アーミッシュでラムスプリンガのテオは、初めての外の世界で元ダンサーで男娼のオズに出逢う。
初めての恋で、同性にも関わらず、テオは迷わず、オズを選ぶ。
しかし、ラムスプリンガが終わる時、アーミッシュか、外の世界かを選択し、外の世界を選んだ場合は故郷、家族、友人全てを失うと知り、家族を失っているオズはテオから離れることを選ぶ。
月面着陸や、ベトナム戦争などの時代背景がオズの人格形成に影響を与え、アーミッシュというコミュニティのラムスプリンガという慣習が2人の恋を翻弄する。
人生の岐路に立たされた時、何を選び、何を捨てるか。
主人公の2人と、テオの従姉妹のクロエが見せる覚悟に胸を打たれる。