んも〜〜〜〜α受けでこんなに萌えるなんて思いませんでした。最初の読み始めはあずさの可愛さに惹かれ、楓の美しさに惹かれ、ひもだQ先生の描くキャラクターの美麗さがこの本を買わせていただいた決め手になりました。
ただ、Ω×α?こんな内容見たことない。
Ω受けしか食べたことのない私にα受けなど食べきれるのだろうか?と不安になりました。
しかしそんな心配は無用です。αのヒートを利用して楓くんを犯しちゃうそのしたたかさ、全くもって敬礼モンです。
そしてαの楓くん。これまた犯されてるときがカワイイ。普段はツンツンの俺様なのに、あずさの手の内へ堕ちた時はとろとろのぐちゃぐちゃ。
致してる最中、唇を噛む楓に、あずさの言った「あーんして」という言葉に素直に従う楓ちゃんだったり、あずさに「好き」と言わされているときも素直で快楽に従順でかわいい。
ただ、誰が喋ってるのかわからなかったりする所はあったかな?それと楓がそこまで性悪とは感じなかったし、あずさもそこまでサイコではない…と感じました。
まあでもとにかく受けの楓(α)ちゃんがかわいい。
Ω×αなんてなんだか心配だわ…と思っているそこのアナタ。
きっと買って後悔はしません。
もう…すごいです。最初は、買ってみるか程度の気持ちで買いましたが読むうちにだんだんのめり込み、気が付いたら泣いていました!
「錆びた夜でも恋は囁く」「ほどける怪物」も既読済です。
なんというか、表現しきれないのですが…とりあえず…ブラック会社のクソ上司に追い詰められ、最終的に最愛の恋人に暴力を振るうことになってしまったかんちゃん。
「ほどける怪物」を読んで、林田さんよかったね…!と思っていたのですが解ききれていないものがあったようです。
とにかく、かんちゃんがハチャメチャにかわいそうでした。秀那を殴りそうになったときに、咄嗟に近くにあったものをぶん殴り怪我をして、「何してんだよ!」と心配する秀那に「悪かった、お前のせいじゃない」と秀那を殴ってしまわなかった事にほっとするかんちゃん。ここで彼の傷の深さというか、必死に自分のしてしまうことから逃げようとしている懸命さを感じました。
相手を大切にしたいのに、本当はすごく優しい人間なのに、追い詰められるとカッとなって暴力を振るってしまう、まさに「怪物」の一面を持つかんちゃんが不憫でなりません。
「もう…おまえ以外誰も好きにならない…俺は」というセリフにも、こう…くるものがあります。
「俺は」なんて…そんなこと言うんじゃありません!!!(泣)
薊の方も初見でしたが、またまたかんちゃんがかわいそうでなりませんでした。最初はクリアだったかんちゃんがだんだん毒されてゆく様子が悲しいです。弓もサポートしようとしますが、それでも塞ぎきれず…。
とにかく、下が気になります。はやく…はやくください!(懇願)