なんかもう、ドキドキ。ドキドキだけで読めるというか、ドキドキが洪水してるというか、とにかく事件や事故のトラブルもなければ喧嘩もエチもないのに、読んじゃう…っていう感覚です。
恋人になりましたーが1巻までなので、なってそれから、の話です。
夏休み、初デートは水族館…。課題を一緒にやるけど本音はいちゃつきたい、ぐわぁ尊い。
どこ行きたいとか関係なく、くっついていたい、はリアル!!リアルすぎてぎゃー!好きその感覚!ってなりました。
文化祭の喫茶エプロン姿に惚れ直したりと、とにかく2人がずーっとドキドキしてる感じの影響受けながら読んでしまいました。
友人が2人の関係に気付き始めた…?いう?いわない?
どうする??と決着しないところがよかったです。
そう簡単に決められないよねぇ、と、ここまでくるのにも葛藤してたもんねぇ、と。怖いし、怖いよねぇ…と感じるところがリアルでした。
んーお願いだー!理解あってくれー!って願わずには居られない次巻へ続く!です。
1巻に続いてこれまためちゃくちゃいいっ…
煮え切らない鷲介の気持ちを断ち切るように夏に賭ける真琴。
鷲介が野球をやめた経緯をしる北斗。
真琴に対しての気持ちと野球に対する気持ちが定まらない鷲介。
この3人のキャラクターが魅力的です。
北斗から真琴への告白。
地区大会の連戦と展開がぐんぐん進みます。
もしかしたらもしかするのかなぁ、と思いましたが、そうなると夏を描き続けるか、全カットみたいになるから季節進めていく方がそりゃそうか、と、納得というか諦めるために理屈を勝手に作り上げるほど、わーっ!となりました。
集中すべきはボーイズがラブしてるかでした。
北斗と真琴の関係…鷲介それでいいのか?!と2人を応援しながらも鷲介を焚き付けたくなる衝動にかられます。
なんといっても当て馬キャラがいいです。
ネル…貴方は立派な執着攻めです…。
報われなさすぎる…いやでも当て馬だからしょうがない…と思っていたところで最後のカイルからのデコチュー。許し…許しなのかな。聖母すぎる。
もしかしたらカイルと邂逅して関係を持つのは自分だったかもしれない…と過去を反芻するネルの苦悩もたまらなかった…
どこまでも報われない。素直じゃない。自分の気持ちに向き合えない。そんな葛藤が伝わってきます。
主人公CPより当て馬の見た目ジジイっぽいけど、実は若いイケオジ風執着キャラのネルがほんとうにいいです。
原作を読んでいないのでどーなるんだー!というところで終わっていますが面白かったので次巻を待っています。
設定やキャラクターはアンダルシュらしいファンタジーです。
泣く〜…
これは泣いてしまう…
鎌倉デートはとんでもなく可愛かった…
粋の中学時代の同級生と偶然あって、春虎を彼氏と紹介できなかった…で終わらない!
追いかけて、カムアウトするとは…!!
粋の行動力が半端ないです。
それくらい春虎の想いに応えてるんだなぁと。
春虎と粋の対照的な色々がすごいです。
春虎が10人兄弟で粋は一人っ子、
春虎は母の受け入れもすんなり、粋は…
粋が不憫でたまりません…
周囲の友達にもからかわれたり、ひどいこと言われたりが多くて、ここまだ理解がない周囲っていうのも珍しいかなと思います。
最後の最後にやっぱり母は母だなぁ…!
というシーンは泣きます。よかった…報われて…!
大陸風文化な架空の島国を舞台に
アルファとオメガが祝福者と誘惑者と呼ばれる設定です。
この違いに関してはそこまで深く作品に陰を落とすような感じでもないのですが、鎖国中なのでオリジナル呼称、といったところなのかなぁと。
誘惑者であっても引きこもり生活をしているし、乱暴も未遂で描写も小さいので痛くて酷い描写が苦手な方も大丈夫かな、と思います。
皇子の黒髪サラサラのロングヘアと太眉と泣きぼくろがとても魅力的です。オメガじゃなくてもモテているでしょう…
攻めは異国人で子供の頃に船が難破して打ち上げられた場所が受けが皇子としている国。
そこで邂逅があって、攻めは命広いをした恩義、というか一目惚れから一途に思っていたという。一途ワンコ属性のイケメン庭師です。
皇子は捻くれているわけでも暴力的なわけでもなく、ただ母の嘘をかばうために誘惑者だとバレないように引きこもり生活している健気美人なので、溺愛スキーでオメガバースも好き、中華風も好きなので楽しく読みました。
下巻の方が好き
年上で包容力もスペックもある攻めとツン受け。
ホストなのに!ツン!
しかも美脚!
あまりにも自然に溺愛してるので、どんな出会いだっかたかなと上巻戻ってみるも、一目惚れ…かな?
というなんか突然でした。
攻めが受けにハマりにハマる理由もあんまりよくわかんないですが、とにかく好きなんだな!よしわかった!
くらいの気持ちでガンガン読めます。
危ない薬絡み…は政治家よりも警察案件では、と思いつつさーっとみ政治家絡みだったことが説明されます。
気づかぬところで守られつつも、誘拐されて、なんだか隠密行動しちゃってピンチー!に間に合うおじさま!素敵です。
とりあえず誘拐されて下がパンツだけになるのはなんだ?ですが美脚なのでヨシ!です。
歌舞伎町みたいなネオン看板に表示されたオメガ特区の中にある地味なアパートに暮らす3人。
そのうち2人がカップリングになるまで…の
1CPめのお話と2CPめの途中までが上巻に収録されています。
ハロワ帰りにヒートになって、逃げたエレベーターの先がオークション会場というとんでもない展開。
そこで運命の番に出会って落札され、ヒート&初夜。
スパダリよろしくメデタシになるまで…のこれぞファンタジーな展開です。おとぎ話的オメガバース。
2CPめの話の方が好きです。
ウリやってるオメガと政治家先生との邂逅。
年上オヤジ攻め…攻めにもなってない…!庇護?!溺愛?!プラトニック的な関係は大好きです。
1巻だとモノローグで説明されてしまって絵での展開が削がれてしまったような気がしました。
主従もので、従者攻め、年の差もありオメガバースで、不憫受け…と盛りだくさんなのでページ数が足りなかったのかなと単純に思いました。
動きや表情が堅いですがタッチは綺麗です。
ソックスガーターもよかったです。
現当主が兄、ですが年齢的に父、でもおかしくないですし、長兄と従者の父が相思相愛な関係だったので顔のシワとかもそうか…と途中で納得しました。
長兄もオメガなのに末弟のオメガを道具のようにつかうとは けしからん、ですが、長兄も悲恋を経験していたわけで…同情の余地はあります。
終盤の展開が急というか、決断が早いのもあって、えー?えー???となってしまい、昼メロみたいでした。
幼少期からの主従ものはチビっこ時代のかわいさが読めるので好きです。
1巻は始まりや理屈に無理があるかなぁ…なんて思いながら歴史物が好きなので継続購入しています。
2巻で歴史上の人物の絡みや
信長に情がわいたり、やたらモテたり。展開が出てきて面白いなぁと思ったあとのこの3巻。
遂に信長上洛。
ここからぐーっと面白くなります。
歴史上の事柄、と歴史をあまりしらない主人公の妙もあり、繋げ方がすごいなぁ…!と。
将軍 義昭の蘭丸に対する気持ちを利用してのあれやこれや…年齢設定に疑問は感じつつも、うまいなぁ、と思いました。
蘭丸もいつの間にか嫉妬覚えたり、馬に乗れるようになったりと成長著しいです。
いわゆる月代頭ではないのでみな美しいです。
蘭丸を巡ってのになっている展開が面白いです。