とにかく凄い!の一言が出てきますね。
ここまで白濁まみれな小説を読んだのは初めてだと思います!
門地かおり先生の絵もプラスされて本当にエロエロ感満載!
近親相姦好きなので購入しました。うーん…思ってたのと大分違ったかなぁ。
最初辺りの父親と兄の絡みまでは良かった、けども開花させてからの数えきれない人数の愛のない乱交っぷりがすご過ぎて私では受けきれなかった(笑)。もともと多人数が好きでなかったので余計に駄目だったかも。
主人公が妙にしたたか冷静、ずっと行為を楽しんでたのが印象的でした。
一般的なBL小説にある特定の「攻」がいないのが新鮮でした!
相思相愛が好きな方にはオススメできませんが、
超がっつりエロい小説読みたいなんて時にオススメ!
舞台は英国のマナーハウス。
日本で極々普通の生活を送っていた秋良(受)だったが、名門貴族の次期当主候補に選ばれてしまう。
執事のエインズワース(攻)に預けられ、ダンスに乗馬etc…と勉強漬けの日々が始まった。
秋良の魅力は金持ちの坊ちゃんなのに着飾らず、下っ端の使用人にも優しく、細やかな気配りが出来るところですね。
エインズワースは昔から秋良のことを想っていたのもあり、結構甘やかしてるようで『スパルタ!』という激しさは感じられなかったです。
服装や紅茶のことなど事細かく書かれており、きらびやかな英国貴族の世界を垣間見ているようでうっとりしてしまいました。
しかし絵がその豪華さを表現出来ていないのでもの凄く残念。
執事の教育にエッチが入ってくるのかと思いきや中間にちょっとしたお触りがある程度で最後の最後に全ての問題を解決してからでした。
エッチは25ページほどあって長めなのですが安心感があり過ぎて萌え度低めかも。
執事は口癖みたいに「イケナイ御主人様だ。」と何回も言っているのがちょっと違和感。
ゲイでオタク気質の根暗な、中村(攻)。
ストーカー気味で会社の先輩の北川(受)を隠し撮りしたり、無機物を北川に例えて話し掛けたり兎にも角にも不気味。
そんな中村と正反対な男前な性格の北川はその熱血過ぎる視線に前々から気づいており、思い切りが良すぎて急接近する。そして二人は晴れてカップルに。
だんだん現れてくる中村の変態な性癖に何だかんだ言いつつ受けいれている北川が偉い!
そして、中村を犯そうとするけど返り討ちにあってしまう北川が可愛い!
でも性格は攻めのくせに北川より遥かに中村のがヘタレで可愛い。
絵は綺麗とは言えませんが、慣れてしまえばこっちのものですね(笑)。
周りが呆れる程に変態を炸裂させる主人のミース(攻)とツンデレショタメイドのクーロ君(受)。
そんな二人のバカップル溢れる話。
とても男らしい性格のクーロ君ですが、一度理性を失えばたかが外れたように快感を求め始めます。
嫌々言いながらも本当は主人のことが大好きでまさにツンデレですね。
下着まがいなメイド服も可愛いし、毎回かわるので注目です!
ミースは緊縛が趣味のようでSM要素も多く有ります。
兎に角クーロ君をあの手この手で責めまくる。
おバカなギャグも入るので明るく、テンポ良く読めました。
男性向けに近く、局部の描き方は通常のBL本と比べるとリアル。
初めて購入したショタ本だったのですが、この作品のおかげでどっぷりショタワールドにハマってしまいました。
攻めの御曹司が受けの美少年に一目惚れし、ラブラブアタックする話。
出会い方がありきたりで微妙だったためか「何故恋に落ちたの?」と一目惚れだけでそこまで拘る気持ちがいまいち理解し難かったです。
作家さんがヴァンパイアの耽美さに頼り過ぎたのかな?という印象。
攻めはアプローチが直球ですが、結構紳士的で命令しながらも口調が比較的丁寧。
受けは好きな人をヴァンパイアにしたくないために噛むことを我慢。
その葛藤する様子が切なくて可愛くて萌え!
ひたすら快感と噛む欲求に耐えます。
『犬歯が男根と同様の反応をする』とういものがヴァンパイアならではの設定で素敵。
驚きは受けに元々他のパートナー(ヴァンパイア)がいたこと。
しかし、現れるのは一瞬だったのでそんなに三角関係という感じはしませんでした。
血の生々しい表現はさほど無く、グロさは有りません。