個人的にこちらのスピオフのほうが好きです。
大喰のツノを愛する赤石と豆ツノコンプレックスの大喰。
赤石がサイコパス気味なのかなーと思っていたのですが、自分の気持ちに鈍感なただのDKでした。かわいすぎる。
そして赤石がツノにしか興味ないと思って勘違いしている大喰くんもこれまたかわいすぎる。
勘違い同士なのに本能で赤石と物理的にくっついたりするときにトロットロになる大喰くんもとてもかわいいです。よだれでるって序盤に2回くらい言ってて心臓つかまれました。
二人とも素直に気持ち伝え合ってそのうえでエチとかあるので、モヤつきポイントが少ないのが好みでした。
少しだけ穂高くんも出てきますが、従兄弟という設定…!片や巨ツノ、片や豆ツノ。オニの遺伝も複雑なんですね。
優しい黄色の彩りのなかに寄り添いあって眠る表紙に惹かれました。
まさか中がオメガバースとは!
細い線で人物も丁寧で読みやすかったです。
イケメン絵本作家と駄菓子屋のあごひげオメガの救い合いのお話でした。
絵本作家の七星は以前芸能人で、悪いオメガの罠にはまって事件を捏造されて追われここへきたときに駄菓子屋の受けに救われます。
片や駄菓子屋の黒石はオメガであることで襲われた過去があり、自分の性を責めるように…。
そんな2人が出会っていて、黒石のヒートをキッカケにストーリーが進む展開でした。
驚くような展開や設定があるわけではないですが、丁寧に2人の恋愛を描いているので、ほんわかベースのお話がすきならオススメです。
線が綺麗だし衣装も綺麗です。
身体とか手とか、なんか太すぎる肉感的というか、筋肉質とはまた違うように見えます。
ストーリーは武将が実家の妓楼を継ぐために軍をやめて、自らも身体をうる覚悟のところへ、武将にずっと好意を寄せていた王子が登場して囲いまくる話です。
妓楼ということで身体を重ねるシーンは多いですが質感のせいかエロさはあまりないです。
表情も硬めなので情感も伝わってこない…
中盤まで王子のスキスキ一方通行で、ほだされて、終盤の王子の危機に武人として助けに来るところは、おおっ!と思いました。
が、動きの硬さがあるので戦闘シーンもなんだか…。
少し古さを感じる絵柄とストーリーかなぁと感じました。
美大を舞台にした3組の恋愛模様の続編…
圧倒的な画力ありきの作品です。
アメリカに飛んだり、パリに飛んだり、アーティストは世界を巡る。
3組とも、結びつきがすごいと思っているので、恋愛的な当て馬話ではないところも素晴らしいです。
時間的なすれ違いだったり、才能の差からくる嫉妬に似たすれ違いだったり、自分自信との戦いだったりと社会的な葛藤とその恋愛がしっかりしてるので読み応えが凄かったです。
1組1組読み終えるたびに、深呼吸しないとなんか苦しいくらいでした。いい意味ですごくはまりました。
彩輝組と大人組は大好きなんですが
彫刻家と元バレエダンサーの話がわたしには苦しすぎて萌×2です。
設定は 民族、両性具有という組み合わせですが、展開はそこまで大げさなものはなく、いい意味で普通でした。
ニューヨークのフリージャーナリストとして一花咲かせるために両性具有を追ってジャングルへきたアルと、成人の年になっても相手がいなくて儀式が遅れていたヒヨス。
2人が出会って本能的にやって、ほだされあって、ラブラブになるという展開で、痛々しいものや暑苦しいものはなく読みやすかったです。
最初は逃げ腰のアルですが、看病されてほだされて、なんか狩猟生活に順応していきます。ニューヨーカーだけど民族への順応力がすごい。
知り合いに呼び戻されて一度ニューヨークへ戻りますが、アルを呼ぶのではなく、自分が都会を捨てて森で暮らすという選択。すごい男だ…
両性具有なので妊娠出産可能で、最後に家族写真があって3人子供をつくっていることがわかります。
かわいい…朔くんかわいい…
年下攻め再会モノでした。
大学生の主人公が子供の頃に家庭教師だった人と再会して、その人がシンパパになってて子育てのお手伝いバイトする。というものです。
主人公の涼太はモテるけど童貞で人間不信。コミュ障な感じに描かれていて、初恋の肇だけは特別だった…そりゃ再会したら初恋が再燃しますて。そらそう。
朔くんはかわいいし、涼太はなんか家事が得意だし、肇は子育てと仕事の両立で手一杯だしで、キャラクターが特徴あってよかったです。
涼太は最初から肇が好きなので、バイ…かゲイか…なんですが肇はノンケなんです。だから涼太に告白されて、それを受け入れる速度といい、される側としての覚悟っていうかそういうのがさらーっとなっているので、なぜ??となってしまいました。
ちょっと、ノンケが受け入れる雰囲気の描きがもう少しこう…ぐっとくるものが欲しかったかなぁと。
朔の保育園にはゲイカップル家族もいたので、そこは時代だよねーってなりました。朔もパパが二人いていいなぁとか言いますし。いい子。
童貞の割にわかってるじゃん涼太…もあったのでもっと不器用であってほしいかも、と思いました。
乙女ゲームの悪役に転生もの、でコミカライズだそうで原作は未読です。
ちょっとだけ変わってるなーと思って面白く読みました。主人公は悪役に転生したと気づきながらも普通にすごしてきています。
なんか特別なイベントがもともとあって、それが起こるというものではないです。
あくまでも普通に生活してきた。学生生活も就職してからも。
そして学生時代の恋人といまも続いていて、その相手が隠しキャラですよ、という設定です。
隠しキャラといえどもこちらも普通に過ごしてきて、学生時代に出会って、惚れてしまって押し切る!というタイプ。
背は攻めの方が少し低いです。
ゲームの中感があまりないのが珍しいかなと思いました。ゲームの中の登場人物がただ生活していくとこうなりますよ、みたいな感覚です。
絵柄もそこまでThe受けっぽくなく、あ、こっちが受けだよねやっぱりね、くらいです。なにかがすごく突出しているわけでもないので、さらっと読めます。
あっさりした絵柄なので中世みのある背景や服なんかすごく大変だと思いますがそれを感じさせないくらい、いい意味で馴染んでるって感じます。
スピオフ作品なことをしらず、表紙にひかれて購入しました。
元を読んでいませんが楽しめています。
幹太の初恋相手=幼馴染くんですが、幹太の気持ちをしらないとはいえそりゃないぜ、な感じがするシーンがあるのは元作品の2人の関係性をわかってないからかな、と感じるところはありました。
今作品に至っては、とにかくかわいい年下ワンコの涼が良いです。多少既視感はありますが、モテ度、素直度、ワンコ度、良きすぎました。
感覚で生きてるタイプなのか、好きです!と勢い告白して、おためしのお付き合い中、がこの上巻でした。
ダブルデートで海に行くのも良き〜…
そこかしこに、トキメキ発展ポイントやエロポイントがありますがあっさり通り過ぎてる印象です。
そしてどっちが受け攻めか分からず、年下ワンコ攻めだよねこれは…?違ったらどうしよう…とドキドキしたところに最後の最後に幹太の 俺がこっち(押し倒され)側?!のモノローグ。
あなたはそちらで大正解で ありがとうございます。
ここで一旦落ち着きましたね。
ラムダンが覚悟決めてウルジのそばにいるって決めたので。
いわゆる一部に容認されている愛人、の立場ではありますがこれからの展開もあるので一度ラブっていただいてありがとうございますの気持ちです。
ラムダンの父へ挨拶にいき、出生に関わるおくるみの布を手に入れたので、これも一波乱ありそうです。
どうやらラムダンの出生元の民族は流行り病と訪れた期間が偶然にかさなり、その病を運んできた…と噂され恨みを持っている人もいるそう。
屋敷内の1人はスパダリのウルジによって排除されましたが、それはおそらく序章。
ウルジの子として育てる予定の子供の家庭教師的なお子様くんがなかなか面白いです。
遠慮のない発言しまくりで今後も楽しみ。