ユキナ。さんのマイページ

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女性ユキナ。さん

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美麗イラストと切ない本文がマッチしている

旧持ってますがこちらもどうしても欲しくて買いました。
美麗なイラストです…!

凪良ゆう先生は、人の生きづらさ、完璧じゃない人間の人生を描くのがすごく上手で、このお話もそうでした。
紆余曲折して、最後に一緒になる。口喧嘩をきっかけに別れるシーンはつらい。つらく苦しいシーンもありますが最終的にはハッピーエンドです。
紆余曲折が本当にいろいろあった……。大学生からアラフォーまでを見ることができるので、ふたりの人生を覗いているようでした。
受けにも攻めにも、良いところもあるけど悪いところもある。それは完璧ではないから。だからすれ違って、他の人と恋愛して、傷つけて傷つけられて、そしてまた戻ってくる。
美しいお話です。
なんかタイミングなのかなと思います。少しでもタイミングが違えば、それこそ都合よくふたりの彼氏が浮気してくっつかなければ、阿久津と水野が復縁することはなかったんじゃないかなと思います。
でも人生って、こういうタイミングですよね。

エロはほとんどないのですがそれすらも美しく切ない。

ツッコミたいところは2点
顆粒だしでも良いよね~~!?
出てくるキャラにゲイ多すぎ~!

ヤクザ快楽堕ち 電子 コミック

青長花芽 

もっと見たかった!エロ!

エッチでした~!
すごくエロい!ヤクザ凌辱モノが好きだったので電子で購入しました。
捕まってしまった部下を助けるために屈辱的なビデオを撮影される龍一のアニキ(受け)。
モブ2人に乳首攻め・アナル指入れで責められます。
筋肉もあり、入墨もあり。受け巨根でエロイ!!屈辱的な表情と感じているときの表情の描き分けがお上手で見入ってしまいます。フルカラーなのも嬉しいですね。
そんな兄貴の姿を見て勃起してしまう部下の蓮に、モブは「こいつとヤれ」と命令します。
兄貴に惚れていた蓮は「すまねえ」と謝りつつも兄貴の中にIN!!!!!!
そこからはもう迫力あるHで最高でした。

絵はとってもきれいで好み

あらすじ読んですごく面白そうだと思って、実際途中まで面白くて夢中で読んでました。
お互い人の心がわかるようになってしまって、ふたりで話すときだけは互いの心の声が聞こえないから、依存していく。
すごいお話だと思います。

でもいじめられっ子(受け)はずーーーーーっと被害者で報われない。終始かわいそうで、私にはハマりませんでした。
そもそも自殺するほど追い詰められてた子が、加害者の病んだ男に犯され共依存エンドって……。
終始ほの暗く不穏で、こういう雰囲気が好きな人なら好きだと思います。

クールな加害者(というか他人に興味がない)である攻めが、人の心が分かるようになってから狂っていき、受けに依存し、受けを神様として神格化し、狂人になっていくわけですが。そこが丁寧なのに、エロまでのオチがしょうもなくてびっくり。
メリバやバドエンも好きですよ!でももっとこう……。救いや光みたいなのがほしかったです。
サイコサスペンスならそっちに振り切ってほしかったし、BLにするならもっと受けからの攻めへの心の繋がりを描いてほしかった。
これじゃ洗脳です。

画力は高いので損した気持ちにはなりませんでしたが、評価が難しいお話でした。

紆余曲折の果てにある未来

付き合って、別れて、他の人と付き合って。さまざまなことを経て、お互いしかいないとまたくっつく。ふたりの人生の1ページを見ているようなお話でした。
主人公二人の大学時代からアラフォーまでを追うお話です。キャラクターの人となりがじっくり見てとれて良かったです。まさか二人が別の男の人と付き合ったときはどうなるんだこれと思いましたが……。紆余曲折の結果、ハッピーエンドで良かったです。
凪良先生の作品はBLではない一般小説しか読んだことなかったのですが、文章力が高く、本当にすらすらっと読めてすごい。好きです。
なんとなくだけど、凪良先生が本屋大賞をとった「汝、星の如く」の元になった話なのでは?と思ったり…。

攻めも受けもお互いに対しても、妻や恋人に対しても不誠実なところがあり、読者としてもちょっと思うところがあるのですが、その報いとして恋人に浮気されてフラれるという経験があるのですね…笑

完璧ではないからこそドラマがある。完璧ではないからこそ面白い人生。そんなお話でした。

火花 コミック

中村明日美子 

暴力男×うじうじナヨナヨ男と巻き込まれ女子

女性視点BLで、女子キャラ・戸森さんがかっこいいだけの話だった。
なんならBLがオマケのよう。よーじ(攻)と戸森さんのエッチ描写のほうが多いし。

暴力DV男×うじうじメンヘラ男に巻き込まれた女子の話ですが、男キャラがどうも好きになれず。よーじの暴力はもちろん駄目。でも受けの三郷も、アプリで知り合った男に性暴力されて、そのあと戸森さんに庇ってもらったのに「殴らせる僕が悪い」とかいうのもダメ。キモい。
このふたりがくっついたり別れたりを戸森さん巻き込みながらやってるわけですが、戸森さん抜きで一生やってろ…って感じで……。
どうしても戸森さん視点の男子2人しか感じ取れないので男子の魅力がわからず、終わりました。たいていの漫画はキャラの言動・このキャラを作り上げてきたものを読者に知らせるためにキャラの過去話が出てくるのですが、こちら女子視点なのでそういうのがないので。

しかし戸森さんはかっこよかったし、幸せになってほしい女キャラでした。ただ単にBLカプに都合の良い物わかりの良い女子やBLカプのお邪魔をする女子ではなく、言いたいことは言えるし自立もしているしアドバイスもしてくれる素敵なキャラ。
中村先生の絵もきれいなので、買って損はなかったです。

今までにない攻め

お…ほお~~~~~
こういうタイプの受け・攻め、初めてなので新鮮で良かったです。
なんか受けも攻めもBLのテンプレから外れててすごいなと思いました。

おばあちゃんのことで泣いてくれたシンゴに一目ぼれする瀧。そこから始まる恋なんですが、ストーリーやキャラは良いしエロもすごく良いんですけど。話の流れのテンポが…。
受けが今まで男に遊ばれて捨てられてきた経験があるので、自分から襲ったと思ったら今日は無理とか、自分だけ好きなのかなあ…と悩むパターンが数回あり、もういいから進めよと思ってしまいました。丁寧で良いとは思うんですがそれ以外の心理描写がおざなりになっている印象があります。ライブで瀧と付き合っています宣言も唐突だなあと思ってあまり入り込めませんでした。キャラはいいのにな~~…と思って少しだけ残念。絵はすごく上手。

つたえることの難しさ、心地よさ

すご……!!

すごいとしか言いようがない、何ですか…このお話は……!
BLですが、BLの枠にとどまらないというか…。
重度難聴者のケイトと、俳優としてくすぶっている藤永。
ふたりが関わっていく丁寧な描写がすごい。
「伝える」ことがテーマ。それは手話であったり、気持ちであったり、情景、背景、物語…。ゆっくりと温かく、すれ違いながらも近づいていく。
心地よくも苦しい、しかし確実に素敵でやさしい物語です。

藤永の演者としての表現力の描写がすてきです。タイトル、どういう意味だろうと思ったらカメレオン俳優ということなんですね。

話はもちろん、絵も好き…!
本当にどちらもかっこいい。そして優しい。思いやりのあるキャラで、読んでるこちらも不思議な気分になりました。
2巻も早く読みたいです!

ENNEAD 1 コミック

MOJITO 

あの伝説のタテヨミがコミックスになって登場

タテヨミを試し読みで読んでいたのですが絶対紙で読みたいと思っていたところ、本屋でこちらを見つけました。
最高~~!!これこれ!
タテヨミではなくコミック形式のコマ割りになっているので読みやすいです。
1巻はオシリスが溶け、イシスに傷だらけのアヌビスを託すところまでです。続が気になる!
この話はセトと、セトを取り巻く複数の攻めの話。

もうキャラが魅力的です。
表紙にいるキャラがセトで、受けです。
セトもホルス(攻め)もメカクレなので、メカクレ好きには多分ヒットすると思います。
個人的に、イシス好きですね~~。気丈な女、好き。
2巻からさらに面白くなるので、絶対2巻、3巻と一気に買った方がいいです!1巻はよくもわるくも登場人物が多く謎は謎のままなので、絶対に気になってしまうと思います。
1巻はBL要素が薄く、シリアスな一般漫画な感じですが、それはそれで面白い。でも
セトとオシリスの過去や因縁、ホルスがどう動いていくか…本当にわくわくします。濃厚重厚なエジプト神話BL。巡り合えて良かった。

2巻かわいい

2巻、かわいい~
時代を感じる絵柄が逆に新鮮です!

新田先生とキーチくんのエッチなシーンはないです。
慎吾くんという、先生の甥っ子が登場。黒髪短髪でかっこいいです。

その子は先生のことが好き。これが恋愛感情なのか、兄に対する感情なのか…。
先生にキスして、居合わせてしまったキーチに「邪魔なんだよ、天使サマ」と言って…!波乱…!!!

慎吾の存在によってキーチがモヤモヤしてたりする描写も、その後の誤解をとく描写も丁寧で好きです。

天使サマとか言われているアイドル的存在のわりに、普通の男子高校生してるキーチがかわいい。そして振り回されながらも良い先生(生徒とそういう仲になるのはどうなんだというツッコミはおいておき)している新田先生も良いですね。慎吾くんも良いキャラでした。

CALL コミック

朝田ねむい 

おじさんが受け

表紙だけ見て、ウリ専の子の話かなと思ってたんですが、
表紙の子は攻めで、裏表紙のおじさんが受けでした。

金のためにやっていた関係にどんどん本気になっていく攻めの感情のうつろいが丁寧に描かれていて良かったです。受けがなぜ羽振りが良いか、受けがなぜいつも困ったような、それでいて悲しいような表情をしているのか、中盤以降でわかります。
話が重くて胸にクるんですが、ハッピーエンドで良かったです!!
結局どちらも自分勝手、だけど惹かれて、相手を考えられるようになっていく。
ゆるやかな不穏、そして希望の未来が見える作品でした。