中盤まで性に無頓着なのに結婚して子供いるのか〜というのと、性嗜好謎の受けの坂森くんとの子育てものかぁ、くらいだったのですが
子供を作った理由が私にはダメでした。
2人とも勝手すぎる、と思ってしまいました。
子育てBLは好きだし、坂森くんが作中ほとんどきっかけになった歌をあまり歌わないし、そもそもその歌なんなんだろう…とかもあったのですが
あまりリアルに描かないほうがお好きなのかな、というふうに読んでいたのですが、はるくんを産んだ理由が勝手すぎて。。。
そこに愛を感じることができなかったです。
家族だと思っているならなおのこと。
精子提供してまで余命が決まっている幼なじみとの間に子供つくらないだろう…
ただ作中のはるくんは本当にかわいくて、子供には罪はないということだけ感じました。
実際に平良がとった写真、すごく見たい…
と思いました。
平良メインの話で面白かったです。
初の個展、開催する会場さへもこだわり。
新しい人物平良のマネ立候補の登場、当て馬にもならない人だったので私は全然平気でしたが、当事者の清居はそら堪らなく嫌なものがあるだろうなぁ、と純粋に面白かったです。
生活スペースに他人がいるってストレスだよなぁ、と。
またもや別居しますが、別居するけど別れない!とか清居の確認がかわいすぎて、こんな人を行かせてしまう平良はめっちゃモテメンなのでは…と。
きもださきもださ言われていますが、きもださを極めるとモテメンになるんでしょうか。
長野へ撮影に出かけた平良が土砂崩れに巻き込まれてそれを清居も清居マネも平良の師匠である野口さんも探しにいく展開はドキドキしました。
野口さんの警察への意見がめちゃくちゃ面白かったです。それでも空振ってしまい、他の助けを引き連れてその場所にいくなんて、野口さんヒーローすぎました。
この2人の話は永遠に読めます。
平良が木村伊兵衛賞、とってもとらなくても読みたいです。
シリーズファンです。
かわいい…かわいすぎる…。
外伝、なので十二支の犬と猫神がすでにくっついていますので、既刊を読んでからのほうがいいかな、と思います。
今回はなんとクリスマス!
サンタさんのトナカイくん、瑞獣の登場でした。
トナカイって瑞獣なのか…
この際なので宗教とか、国とか無視してトナカイの可愛さを心ゆくまで味わいました。
猫神コマの嫉妬とか、颯助の人誑しっぷり、過去話は泣けるし、賑やかしの鹿もいるしで最高でした。
人助け、ならぬ獣助けなので動物好きな方はより楽しめると思います。
待緒先生はスラッとした体躯の人物が多いな、みんなイケメンや…と思うのですがとにかくちみっこがかわいい…
ちみっこと動物なんて、癒しの頂点です。
ひと足早くクリスマス気分を味わいました。
ファンタジーは画力がものいう、と個人的には思っています。どんなに設定がすぐれていても、それを表現する画力で描かれていなければ想像の下は萎えます。
つた子先生の流石の画力がいかんなく発揮されております。素晴らしい…!!
あと三角関係最高です。
ピュアとヤンキー の攻めふたり。どちらもいい。
ピュアはピュアそのもの、
王族だけど魔力がない、でも魔法使いとしては天賦の才がある、魔力を受けのシャガールから搾り取る。搾り取り方もピュアさを武器にしてます。
ヤンキーは粗雑で暴力的でありながらも、ほんとはほんとに大好き。みたいなところがたまりませんでした。見た目にほれたのか同情なのか、助けてやる精神でやってみたものの、はまっちゃったんですねぇ…
魔法とか竜とか、王子とか王様とか、魔法使いとかファンタジーが好きならおすすめです。
なぜだか突然動物の耳が生えてしまう二人が主人公で、ケモミミ好きなのでおおっ!と思いました。
なぜケモミミが生えるのか、はわかりません。
嫉妬、寂しさ、それらが元になって…??病院に行くこともせず、なんなら主人公は墓場まで持っていくつもりですので、なぜか、はわからぬまま。
感情の起伏を避け、自身の性嗜好もカムアウトせず、淡々と生きている感じでした。
そこに現れたのは陽の気を纏ったオープンゲイ。
この子が根っからの陽なわけではなく、陽の皮をかぶった普通。
なのでそこまでグイグイいくこともなく、あけすけに行動するでもないので、読んでいて話の展開に足踏み感がありました。
はっきりしない点、がある意味で人間味があるなぁと感じました。
個人的にはもっとサクっと読めるケモミミが好みなので萌評価です。
両思いになってからの2人が素直すぎてかわいいので、ラブラブな続き読んでみたいです。
非blではありますが、主人公ふたりはとある理由により伴侶の関係です。
清いです。
人魚のヴァン、ほんとうのほんとうにあの人魚でした。人魚姫のごとく声を失い愛しい人に会いに行き、そっこうで拒絶されるという悲しすぎる人魚。
もう海には戻れない、助かる方法もない、ただ人間の世界で消費されて生きている。哀れです。
そこに不思議な青年イェンスが現れます。
ヴァンも元人魚というビックリ設定ですがそれに輪をかけてイェンスもすごい。
イェンスの島も不思議だし、イェンス自身も不思議が過ぎます。
不思議に不思議が重なっていますが2人のお話は日常。作物を育てて、魚をつって料理をする。
料理のシーンがとても丁寧で料理お好きなんだろうなぁ…と思わずにはいられないです。
丁寧な暮らし、というよりは2人の生活を丁寧に描いている作品です。まだイェンスの気持ちは同情からくるものに見えますが、愛に変わっていくのは自然に思えます。
時間をかけて関係性を育む展開を期待します。
前作 花を召しませ〜シリーズから読んでます。
今回は攻めがインキュバス、ですが他の同じ種のキャラはおらず、神界にもいかず、地に足ついてるインキュバスです。
いろいろ無欲が過ぎるアシャムに翻弄されるリリン、アシャムのことが最初から好きな感じがいいです。アシャムも鈍感といえども自分のことに関して鈍感なだけで、こと子どもだったり、リリンのことだったりするとちゃんと気持ちがあるところがかわいいです。
鈍さではあっても他人をないがしろにはしない鈍さです。
どことなくアラビアン的な世界なのでシャラシャラしてる飾りはキレイで、ラクダはいるし、旅なんかもしたりして展開が豊かです。
アシャムの外れた感覚にくじけないリリンとの会話は楽しいです。
長くなってしまって上下巻に…との後書きでしたが、いやもっと読みたいです。
あんまりにも辛くなってしまって
全部読み通すことができずにいます。
2018年の夏に兄がなくなり、遺品整理にと部屋を訪ねると2014年の夏にトリップ。
兄は生きていて、話すことができます。
すごく優しそうなお兄ちゃんなのに、吃音が原因なのか家族ともうまくコミュニケーションがとれず、挙げ句ゲイであることも受け入れられないまま亡くなった兄。
年の離れた弟は兄をよく知らないまま、今を過ごしていますが4年前に遡って兄との交流が生まれます。
弟のフツフツとした未消化な感情、兄の陰鬱だけど純朴な雰囲気、お相手の美郷さんはなんと兄の同級生ですがそうは見えない落ち着きっぷり。
これらの相乗効果が雰囲気抜群です。
過去に遡って出会いがあったとしても、兄がなくなる現実は変わりませんでした。
わかってましたがもう、ボロボロボロボロ泣けます。
ちょっと続きを読むのに一呼吸おく必要があるくらい泣いてしまいます。
美郷さんはなんであんなに無なんだ。
これから先でわかるかもしれませんが、直生への思いが表現されたらとんでもなく泣いてしまうかもしれない。。。
神評価ですが 何度も読むにはつらい作品です。
ファンタジーですが史実をモデルにしている、ということでお隣の大陸のあの広大な河のことです。
治水工事に情熱を燃やす王佳と王佳のこと探していた皇帝のお話で、山中先生独特のキャラの表情わかりづらい感(私にとっては)も手伝って非常にモダモダしてしまいます。控えめにいってすごく面白いです。
なぜ王佳に執着してるのか、が1巻であっさりわかりますが、王佳は気づかず。おーこれ気づいたときどんな反応するんだぁ、とワクワクしています。
お仕事の話が中心のようですが
相手は皇帝、ということで房事のこともついてきます。役人として取り立てるのではなく何故か性別隠して後宮にあげられる王佳、気付かない王佳!!天然です。
あと子パンダを是非とも王佳に育てていただきたい。子パンダ最高です。
壮大な治水事業も気になりますが、受けの天然っぷりと皇帝の執着っぷりも読みたいです。
次巻も買います。
異世界ものは好きなので楽しく読めました。
コミカライズですが説明やモノローグで詰め込んでいるような描写がなく、展開に無理のない感じになっています。
13歳のときに異世界にいって、能力が開花することなく殺されて現実に戻って15年後…
また異世界へ落とされる 出戻りです。
現実社会のモブ女がちょっと主人公に似てて、なんか伏線なのかな…?と思いましたがどうなんだろう…
行ったり来たり自体に誰かのチカラが〜とか神のなんとか〜とかの説明がないのでどういう仕組みなのかまだわかりません。
転移者とバレないようにサングラス的なものかけたりしますが、それはもう、バレバレだよね…と。
バレバレなやりとりがちょっと長いかなぁと思ったところで1巻が終わってしまうので続き楽しみです。
そばかすのキャラが気になります…
最初の転移でトワを殺したのは誰なのか…
トワ自身はそこにあまりフォーカスしてないので、見た目が違っているので大丈夫だと思っている?のか、過去に自分を殺した犯人探しよりも、過去に異世界でやらかしたことをなかったことにしていきていきたい、という感じですかね。
絵柄は輪郭線がはっきりしていて見やすいです。ファンタジーものは衣服も大変なのだなぁと認識させられます。