全体を通して流れる昭和の空気が何とも言えず美しくロマン溢れていて、すっかり入り込んで夢中になって読ませて頂きました。
鵜飼先生のように、目が合うと好きになられて困るという人、実際にいますよね。 鵜飼先生も、きっととても魅力的な瞳なのでしょうね…。
私は、鵜飼先生のように、自分の好きな分野に没頭して夢中になっている人や、自分の好きなことを嬉々として語ってくれる人が大好きなので、鵜飼先生が現実世界に存在していたら、きっと好きになってしまうと思います。
それから“遠”で“はるか”と読むお名前もとても美しく、鵜飼先生にぴったりだなぁと思いました。
そして、あんな可愛かったシュウくんがこんなに大きくかっこよくなってるなんて…!
博多弁もとても良かったです。自分も数年間福岡に住んでいたので凄く懐かしかったです。
肌を重ねるシーンでは、迫力があって湿り気のある肉体のぶつかり合いが最高にエロくて美しかったです…!
描き下ろしでは、遠さんを好きで好きでたまらない土岐くんが描かれてあって、幸せのお裾分けをもらったような気持ちになりました。
2巻が凄く気になる終わり方だったので、ドキドキしながら読み始めました。
犬飼先輩、及川くんのヒートにあてられてラット状態になってしまいましたが、咄嗟に暮田くんのことを思い出して自分の太ももを刺して正気を取り戻しましたね。本当に凄い…!
暮田くんに絶対に誤解されたくないし、自分の事を信じて欲しい一心だったのでしょうね。
そして暮田くんが泣きながら「嫌に決まってるじゃないですか…」って。やっと自分の本音を言えましたね。
ようやくお互いの気持ちを確かめ合えて本当に良かった。
そして「性別の移行をしたことなんか忘れるくらい俺が幸せにしてあげる」と真剣に言う犬飼先輩に胸がギュッとなりました(プロポーズ?!)!
及川くんとのことも誤解も解けたし、これで二人は無事に…と思ったら今度はΩの小崎さんが!
優しい暮田くんだから、しばらくの間あざとい小崎さんに振り回されてしまいましたが、それも乗り越えてようやく二人は結ばれましたね。
ラストの暮田くんの過去の自分へのメッセージが滅茶苦茶好きです。一緒になって振り返りながら浸ってしまいました…。
この先二人にまた困難なことが起こるかもしれませんが、運命の番さえ超えた二人ならきっと乗り越えられると思います!
2巻は凄く気になる所で終わっています。全3巻です。
暮田くん、転入した板ノ橋高校ではヒートした子を助けてあげたり、及川くんというΩの友達もできたりして、暮田くん本来の明るさや可愛さやかっこよさが出てきた感じで、手術してβになって良かったねって心から思いました。
犬飼先輩と再会できた時、先輩はΩに偏見は無くなっていたけど、今になって「運命の番だと思う」だなんて…!
暮田くんはβになったことを先輩になかなか打ち明けることができなくて。
犬飼先輩と及川くんとの仲を疑ってしまったり、先輩が子供を欲しそうだったり、Ωの首輪までプレゼントされて、暮田くんも気持ちが溢れてしまってΩじゃなくなったことをようやく伝えることができましたね。
先輩がどういう反応をするか怖かったけど、今まで自分が暮田くんにしてきたことを滅茶苦茶反省したり後悔したりしていて、本当に優しいんです。
でもそれからも色々とまたすれ違ってしまって…。
続きが気になり過ぎる所で終わっているので、3巻が待ちきれなくなると思います!
単話から読んでいて大好きだったので、コミックスになって嬉しいです!
暮田くん、αばかりの聖条学園でΩということを隠して頑張っている所に、優しくてかっこいい犬飼先輩と出会って凄く楽しそうで良かったなと思っていたら、試験の最中にヒートしてしまい、学校のみんなにΩだとばれて酷い扱いをされてしまって。
暮田くんが悪い訳じゃないのに「Ωでごめんなさい」と思ってしまう暮田くんを見てるのが本当に辛かったです。
犬飼先輩もその事実を知って、始めは怒っていたけれど、親友の迅くんに諭されてすぐに猛省するのが本当に素敵です(迅くんありがとう)。
暮田くんはβになる手術を受けるのですね。
犬飼先輩とはもしかすると運命の番なのかもしれないけれど、今まで抑制剤の副作用も周りの扱いも本当に酷かったから、どんなことになっても暮田くんの思うようにして欲しいです…。
聴き終えて、癒されましたし、琥士郎と源慈が出会えて本当に良かったなと思いました…!
阿座上洋平さん、“琥士郎がいる!”と思ってしまう納得のお声でした!
松田健一郎さんの源慈、どっしりとしていて琥士郎を包み込んでくれるような素敵でセクシーなお声でした!
江口拓也さんの火夏様と田丸篤志さんのイオ、浮世離れした2人が登場すると場の空気がパッと変わるのが面白かったです。
田中貴子さんの小さい琥士郎、「源慈!」と呼ぶのも「シャ~ッ」っと威嚇する声も可愛くて可愛くて…!
琥士郎が何度も呼ぶ「源慈」全てに、愛しさと親しみと切なさがこもっていて源慈のことが好きでたまらないのが伝わってきました。
切なかったり、ちょっとコミカルだったり、気が付くとヒズアンの世界にどっぷり浸っていました。
そして聴き終える頃には改めて、源慈と琥士郎のことが愛しくてたまらなくなり、火夏様とイオのことが大好きになってしまう、本当に最高のドラマCDでした…!
会社員BLも再会BLも大好きなので凄くハマってしまいました!
槙さんはかっこいい上司なのに、周りの女子社員達からは“かわいい”と思われているところが凄く素敵だし、本人が無自覚っぽいのがまた可愛い!
五ノ井くんは槙さんが新人教育していた時はぽっちゃりとしていてそれも可愛かったけど、再会したら超絶イケメンになっていて、その上仕事もできるだなんてかっこ良すぎます!
そしてゲイであることや好きな人がいることを臆することなく会社のみんなに堂々と言えてしまう所もイケメン過ぎる!しかもそれは槙さんに注目が行かないようにする為だとか素敵すぎます(惚れる!)!!
こんなに素敵な五ノ井くんに絆されないわけはありませんよね。なのになかなか素直になれない槙さんがもどかしかったです。
誤解もあって二人の仲が少し拗れてしまいましたが、遂に槙さんの口から「す、すき、だか ら゛っ」と告白!そしてそれを言い終わるのを待ちきれずキスしてしまう五ノ井くんのシーンが滅茶苦茶好きです。二人の感情が伝わってきてもうグッときてしまいました…!
最初から最後まで五ノ井くんが槙さんのことが大好きで大好きでたまらないというのが伝わってきて、本当に両想いになって良かった~って思いました!
おまゆ先生の描かれるキャラクターはいつも凄くイケメンで素敵なのですが、『ワンナイト・トゥルー・スタンド』の白石くんはイケメンなのはもちろん、警察官でがっしりしていて見た目はかっこいいのにドMっていうのがもう滅茶苦茶素敵でドハマりしてしまいました。
性格も素直過ぎていつも九条くんの言いなりになってハメられてしまうのが可愛くてたまりません!
単独捜査の時、アプリの自己紹介でいきなり“Mです”って書いちゃう白石くんが可愛すぎる!
九条くんに攻められて涙を流しちゃう白石くんも可愛い!
九条くんも始めはワンナイトを楽しむつもりだったのかもしれないけど、どんどん白石くんにハマっていって「手放してたまるか」ってなってるのがほんとやばいです。
でもこんな可愛い白石くんを手放したくないという気持ち、滅茶苦茶分かります!
九条くん「女いたとか生意気…」
白石くん「九条のくせに」
とかお互いに酷いこと言い合ってるけど、何だかんだもう離れられない関係になっているのがたまりません!
おまゆ先生、白石くんというキャラクターを生み出してくださって本当にありがとうございました!!