硬派で寡黙な先輩教師(橘)は、やたら自分に懐いてくる後輩教師(小田切)に苦手意識を持っていた。しかし橘は、小田切の巧みな誘導によってサシ飲みに連れて行かれ、酔わされ、「元嫁にディスられてEDになった」と暴露してしまう。
…ここまで言えばもうお分かりですね? そうです、「EDの治療、手伝います」からの【嫌がる橘にムリヤリ快楽を与え、ぐずぐずのトロトロにしてカラダから堕とす】流れです。※橘先生はノンケでバツイチ。
ここで最高オブ最高なのが、「橘自身も知らなかった自らの性癖を小田切に暴かれていく」描写です。小田切の「本当の貴方は、むりやり組み敷かれて恥ずかしいことされるのが大好きなのにね」というセリフがもう…えっちすぎて…(合掌)
さぁ、ここまで読んで「ドS攻め×ドM受け」だと思った方。そうだけど、それだけじゃないんです!この2人の凄さは【何重ものギャップ萌え】にあるんです!!
ベッドでは余裕たっぷりで甘々ドSに攻めまくる小田切先生ですが、ふだんは従順な年下ワンコ。だけど、愛が重すぎて時々闇堕ちしちゃうことも。
一方の橘先生は、快楽に弱くてすぐトロトロになっちゃうけれど、メンタルは超超超オトコマエ。小田切の重すぎて歪んだ愛をガシッと受け止めてくれます。でも、頬を染めてモジモジしながら好意を伝えてくれたりもする(可愛すぎ罪)。
……どうですか、この【ギャップの三段活用】。凄くないですか!?!?
読み進めるたびに新しい魅力を見せてくれるので、飽きることがないんです。萌の永久機関。
この2人に一生ついて行きます(一生連載しててくださいお願いします)。