、少しばかり仄暗い雰囲気が漂う作画や世界観ではありますが、内容そのものは明るいエロという感じだと思います。
とにかく、美人のお兄さんが快楽に身を任せている姿を堪能したい方には是非ともお勧めしたい作品です。