設定は 民族、両性具有という組み合わせですが、展開はそこまで大げさなものはなく、いい意味で普通でした。
ニューヨークのフリージャーナリストとして一花咲かせるために両性具有を追ってジャングルへきたアルと、成人の年になっても相手がいなくて儀式が遅れていたヒヨス。
2人が出会って本能的にやって、ほだされあって、ラブラブになるという展開で、痛々しいものや暑苦しいものはなく読みやすかったです。
最初は逃げ腰のアルですが、看病されてほだされて、なんか狩猟生活に順応していきます。ニューヨーカーだけど民族への順応力がすごい。
知り合いに呼び戻されて一度ニューヨークへ戻りますが、アルを呼ぶのではなく、自分が都会を捨てて森で暮らすという選択。すごい男だ…
両性具有なので妊娠出産可能で、最後に家族写真があって3人子供をつくっていることがわかります。
かわいい…朔くんかわいい…
年下攻め再会モノでした。
大学生の主人公が子供の頃に家庭教師だった人と再会して、その人がシンパパになってて子育てのお手伝いバイトする。というものです。
主人公の涼太はモテるけど童貞で人間不信。コミュ障な感じに描かれていて、初恋の肇だけは特別だった…そりゃ再会したら初恋が再燃しますて。そらそう。
朔くんはかわいいし、涼太はなんか家事が得意だし、肇は子育てと仕事の両立で手一杯だしで、キャラクターが特徴あってよかったです。
涼太は最初から肇が好きなので、バイ…かゲイか…なんですが肇はノンケなんです。だから涼太に告白されて、それを受け入れる速度といい、される側としての覚悟っていうかそういうのがさらーっとなっているので、なぜ??となってしまいました。
ちょっと、ノンケが受け入れる雰囲気の描きがもう少しこう…ぐっとくるものが欲しかったかなぁと。
朔の保育園にはゲイカップル家族もいたので、そこは時代だよねーってなりました。朔もパパが二人いていいなぁとか言いますし。いい子。
童貞の割にわかってるじゃん涼太…もあったのでもっと不器用であってほしいかも、と思いました。
乙女ゲームの悪役に転生もの、でコミカライズだそうで原作は未読です。
ちょっとだけ変わってるなーと思って面白く読みました。主人公は悪役に転生したと気づきながらも普通にすごしてきています。
なんか特別なイベントがもともとあって、それが起こるというものではないです。
あくまでも普通に生活してきた。学生生活も就職してからも。
そして学生時代の恋人といまも続いていて、その相手が隠しキャラですよ、という設定です。
隠しキャラといえどもこちらも普通に過ごしてきて、学生時代に出会って、惚れてしまって押し切る!というタイプ。
背は攻めの方が少し低いです。
ゲームの中感があまりないのが珍しいかなと思いました。ゲームの中の登場人物がただ生活していくとこうなりますよ、みたいな感覚です。
絵柄もそこまでThe受けっぽくなく、あ、こっちが受けだよねやっぱりね、くらいです。なにかがすごく突出しているわけでもないので、さらっと読めます。
あっさりした絵柄なので中世みのある背景や服なんかすごく大変だと思いますがそれを感じさせないくらい、いい意味で馴染んでるって感じます。
スピオフ作品なことをしらず、表紙にひかれて購入しました。
元を読んでいませんが楽しめています。
幹太の初恋相手=幼馴染くんですが、幹太の気持ちをしらないとはいえそりゃないぜ、な感じがするシーンがあるのは元作品の2人の関係性をわかってないからかな、と感じるところはありました。
今作品に至っては、とにかくかわいい年下ワンコの涼が良いです。多少既視感はありますが、モテ度、素直度、ワンコ度、良きすぎました。
感覚で生きてるタイプなのか、好きです!と勢い告白して、おためしのお付き合い中、がこの上巻でした。
ダブルデートで海に行くのも良き〜…
そこかしこに、トキメキ発展ポイントやエロポイントがありますがあっさり通り過ぎてる印象です。
そしてどっちが受け攻めか分からず、年下ワンコ攻めだよねこれは…?違ったらどうしよう…とドキドキしたところに最後の最後に幹太の 俺がこっち(押し倒され)側?!のモノローグ。
あなたはそちらで大正解で ありがとうございます。
ここで一旦落ち着きましたね。
ラムダンが覚悟決めてウルジのそばにいるって決めたので。
いわゆる一部に容認されている愛人、の立場ではありますがこれからの展開もあるので一度ラブっていただいてありがとうございますの気持ちです。
ラムダンの父へ挨拶にいき、出生に関わるおくるみの布を手に入れたので、これも一波乱ありそうです。
どうやらラムダンの出生元の民族は流行り病と訪れた期間が偶然にかさなり、その病を運んできた…と噂され恨みを持っている人もいるそう。
屋敷内の1人はスパダリのウルジによって排除されましたが、それはおそらく序章。
ウルジの子として育てる予定の子供の家庭教師的なお子様くんがなかなか面白いです。
遠慮のない発言しまくりで今後も楽しみ。
評価が萌とか神とかじゃなく、もう 辛いっていうのがあればそれになります。
辛い…
ミカの最期がつらすぎる。
ミカの死への展開により話はグンと進みました。
カンナギのこと、教会のこと、閉ざされたのではなく閉ざしている島のこと。
黒海が人の身体を手に入れると、人として行きているうちに人を愛することもわかりました。
シヨンにもそうなんのかい、といささか納得はできませんが、アルト父のことがわかりました。
いやこれは泣く…
展開もなんですがそういう死の描き方なんて泣く。
そしてここにきての、アルトが島外に出ることになってからの2人のお初。エルヴァ様…最中も思考が上位でかつ包容力がバチバチで最高でした。
5巻よりはまだもう一度読めますけど、
肌に優しいタオル用意しないとだめです。
しんどい展開が続いたので次巻、も、すごいしんどそうでここから先は完結してから読みたい気持ちと早く続きが知りたい気持ちの葛藤です。
タイトルにΩってついてるのに、途中までオメガバースだと意識しないくらいよかった。
そもそも
黒猫→かわいい
猫又→かわいい
なんか弱ってる→かわいい
の始まりで九尾の黒孤が坐す神社にたどりついて可愛がられる話なんてかわいい。
陽という名前をもらって義隆へお礼するために頑張る健気ちゃん。
人間の姿になると見た目は青年中身は子供です。
個人的な好みとしてはもう少し身長が低いほうがかわいさが増すかなと思いました。
対して黒孤の義隆はイケオジというやつです。
見た目は枯れても中身はガツガツ。
運命の番、イケオジ、妖怪、もふもふ、猫耳などがお好きならおすすめです。
巫女の2人のすみれと椿もめっちゃいい子で、優しいすみれと厳しいけど根が優しい椿の対照もよかったです。
最後のおまけの3人でお団子買いにいったけど、陽が猫化してしまって…の話すごくかわいかった…
3人とも可愛かったです。
電子で買うとタイトルからこの元の作品のサブカプであるこちらのシリーズがもう4冊目になることがわかります。
保育園の運動会でのやりとりから、豊がなぜ無表情なのかを考えるきっかけができて、抱えてるトラウマを理解したい由良との思いやり回でした。
豊が祖母宅を由良に苦手な場所だとだけいうので、理由がわからないまま連絡不通になったので群馬まで行くフットワークの軽さ。
駅は安中榛名。絶妙な距離です。
住所もわからず、ある神社の近くってだけでたどり着こうとするくらい不安に駆られる由良は感受性高いなぁとそこに行動力伴うとドラマが生まれますね。
幼少期に感じたちょっとした 嫌だな っていう気持ちが原因だったのでやっぱり言葉には気をつけなきゃいけないなぁとリアルに感じました。
それくらい 他人からしたらそんなことで? みたいな些細なことでも人を傷つけるんですよね。
うっかり発言というか、からかい半分というか。
豊母ともそこでご挨拶となりますが、こちらはとても勘が鋭い感じで、いわずとも2人の関係を理解して、すでに受け入れオッケーな母でよかったです。
後半は幼馴染2人のかなりつCPのケンカと仲直りの話でそこに登場する豊が年取らなすぎで、わぁ(嬉)ってなりました。
中学生になって末っ子の星空(そら)くんも生まれてますます素敵な家族に…
義母のはつえさんが不慮の事故により腕を折ってしまって5人の子育てはそりゃもう大変とゆーことで新たな登場人物としてシッターの渚くんが参上です。
Ωの渚くんは女性と結婚したいと望みながらも過去に何かあった模様…しかもストーカー被害になりかけ…
そのストーカーと化していたのが渚くんの幼馴染で付き合ってはいたものの、発情した渚くんにドン引きした挙句振る、というヘタレ男です。
渚くんに恋しちゃう長男の純くんの淡い初恋…本人にとっては本気の恋。
ハラハラしました。
萌というよりトキメキとハラハラを感じました。
メインの2人のラブラブもありつつ、純くんの成長もありつつでした。