ユキナ。さんのマイページ

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女性ユキナ。さん

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ENNEAD 2 コミック

MOJITO 

女キャラも好き

1巻に続き、少年漫画の匂いがします!
バトルは頭脳、神々の能力を使って行われるため面白い。
エネアドはキャラクターがかっこいいし、話もおもしろい!!
BLなのに女性キャラも素敵なのはすごいですよ。イシス好き!

セトが悪役っぽく描かれていますが、セトが受けなんですよね…^^
そう思うとかわいいですね。

早く続が読みたいと思わせる巻でした。
BL色薄目、というか、ないかな。
単行本限定ショート漫画が良すぎるので、これ目当てに買っても損はないと思います!

謎が深まるSFラブ!!どうなってるの!!?

かわいいタイトル、読みやすい漫画力、高い画力!
かっこかわいいキャラクターたち!とくにユキのビジュアル、好き~。水走くんもかわいい顔して攻めなのたまりません。
攻めも受けも関西弁なのもかわいくて良きです。
タイトルに騙されて(?)アホエロ系だと思ってたらまさかのタイムリープモノ!?
え~~っこういうの好き~!!
水走くん(攻め)が結構HAPPYな性格なので気にしませんでしたが、いや、毒親ですよね~…!?

謎を追うのが楽しい一冊です。
中、下でふたりのラブラブが見られれば良いな~!
とにかくすごく良かったです。

セフレから始まる恋

3作品が入っている一冊!

「奥までさわってさわらないで」
朝起きたら恋人が消えていた(逃げられた)トラウマで、朝となりにいないと不安になる受けがかわいい!
でも女の子にヤってるとこ見せたり電話で喘ぎ声聞かせたりしてお別れするの、普通にクズですよね
このふたりでまるっと1話使えばもっと面白くなるかな~と思いました。終始駆け足気味だったので…


「きらいにならないで」
眼鏡受けなのにセックスのとき眼鏡外しちゃダメでしょ~
でもこのカプが一番好きですね

「ともだちのおにいちゃん」
そっちなんだ!受け!?

ファン必見

ヤマシタトモコさんとの対談目当てに買いましたが、個人的に浅野いにお先生の滅びの前のシャングリラの部分コミカライズが刺さりました。
世界観合いすぎ!!

山本文緒先生との対談もすごく良かったです。凪良さんが神と崇める憧れの作家さんに会って話している、そんな興奮が文章から伝わってきました。対談後に逝去されたことを初めて知ったのですが…。この対談で語っていた話が本屋大賞を受賞した「汝、星のごとく」なのはすごいなと思いました。

それ以外でもBLについてガッツリ語っているので、凪良先生が好きな人、BL小説が好きな人におすすめです。
物語を書くということについて深く語っているので、小説家を目指す人の参考にもなるかも。


ヤマシタさんがBLに女性キャラは出さなくていいですと編集さんに言われBLを描くのをお休みしちゃったという経緯の話が書かれてあり、うーーーーん……と複雑な気持ちになりました。
BLに女性キャラ、私はいても良い派なんですが、昔のBLって必要以上に女性キャラをいじわるい当て馬にしたりして不快なこともあったし、そもそも男性同士のBLを見たくて本を買っててるんだから女性に話をさかなくていい(女性視点BLみたいなテーマなら別ですが)、という意見もわかるので、かなり難しい。ガールズラブ(百合)で男キャラがでしゃばるのは禁物なのと同じような話だと思いますね。ヤマシタさんが今のBLに合わないと感じたならお休みして一般で活動する方が良いのかな、と思いますね…。

臨場感すごい

下巻はリバなし!
わーい。
シリアスでとても良いです。
おふたかた、演技力がすごいの。
リップ音えっちだ……。
上巻がとんでもないとこで終ったので、下巻はアンサー巻というか、うまくまとまる巻。
ちょっとわかりづらいシーンもあるので原作を見ながら聞くと想像できていいです。
声がほんと合っててすごい。
車中でのエッチシーンもドエロくって最高です。

絶望の中で叫ぶ「愛してる」の破壊力はすごいです。

ラストは涙!原作好きなので、その通りに演じてくださって感謝しかないですね。

流浪の月 非BL 小説

凪良ゆう 

周囲は理解できないふたりの関係が尊い

流浪の月、読みました。本屋大賞とのことで気になっておりました。
BL要素ないですがちるちるでレビューして良いのでしょうか汗

すごく好きな話でした~。
美しい文章とともに生きづらさ、苦しみが書かれていて、
胸が押しつぶされそうなのに読む手が止まらなかったです。

この話の好きなところは、更紗と文が男女の関係にならなかったところです。「汝、星の如くで」は海辺で野外セックスして子連れの先生に目撃される激ヤバ高校生カップルだったので…。
このふたりではそういう性的な恋愛を見たくないなと思ってたら、清い関係で終って良かったです。

被害者と加害者。でも更紗にとってはどこまで行っても自分を助けてくれた人。世界から理解されることはないだろうけど、ふたりが幸せならそれでいいんだと思いました。

帯にもあるように、更紗は周囲の善意を見ず、むしろ振り払い、アタシは孤独…この傷は文でしか埋められない……というカワイソウな雰囲気に浸っているのですが(汝の主人公もそうですが)、こういう心の欠落をリカバリーしようとせず、私はこう生きるので…で終わらせるのが、変に取り繕うハッピーエンドではなく、良いなと思います。

みんなが死ぬまであと何日――

あれっ、これBLじゃないけどBLサイトでレビューしていいんですか!?
BL要素皆無です。

地球滅亡までのカウントダウン的な話で、それぞれの登場人物が絡み合い、最後は……。というお話です。

主人公は一応いじめられっこのポッチャリ男の子なのかな…?
好きな子を守るための男気にシビれました。

地球滅亡ってなったら政府は隠すんじゃないかな?と思いますけど、この世界ではニュースでばんばん言っちゃってますね。そして思った通り町は犯罪であふれかえります
まああと〇日で死ぬって分かったら、普通だった人もタガが外れてレイプ、殺人、その他犯罪しますよね
男の子とその子が好きな女の子、男の子の母、男の子の父(蒸発したヤクザ)の織りなすひと時の家族、いや、疑似家族的な繋がりに胸をうたれました。
その後出てくるアーティストの葛藤・苦悩と全員の最期が美しかったです

芸人BLイチおもしろかった

芸人BL、いくつか見ましたがどれも恋愛メインで(BLなので当たり前なのですが)漫才師の本業である漫才部分を避けがちな本格的なものはない印象でした。
しかしこの作品は、まずお笑いガチ勢の一穂ミチさんが原作なのでかなり深いところまで掘り下げており、すごかったです。舞台に立った瞬間の空気とか、笑いが起こる・起こらない・呑まれる・波に乗る、そんな演者の気持ちが絵柄から伝わってくる。
呑まれた(場の空気をものにできなかった)ときの「3分間の後悔処刑」という表現は言いえて妙だな…!となりました。

一穂さんが書かれた一般小説・芸人とOLの恋愛を描いた「パラソルでパラシュート」はなんか夢小説っぽくて私はハマらなかったのですが、今回の芸人同士BLとなると芸人の内側やお仕事感が見て取れて良かったです。
あと志村さんの絵柄も好きだ~。

あと青井鞠子さんというキャラも好きだ~~。

最愛の別人 コミック

京ゆき緒 

禁断の催眠術ラブ

とにかく絵が素敵でした。とくに透光のキャラデザが好き~~!涼し気な目元にあっさり塩顔。

見やすくて、お上手で、メインキャラからモブに至るまで良かったです。
催眠なりかわりlove。
攻めにも受けにも好きな人がいる、斬新でした。
倫理観的にはどうかな…って感じですし、何より受けの好きな人は声がわり前の少年しか愛せないショタコンの変態でした。
でも、最後はハッピーエンド。

大変申し訳ないのですがメインカプより透光×柴藤啓くんの話がグッときました。切ない~……

午後の光線 コミック

南寝 

最後の最後が……。

痛くて悲しい、けれどどこか光のある話でした。
絵柄も好きです。
村瀬くんの日記も誌的で、読みごたえがあります。
特殊な性癖に悩む村瀬と複雑な家庭環境に悩む淀井が徐々に距離を縮めていく描写はとても心に刺さりました。

~~~~以下ネタバレします。注意~~~

私的には、いままでのストーリーと関係ないところで、最後不慮の事故で死にました。おわり。系のオチが嫌いなのでウーン……。です。
(某膵臓を食べたいとかもそうですが)
もちろん、人の死は急にくることもあり、いままでのその人の物語が急に事故で終って、残された側が呆然としてしまうこともあります。
でも創作物で、最後の最後にそれをぶちこんで、人間って儚い!とされてもそれは投げっぱなしエンドなのでは?となってしまうのです…。このオチがすべてを台無しにするとは言いませんが、出会いから心のつながりまでずっと丁寧だっただけになんだかとても残念な気持ちになりました。