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女性咲夜さん

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なんにも知らないっていいですよね!

このお話はあらすじの通り虎と一緒に暮らしていた男の子と、その男の子が運ばれた研究所の研究員の話です。

男の子・浅葱は、野生の虎と(というか野良猫みたい)暮らしていたので、警戒心が強く入江にも最初は警戒心剥き出しでベッドの下から出てきませんでした。
けれど入江がご飯をあげているうちに出てくるようになって、会話をするようになり言葉を覚えていきます。
色々ふっとばしてくっついて。でもまだ自分には知識もなく、入江の役に立てないと思った浅葱は必死で勉強したり(なんかとんでもない方向にww)、禁止されていたけど料理を頑張ってみたり。
帰ってきた入江が浅葱のまさかの格好にビックリ。読者には「きたぁあああーーー!!」みたいな(笑)
まぁでもそんなに大きなトラブルとかはないです。ドロドロもないし、浅葱の常識外れというか、まだ一般知識とかは著しく遅れているし入江のことを一番に信じるというスタンスも貫いて書かれているので、途中でいきなり賢くなるとかもないです。だからお見合い話が入江にあがっていても、周りから言われた言葉や自分で調べた情報だけを端的に信じて、変な方向に走る……という展開になってます。


受けが天然で一般常識なくて攻めだけが一番好きで安心できて……って素晴らしいですよね!!
個人的には入江にはもう少し人嫌いとかを極めて欲しかった(笑)お酒に酔って笑うとか浅葱の前では他の人より笑うっていうのはいいけど、もう少し控えて欲しいなーて思いました。いうほど笑ってませんケド。

時間の都合で区切り区切り読んでいましたが、とても面白かったです。っていうかおいしかったですww 予想以上にはじめのスタンスを保って終結に向かってくれたので、ある意味期待を裏切ったものでした。

今回も満足ww

待ちに待った二巻!ようやく発売しました。

和にいへの誤魔化しをどうしようと悩んでいるうちになんかお母さん(おばさん?)がなんか出てきて話をした模様……。けれどその内容がなんなのかわかりません。なので私は放っておきました。メインは和にいじゃない!! …ってことで(笑)

さて、もちろん二巻ですから第二の厄災がくるわけですが、詳細は多分明かさない方がいいと思うので、取り敢えずさらっとだけ言うと喧嘩してた二人が第二の厄災で仲直りしました。うん、喧嘩してたんですよ。危ないのに甘い空気作られました。その場にいた方々お気の毒……ww

後半はお泊りです!
なんかお互い、気持ちを持て余してるのか気づく寸前なのかよくわかりませんが、兎に角ニヤニヤしてしまう場面数点あります。会話が途切れて「どうしよう…」と思ったり、育実が赤くなったり、かと思ったら今度は一条宅で朝着物が……た育実に一条がなんか戸惑ってたり(笑)

っていうかお祖父さんかっけー!!
若木って人はなんか姑みたい。でも美人じゃないww(←重要!) 別に普通の一条大好きの構成員みたいな感じだけど。

あと最後の方に先祖が出てきます。夢で。
やっぱ黒髪ロンゲはいいデスネ。育実の髪も一条みたいに撫で撫でしたいけど、ご先祖様のは櫛を通してみたい。

三巻でお祖父さんが持ってる情報が明かされることでしょう!! 早く発売しないかなぁ……と今から心待ちデス。

巻末にあるおまけ漫画も面白い(主に一条)
そして育実は可愛い。富士山で喜んでるとか……。

クラスメイトに一条と喧嘩中、「破局したって本当か?」って聞かれた睨んでたとこもおいしいですよ!!

SUPER LOVERS 4 コミック

あべ美幸 

晴と零と春子さん

しんてーーーん!!
っていうか進化?前進? 描写が少しあったよ、リアルに!!
あの二人はほんっとゆっくりとゆっくりと進むね!!! 
春子さんも久しぶりに見た気がする……。親子そろって零に構い倒しだし……。

零の過去がすこーしだけ分かりました。でも多分あれ以上詳しくは出ないんじゃないかな。物語の主軸に関係ないし。
その後、それをたまたま聞いた零が晴に甘える格好……萌えた!!!
零の作文も公開♪ 春子がそれ見てスイスに連れていくって言うしww

晴が事故にあった後のことも亜樹の口から少しだけ公開したね。いつか番外編、みたいな感じでやってくんないかなー…と。気になる……。
それを聞いた零の信じられない表情も印象的でした。
それにしても……何を言われても表情を崩さない春子さん……。零が晴に感じる「いつも笑顔を絶やさない」と春子の「常に冷静な表情」は親子ならではの共通点だと思います。晴の天然(?)も遺伝と分かったし。
一巻からでは想像できなかった春子さんも見れます。

保健医がなんか可哀相な立場だったな。
いつか聞いた話を実践できるといいね!!晴と!!!
つかそれ以外認めない~~~ww

零のコスプレも必須www 可愛いです、脚キレイ……。
次巻が益々楽しみデス♪雑誌買っちゃおうかなーとか思うけど、他は今日見ないから……と断念。
長く待つって、一番の調味料だね。

おいしい!次が気になる!!

待ちに待った2巻でしたよ!!!
御崎と有川の展開。少し進みましたよ。
あと御崎の電話相手出てきました。うん、正直もう出てくんな☆
さくっとバラしちゃいますが、最後には思い通じてます。でもそこからの展開は次巻になっているので、本当に気になるところで終わりました。

やっぱり宝井さんの発行スピードは遅いですが、一つ一つが丁寧で背景もしっかり描かれているので、待つ以上の価値があり、満足が大きいですね!

今回は御崎の過去が少しと有川と川端の会話、両想いが主にあります。おまけ漫画では可愛い御崎と有川が……///
ニヤけながら読んでしまうと思いますww

話し自体、大きな波とかないのですが、なんとなくほんわかしてニヤニヤ、ニコニコといった感じです。
二人が両想いになるのは、川端が御崎の気持ちを勝手にバラしてしまったことからですけど、有川が逃げた御崎を追う前に川端に宣言! すぅーとしました。もー二人の邪魔しないで!もういい!御崎傷つけたんだからもうしゃしゃってこないでいいよ!…って感じ。

もう迷わず神作品です!!

普通…

BLの調教もの、というにしては珍しく普通のもの。
調教も別にエロとかじゃなくて純粋に紳士育成でした。

なんか大きい家の分家に生まれた望央は、お金持ちで別に働かなくても一生生きていけるくらいなんですが、だから大学行ってないんですけど。
父親は公務員で中学は公立だったので、多少は庶民感覚…なのかな? だけど祖母はそれが気に入らなくて。

そして、望央が成人になるからとまたいとこの桃と一緒にパーティを開くことになり、紳士育成はそのためにします。
またこの桃ちゃんがお嬢様なのに、中身が全然お嬢様じゃないという…ww いいキャラでした。
その桃が最初に淑女育成を受けていて、その時に一番まともだ、といっていたのが、後に望央も指名して教師になる宝来でした。
またこの宝来、金持ちが大っ嫌いで偏見だらけなのですが、望央のあまりに天然というかボケてるというか、それに大笑いするという……思ってたよりクールでもなかったです。
望央は間違えて娼婦コース選んでいたけど、事情説明して金額はそのままに内容は紳士育成にしてもらって……となっていきます。想像大きくはずれました。正直……期待がはずれたww

甘いということもなく普通でしたよ、本当に。作者も言ってました、あとがきで。

あとイラスト、旭炬さんなので買ったのですが、なんか適当というか、雑になった感がいなめなかったです。カラーはいいけどモノクロが、人物のバランスとかもちょっと……。

ある意味新鮮。

今回の「罪の蜜」は、一言でいえば病んでいるがテーマな感じです。
丸木先生の作品は初めてなのですが、最初あらすじを読んだ時は「芸術感性の乏しい受けと天才の攻めの話かぁ」と思ったのですが、そして読み始めた時点でもそう思ったのですが、読み進めていくうちに「あれ?」となりました。

(ネタバレ…になるのかな?)
二人の出会いは美術関係の予備校です。
当初受・雄介には恋人…というにはあまりにも淡白な関係というか、セフレと言った方がイメージ的には近いかな、そんな女性がいます。
彼女には攻・水谷から告白されたこととかも話しています。アドバイスとかしてますけど、まぁ実行しませんww

最初は断る雄介ですが、次第に思いを寄せてくる水谷に対して優越感を抱いていきます。それが多分歯車が動くキッカケかなと思います。

途中謎の文章が出てきます。それは最後に明かされますが、それが更に雰囲気を持っていきますね。

やがて水谷はもの凄い出世をしていきますが……まぁそこも放っておいてww
そのあたりで雄大は水谷に「姫野(講師仲間)がお前に合コン頼みたいって」と言ってしまいます。水谷ももう当初のイメージから中身がかけはなれていてかけはなれていて…ww 暴走ですね、無理やりですね、そして絶縁宣言されちゃいますね、雄大に。
中間すっとばして、ある日雄大が倉庫の整理とかするんですけど、その時にクロッキーが出てきて(そういえばなんであるんだろうと思いましたが)、その中に描いてあったのは雄大でした。その持ち主が水谷だと分かった雄大は水谷のところに行きます(その辺は読んでみて~)。

そのクロッキーを渡された水谷は、無理やりやったことを謝り、それでも諦められない意志を伝えるんですが、雄大はそんな水谷に自分の罪を話します。それが衝撃的でした。「うそ!?」って思わず叫びそうになるほどww

すべてを話した雄大は、それでも自分を想ってくれる水谷にとうとう堕ちます。
よかったね、と思ったらさ……、水谷病んでるのが最後に発覚でしたよ。
予想外予想外。予想外すぎて面白かったです。
そして雄大の元恋人の正体というか…が分かった時も予想外。最後に本当に爆弾持ってきました、この作品。

最後の方は説明じみたとこが多いので、そこをどう評価されるかがこの作品のネックかな、と。
個人的には全然大丈夫でした。よかったです。

うわぁー、うわぁー!

前巻でどうなるかと冷や冷やしたけど、そんなに気まずくならなかった…。高野さんりっちゃんのこと分かってるぅー!みたいな(笑)
横澤さんの本音も暴露ー!な展開に。

ここ笑えた。
りっちゃん、学生の頃「織田律」だったのねww吃驚しちゃったよ。…高野さん可哀想だ。でも笑っちゃったよ、面白いよ、まさかの展開だったよwwww
りっちゃんの告白はまさに水に流されたとでもいう感じ。お約束。でもそこがいいよ、うん。少しは進んだものね。横澤さんにハッキリ言えたもんね。高野さん嬉しそうだったね。

高野さん視点の、しかも学生の頃の話を読めるとは思ってなかった…。
廃れてるなぁ…、っていうのと可愛いなぁ…っていうのとがあった。でも今の高野さんが出来上がるのも納得した。りっちゃん、健気ー!! 
子供っぽい表情をした高野さんも見れます。

東北でのお泊まりは王道。よくやった、総務の人!!
「会社の手違いで、小野寺とホテル同室、ダブルベット」
って高野さんが言うシーンが何気に気にいった。

ヤッちゃうシーンは二回だね。
最後に少しオマケ漫画で、これもまた高野さんサイド。3P程。

病んでた…ww

レビューを見て病んでいる内容とは思っていたのですが、ここまでとは…!!
主従(奴隷)ものは大好きなのですが、今回の『奴隷城』は始めの方はちょっと無理やりすぎかな、と。
どうしてそこでいきなり「犬」に執着するのか、響(攻)側からの描写があったのですがいまいち納得できない…。最初がよくある「お代官様」みたいに登場していないので尚更それが強く残ったのかもしれませんww
それにしてもいきなりイジるのはどうかと…(笑)

進(受)は「犬」ではないと反抗しつつも、割とすぐに従いましたね。個人的にはすんなり入ってきましたけど…(会話での「…」の具合とかで)、あっさりといえばあっさりでしたね、展開が。
でも礼儀はしっかり植えつけられているようで、そこは可愛いな、とww

二人の関係は、響は優しいのと嗜虐的なのと波がありました。小説となるとどうしてその流れが来るのかを考えなければいけない気がしますが、人間本来、感情の起伏や気分なんて理屈はありませんから、自然体を感じられました。多分作者の赴くままに動かした部分でもあるのではないかと。
最後は進がちょっと残念でした。
あれで完全に狂ったかと思ったら普通に戻ったり。情事の時だけは変わらないでほしかったなぁ…と思います。狂ってもいいけどそこはバランス良く取ってほしかったです。
でもこういう恋愛もいいですねぇ~(笑) 想像以上に病んでいて、自分が泣いてんだか病んでいる状態になっているんだか分かんなくなりましたよww(感情移入しやすい質なので)

あと相良と立花。この二人の立ち位置の基盤が欲しかった。
立花がホルモン漬けとかをやってるのはいいですけど、お兄さん的でいて病んでいる、というのをハッキリ出してほしかったな、と。相良も同様、少し曖昧でした。何で彫師がここで関われるのか、立花と相良の関係、そしてそれの主人公組が絡むのか。なんとなくは分かりますがスッキリとしない小説でした。

全体的には万人受け…とまでは行かないような気がします。他人から見ればあまりハッピーエンドだ!とは判断しないでしょうから。個人的にはすっごい好きな終わり方の一つでもありました!!
評価ではムラがある作品かと。説明はあまりできない内容でした。どちらかというと感覚で楽しむお話です。

なんか…、なんか

神奈木先生の「その指シリーズ」を読み返しているときに発売していたので、早速買いました。
神奈木先生の作品は、BL作品に多く出てくる濡れ場も少なく、また物語を重視したような内容が多い気がします。
一つ一つの話が深いというか…、精密、みたいなそんな感じで、ものすごく楽しめて読めました。

最初は「恋した人がわからない」と書いてあって、どういうこっちゃ?と思いましたよww
事故に遭った従兄の体には他の人の意識があって、でも自分でも誰か、は分からない。でも主人公の従兄でないことだけは確かだ、と根拠のない確信がその人にはあります。
二人は一つずつ手掛かりを探していくんですが、もう最後まで誰だか分かんないですね。
消去法なども用いているので、そこが同じでもこっちが違う…といった感じで。
先生自身もあとがきで仰っているのですが、中にいるのが誰であっても物語になります。その場合なんだかややこしくなりそうですが…(笑)

ただ従兄の立ち位置がもう少ししっかりとしてほしいかな、というのが本音です。
まぁ、物語に支障はないのでいいのですが…。

ただ恋愛で流れて…っていうお話ではなく、物語そのままをBL作品という形で堪能したい方にはお勧めです!

評価が中立なのは、「神」とまではいかないけど、「萌」とい表現は的確ではないかな、と思うのでそうしました。
十段階で言うなら七くらいでしょうか。

SUPER LOVERS 3 コミック

あべ美幸 

零かっわいー!

待ちに待った新刊ですが…。
全巻の最後の方で、零と晴との関係が微妙になりかけてどうなるか不安でしたが、そうでもなさそう?
一緒に寝るのも、晴の許可を取ったり…ww
亜樹と蒔麻が零の変化に気遣ったりと、割とお兄さん的なこともちょろっとしてます。本当にちょろっと。
その双子ちゃんの、っていうか亜樹の蒔麻に対する態度が何とも…。双子ならではなのか、それとも…ww

十全はすっかり晴に目の敵?にされたようで。
あとキヨのことも。読んでビックリ!王道といえば王道だが、まさかここでこういう風に出してくるなんて…。いや、よくあるけど驚いてしまいました(笑)

最初に晴と零の関係が微妙って言ったけど、最後の方はそうでもなく、どっちかというとイチャラブ進化!みたいなww
蒔麻の総スルーがうけたww

そうれと零が成長!
してほしいようなしてほしくないような…そんな感じでした。
でも零にとっては嬉しいのかな? 
でもまだ春子に会える方が嬉しいみたいですww
晴が複雑…。頑張れ!って感じです。