グレープシャーベットさんのマイページ

レビューした作品

女性グレープシャーベットさん

レビュー数5

ポイント数25

今年度61位

通算--位

  • 神3
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立2
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

スピンオフ

※スピンオフ元既読・ネタバレあります

最高でした!俳優同士・年上攻めです。
シリーズで大好きだった友納さん×紀くんのスピンオフ。
元の作品を読んでいない方も作中で紀くんの台詞にある真央とのこと
友納さんも真央と共演していてよく知っていること
これを読みこぼさなければ、単独でも読めると思います。

タイトル的に紀くん→→→友納さんかと思いきや
読むと紀くん→→→←(←←←)友納さんくらいで大興奮でした。
一冊の中にお互い好き過ぎる二人の想いがぎゅっと詰まっています。
はっきりと年齢は書かれていませんが、結構年上とのこと。
それを感じさせる描写がまた堪らないのですが
あまり読まれる方の楽しみを奪ってはいけないので控えます。

熱くてユーモアもあるベッドシーン
楽しい余韻をのこすラストもとても素敵でした。
叶うならその後の二人のお話をいつか拝読したいです。

No Title

※詳細ネタバレあります

設定はものすごく好きでした。
攻め二人に受け一人、受けが溺愛され攻め同士の絡みなし。

ただ私には合いませんでした。
試読して感情面が丁寧に描かれていくのかなと勝手に期待してました。
予想以上にエロ先行、日常でも赤面が多くてしょっちゅう火照ってる。
攻め二人のアプローチにもっと違いがほしかったです。

受けの怒りポイントがいまいち共感できず。
攻めの一人がお金持ちの家の子でタワマンの一室に住んでいますが、
あとの二人の部屋もかなり良くて。
広いし家具もいいし男三人で寝られるベットあるし…
発言と情景がかみ合わず世界観に入り込めませんでした。
ずっとかけているメガネの描写も気になりました。

絵はとても綺麗でした。展開は王道で安心して読めます。
同時収録作については本編を読んでいないのでレビューは控えます。

同人活動

※ネタバレがあります

面白かったです。主人公・嶋(受け)に同人誌即売会でファンだと言ってきたのは、大学時代の同級生・麻宮(攻め)。友人どころか知人ですらなかった、でもお互いにとって大切な接点があった二人の再会BLです。

麻宮も嶋同様に働きながら漫画を描いていて、初のイベント一般参加の案内そして初の同人誌制作のアドバイスをすることになります。同人活動に親しみのある方は、むずがゆかったり照れくさかったりするかも…そのくらいリアルに丁寧に描かれていました。

ここまで同人活動にスポットが当たっていたら、恋愛面が浮いてしまったり取って付けたようになってしまいそうですが、全然そんなことはありませんでした。波長の合う二人がいろんな面で惹かれていき恋愛になるのが、とても自然で心地よく読めました。

感情の描き方が豊かで、二人とも赤面が可愛かったです。同人誌制作も恋愛もとても綺麗に一冊に収まっていました。

雨BL

※詳細ネタバレあります

一緒に過ごすにつれどんどんお互いに惹かれていく二人ですが、神様と人間は結ばれない…どうなるのかドキドキしながら連載を追っていました。

神様×人間の不思議設定ながら、物語にしっかりとした軸が一本通っている感じが好きです。受けのリタが苦しみ休職した要因でもある写真。ですがリタは本当に写真が好きでカメラをずっと手放しません。写真には写らないアマを撮るのも素敵で、雨と共にこの作品の大切なキーアイテムになっていました。

神様が怪しまれずに町に居続けられる理由…切なかったです。ときめきあり、涙ありの出会いと再生の心温まる作品でした。作中に登場する一枚の写真のノーカットバージョンがカバー下にあり、こちらも素敵なのでぜひチェックしてみて下さい。

No Title

※詳細ネタバレあり
※読む人によっては辛口かもしれません

設定・キャラの配置・大筋は好きです。

あくまで個人的にはですが状況描写が所々少し回りくどく、似通った表現が散見され、文章のリズム感が合いませんでした。
それでも二人の恋愛模様は可愛らしかったのですが…最後の二章がどうしても好きになれませんでした。もっと中盤までなら分かりますがここまで来て元カノの話や、教師の鬱陶しいノリなどは読みたくなかったです。

そして何より期待していた渡会くん→日置くん目線がいまいち盛り上がりに欠け微妙でした。きっかけが細やかなものであっても、もっとそこから芽生えていく本人の熱量を感じたかったです。

友人キャラはみんな好きでした。もしスピンオフができたとしたら、ここからカップリングが生まれるのかは気になります。
最後に蛇足ですが、このレーベル文字が大きい(文庫本1ページに14行)

表紙と内容

面白かったです!
※ネタバレあります

表紙を見て大人しそうな攻めが実はエロくて受けは抗えず、
肉体関係先行で攻めが優位な感じのストーリーかと思ったんですが…
全然違いました。

攻めはものすごくピュアで誠実、
受けは経験ありですが恋愛初心者で両者ピュア。
表紙の行為はあくまで相談を受けての前立腺の説明。
最低な元カレへの医師ゆえのド直球な対応も大好きです。
(BL界の全ての乱暴攻めにこの説明をしてほしい)

攻め受けそれぞれの職場の人もユニークで素敵でした。
優しくてクスッと笑える社会人BLでした、買って良かったです。

かわいい

ニラカネユキ先生のかわいい絵がすごく好きです。
眩しいほど青春ど真ん中なストーリーも素敵でした。
※ネタバレあります

小学校からの幼馴染みの啓太くんと倫也くん。
高1の夏に倫也くんが引っ越すことになり、
今まで隠していた啓太くんへの恋心を伝えます。

人物描写がものすごく好きです。
その時々の微妙な感情の表現が本当に絶妙で
素敵な表情のに最初から最後まで魅せられっぱなしでした。
啓太くんの言動や、クラスの女子の反応、休み時間の遊びなど
すごくリアリティがあって作品に没頭できました。
二人が出会った時のお話も描かれ過ぎていなくて
細やかなヒントでよりその時の様子が伝わってきます。
それぞれのお母さんも良い人で
親子だな~と思わせるコマにはほっこりしました。

キスまでのピュアBLです。
可愛くて時にじれったくて、最高にキュンキュンしました。
その後の二人もぜひいつか!続編熱望しています。

海の家

とても素敵な夏のお話でした。
BLというよりブロマンスかなと思います。

カイリさん:(表紙の方です)人をよく見ている、懐が深い
スミさん:陽気、よく分からないけどただ者ではない雰囲気
ジュード:真面目で働き者の好青年、でも何かありそう…

カイリさんのジュードとの関わり方が大好きです。
ただ隣に居たり、血の通った言葉をかけたり…とても温かいです。
海辺でギターを弾きながら歌うのがとても素敵でした。
ジュードにとってこの夏この出会いは本当に特別なもので
これからの人生でも支えになるものなんだろうな思いました。
ラストはネタバレなしで読んでほしいです。

スミさんは海の家に欠かせない大切な友人で、
二人の間に割って入ったりかき乱したりするポジションではありません。

かわいい

※結末諸々ネタバレありです

小木先生の絵が好きです
描き込みのある人物から独特のかわいいちみキャラ化
ボロっとしたアパートの質感、ドスンとした表情の雀
何気ない場面での丁寧な料理…どれも好きです

台詞や表情にユーモアが効いていて終始楽しく読めました
ホストならではの葛藤はあっても、
騙したり刺されたり不穏なことがなくとて良かったです
まさにこういう平和なBLが読みたかった!と思いました
恋愛面もものすごくスムーズ、ですが退屈はしませんでした

アパートお隣さんの雰囲気たっぷりの表紙も大好きです

いろんなヤンデレ

とても読み応えがありました。
特に好きだった三作品のレビューのみで失礼します。

「隠し球」はなぶさ数字先生
高校野球部エース×マネージャー
大好きです。どちらがヤンデレなんだろう?と読み始めました。
攻め→受けなんだろうなから、徐々に攻め→(←)受けが見えてきて
両片思いかも!からの展開が最高にツボで堪りませんでした。
読後にタイトルを見ると秀逸の一言、すごく面白かったです。
もっとこの二人を見たいので続編熱望しています。

「一途」犬野まげゆいし先生
医師×病弱青年
医師と患者なだけではなく里親と里子です。
攻めを好きが故の受けの行動は見ていてハラハラするほどでした。
攻め→受けの想いがとても良かったです。

「摘蕾」宇良たまじ先生
年の差幼馴染み、年下×年上
出会いは受けが小学生の時ですが、メインは高校生になってから。
攻めへの大好きが恋だと自覚してからは切迫感があり
一話の中にメリハリが効いていました。
ずっしりと重みのある想いが良かったです。

ご参考までに。表紙をご担当された汀えいじ先生はコラム掲載。
表紙絵の設定+ストーリー(三行)+フェチポイント(一行)です。