私の中の性癖にグサりと刺さりました。
桂小町先生の作品の中で一番気になっていて本屋さんで売ってたら必ず買ってやろうと意気込んでいた作品です。
しかしこの作品はマイナーな物なのか、私の運がないのか全く見かけず諦めかけていたある日見つけ即買いしました。(笑)
(話が逸れてすいません。)
俺様で『人間=食料』と思っている吸血鬼の千歳 ×千歳のことが好きな健気な弥生。
初めのうちは全くの一方通行な弥生の想いや『吸血鬼』と『人間』の線引きするのような千歳の言葉に切なく感じました。だんだんと弥生の一途で優しく性格の良いところに触れていき、少しずつ千歳の表情に変化が現れて来たところもよかったなと思います。最後は少しサラッとしてたかなと思いますが、番外編として付き合いだした2人の姿を見られて満足でした。
ただもう少し千歳の過去についていまいち伝わらなかったので、触れて欲しかったかな〜と思ったりします。