原作が大好き過ぎて聴くのを躊躇いましたが、ダヨオ先生が絶賛していたので聴いてみました。
結果、先生の絶賛は納得です。恋してる人たちってこんな感じだよねぇっていうのが原作でもすごくリアルに感じられるんですが、声が付くことによって更にリアル感増したなと思いました。二人ともお互いがかわいくて仕方ないんだなぁってなります。
演じ方云々は人それぞれ合う合わないがあると思いますが、私は原作の雰囲気をとても大切にされてるなと思いました。
シーンとしてはプロローグの電話のシーン、超かわいい。あそこだけでCD化最高ってなります。
あとBGMがめっちゃ良いです。原作の雰囲気をきちんと表してます。
このシリーズはBLコミックスの中で一番好きな作品です。続刊とセットで読んでほしい。
何か事件が起こるわけでもなく、でもほのぼの系とも少し違う。とにかく物語の流れが芸術的です。無駄な描写がない。
レトロな絵柄とキャラクターたちの個性、水沢の好きな音楽、この作品を構成するもの一つひとつに愛着が持てます。
曲探し当てる先生、本当にかわいいです。好きな人の好きなものって特別なものだよね。
好きな人を想う気持ちって歳食っても、歳離れてても抑えられないものなんだなと、人を突き動かしてしまうんだなと。二人を見てると胸がじんわり暖かくなります。
この二人は一生共に過ごし、幸せな人生を送るんだろうなと確信が持てる綺麗で幸せな物語です。