今までに沢山のBL作品を読ませてもらっているけれどここまで衝撃を受けた作品は無いかもしれない。言葉を尽くしたいけどでてこない。。。ほんとに単純に凄い、凄すぎる……って思った。BLに限らずNLでもなんでも心臓を持ってかれる、っていう感覚に陥ったのは数少なくて、そのうちの一つに入る。
ほんの少しだけネタバレ↓
1回目読んだ時はただただうわ、うわあぁうわーーーって言いながら読んでたけど何回も何回も繰り返し読むにつれて冷静になってきて、あの最後に虐待されてた過去を思い出すなんて、矢代はまだ全然救われてないんだろうなと思った。矢代自身もよくわかってないくらいこんがらがってるんだろうなと思った。百目鬼でさえ矢代を救えるの?幸福を教えてあげられるの?って感じ。。。後書きにまだまだ続くと書いてあったので百目鬼がここからさらにパワーアップするのだろう……。
最後に…
囀る鳥は羽ばたかないって誰のこと言ってるんだろう?と思ってたけど今巻では囀る鳥=矢代のそばで綺麗だと頑なに言う百目鬼のことなのかなぁなんて思った。