aaaiiiaiさんのマイページ

レビューした作品

女性aaaiiiaiさん

レビュー数209

ポイント数1424

今年度33位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

こーゆーところが好きなんだよ

カメラマンの仕事でスクープを追う秋仁と裏社会にをも牛耳る実力ある青年実業家の麻見。
立場の違う2人が相思相愛で惹かれあってるのは間違いないんだけど、対等な関係じゃない事に悩み葛藤する秋仁。守られるだけの存在に甘んじない自立した1人の男でいたい秋仁、めっちゃリスペクトです!
おせっかいで、危ない案件にも首突っ込んでいくからこの先ヤバそうな展開待ってそうだけど、スーパー攻め様 麻見が最後には助けてくれるでしょ?って安心感がある。

助けてくれるんだけど、無傷なまま助かるんじゃなくてヤられちゃった後ってのが私のツボ!
秋仁はそんな事では傷付かないしヘコたれないんよ。そんな強メンタルなとこが好きだし、ギリギリで助からない展開にしてくれるあやの先生が好き!

今回本編はしっかり修正であぁ、もう今までみたいに見せてくれないのかと残念に思ってたら番外編がどエロかった。何故かくっきりはっきり見せてくれてました。
[勤労部長高羽秋仁の薔薇色のたしなみ]が最高!
麻見が縛られてたり、拘束されたり、ちんの根元をラバー製のベルトで縛られてたり!そんな姿見せてもらっていいのですか?!だったし、その後の見事な仕返しで秋仁が亀甲縛りでどすけべポーズ取らされてて!魅せ方よくお分かりでいらっしゃる!
素晴らしい眺めでした。
麻見の麻見が凶暴な大きさ過ぎて恐れ慄きました。
あんなのが、秋仁は収納出来るの?!
電子書籍256ページのフェイ様、麻見、秋仁のスリーショットの絵も素晴らしかったです。

いいところと悪いところがある

帯の煽りが気になって読んでみました。
[冷徹ヤクザのくせに、なにその顔‼︎⁉︎?]って文言と照れてる顔が描かれてます。

テンポ良くて読みやすいんですが、ん?!と度々なってしまうんです。
なんでそうなんの?って事とか、アンタ立場分かってる?ってとことか。
2人がくっつくところも唐突すぎたかな?
危なっかしい主人公 亮くん、彼女に騙されてマルチ商法に引っかかって仕事は辞めるし無一文だし、その彼女がらみでヤクザに狙われるし。

そんな亮くんを匿ってくれる同中出身 ヤクザの夕星。危ないから部屋から出るなと言われてるのに家に食べ物がない…そりゃ買いに出ちゃうわな、出たら案の定ヤクザに拉致られそうになってっし。(最近の作品では、なんちゃってヤクザモノが多いけど、この作品割と物騒で注射でなんか薬物接種されかけてるし、殺人も起きてるよ?)

普通ならこうくるよなってセオリー通りにいかないのが面白みではなく、モヤモヤになってしまってるところがあって、絵はとってもイキイキしてて動きがいいんだけど、キャラの行動と展開が??ってなってしまって非常に残念。

好きだったところは、こちら
2人のなれそめでもある変で可愛いいキャラクター[むじゅかわ]私なら集めたいかもしれない。

夕星と亮のキャラデザが、某コンテンツからきてるのかな?と思わされた。私的にはそういうのは先生もお好きなのですか?!と好意的に取れるのでぜんぜん問題無し。

描き下ろしのお話が面白くてすけべで修正が甘々で良きでした。キャラクターだらけのコンセプトルームのホテルのお部屋って確かに見られてる感じがしてえっちなことしにくそうです。朝に大きなエリマキハスキーが覗いてるのはちょっと面白かったです。

3次元の推しがいる人、読むがいいよ

2巻の表紙が可愛くて、インパクトがあったので、気になって1巻から読んでみました。
初読み作家さんです。
割と絵のクセが強いです。好みが分かれるかもしれない。でも、キャラクターのこだわりがあって描きたいものがある!って熱量をとても感じました。
面白く読みました。

ミュージシャンとファンのお話で好きが詰まってるのがよく分かりました。
きっと、これ系のバンドが好きなんだろうなって絵にこだわりをいっぱい感じました。ライブシーンがたくさん出てくるのですが、リアルに感じたし、バンドメンバーのオフシーンには、ぽさを感じました。

私自身は、バンドブームが青春時代だったので当時キャーキャー言ってたし、その彼らが30年経過しておじさんになってる姿を今見てる。昔は可愛かったんだよ、今おじさんだけどねって子どもらに言いながらテレビに映った時に言ってたり。

でも、この漫画の中のレイジーラッツの皆さんはおじさんの枯れてる感がありながらもカッコ良さキープされてる。20歳ほどの歳の差がある春隆くんに憧れられてる。
1巻はBL感薄め。ミュージシャンとファンの関係から先に進んだらどうなっちゃうの?!のドキドキ感を楽しむお話でした。

ミュージシャン、アイドル、役者、芸人、声優etc…
何かのファンの方は春隆くんとファン仲間のいづみちゃんの気持ち分かる〜って読んじゃうんじゃないかな。
遠い世界の存在が急に身近になった時、憧れなのかガチ恋なのか一緒にいたいような離れるべきなのか悶えてしまう。

現実だと、ファンを食っちゃう系のゲスい話が多い気がするんだけど、レイジーラッツのギターボーカリスト姫宮さんはそんなことありません。見た目怖そうなのに、ちょいおっとりで紳士、すぐに手を出したりしません。

先生の好みとして可愛い方が攻めなのだそうですが、まだこのお話ではそんなシーンは出てきてないのです。姫宮さんは、よもや抱かれる方って思ってないんじゃない?歳上だし、自分の方が背も高いし、相手はファンだし、立場的に自分が優位だから抱く方と思ってんじゃない?
でも、相手が望んでんならいいよってポジション譲ってくれるような柔軟性ありそうだもんなー、なんて色々妄想。
2巻気になります。
ちなみに、私はドラムのアキラくんが好きです。

エッチなシーンはないので、修正はありません。

ミュージシャンとファンのお話で好きが詰まってるのがよく分かりました。
きっと、これ系のバンドが好きなんだろうなって絵にこだわりをいっぱい感じました。ライブシーンがたくさん出てくるのですが、リアルに感じたし、バンドメンバーのオフシーンには、ぽさを感じました。

私自身は、バンドブームが青春時代だったので当時キャーキャー言ってたし、その彼らが30年経過しておじさんになってる姿を今見てる。昔は可愛かったんだよ、今おじさんだけどねって子どもらに言いながらテレビに映った時に言ってたり。

でも、この漫画の中のレイジーラッツの皆さんはおじさんの枯れてる感がありながらもカッコ良さキープされてる。20歳ほどの歳の差がある春隆くんに憧れられてる。
1巻はBL感薄め。ミュージシャンとファンの関係から先に進んだらどうなっちゃうの?!のドキドキ感を楽しむお話でした。

ミュージシャン、アイドル、役者、芸人etc…
何かのファンの方は春隆くんとファン仲間のいづみちゃんの気持ち分かる〜って読んじゃうんじゃないかな。
遠い世界の存在が急に身近になった時、憧れなのかガチ恋なのか一緒にいたいような離れるべきなのか悶えてしまう。

現実だと、ファンを食っちゃう系のゲスい話が多い気がするんだけど、レイジーラッツのギターボーカリスト姫宮さんはそんなことありません。見た目怖そうなのに、ちょいおっとりで紳士、すぐに手を出したりしません。

先生の好みとして可愛い方が攻めなのだそうですが、まだこのお話ではそんなシーンは出てきてないのです。姫宮さんは、よもや抱かれる方って思ってないんじゃない?歳上だし、自分の方が背も高いし、相手はファンだし、立場的に自分が優位だから抱く方と思ってんじゃない?
でも、相手が望んでんならいいよってポジション譲ってくれるような柔軟性ありそうだもんなー、なんて色々妄想。
2巻気になります。
ちなみに、私はドラムのアキラくんが好きです。

エッチなシーンはないので、修正はありません。

すみません、思ってたのと違いました

かきのたね先生初読みです。
下剋上BLと帯にあったので、読んでみました。
結果、うーんなんか思ってたのと違う。

オメガバースとしてはベタなストーリーかなと思います。アルファ至上主義な世界でアルファの名門の家柄の長男というレッテルを父親、世間に貼られて優秀でなければならないと必死で頑張っていた主人公 倉木がある日突然変異でアルファからオメガになってしまって戸惑っているところに登場するのが、攻め様 田代。

家柄もよく優秀な倉木と幼い頃から比べられ続けた田代は、コンプレックスに感じていたから最初はオメガで発情しちゃってる倉木に優越感&支配欲でメチャクチャ悪い顔してんの。

だから、倉木を気にかけて助けたり優しいそぶりしてるけど、いつ突き放すんだろうと思いながら読んでいました。惚れさせてからこっぴどく振るみたいな。そんな酷い展開にはなりません。
最初のドロっとした感情はどこへやら、どんどん倉木にハマっていってくっついてました。
倉木は、田代が最初は悪意を持ってたなんて知らないままなんだろうな。

下剋上BLではなかったかな。立場逆転までしてませんもの。アルファがオメガになってしまって父親が理事を務めるアルファだけの学園を追い出されたし、父親からいらない子認定されて家族からも排除されたけど、手切れ金として小切手14億も貰ってるからむしろ将来ごとしがらみから解放されてハッピーじゃ?よかったねとさえ思えました。

悲惨さが全くない。

生徒会長副会長の東条の末路が中途半端に感じました。
アルファのみの学園の生徒会長倉木がオメガだという弱みを握って父親に電話でリークしてましたよね、悪い顔しながら。
どうやら父親は出版関係っぽくて週刊誌に載りそうな匂わせがあったのにそこはどうなったか書いてなかったですよね?

倉木パパが握り潰した上で、東条を退学させたのか?私、読み飛ばしてますか?(購入先の電書サイトの調子が悪くて何度も画面が違うページに変わってしまったりしたので、読めてないページがあるかもしれない)

アルファ同士でも運命の番ならばオメガに転換する可能性が?みたいな設定なのですが、田代割と余裕ぶちかましてますよね。もっとオメガのフェロモンに狂わされてる感あってもよかったかも。
なんだかえっちシーンは、オメガバースというよりもdom/subユニバースのように感じました。オメガに翻弄されているよりも、アルファが支配してる。

電子で購入したらしっかり白抜き修正でした。

続きが読めないのが悔やまれる

3巻までしか出ていないのをわかってて買ったのですが、帯に[シリーズ第一部完結]って書いてあったんですよ。なので、キリのいいところで終わってるんだと思ってたのに…
違うじゃないのーーー!

あれ?デジャヴ?と思うくらい一巻のエピソードが出て来て時系列迷子になりましたわ。
話があんまり進展しなかった。
謎の部分が知りたいのにそこはお預けなままだった。一巻で出た情報以上の部分は、日影成璽が霞童子の生まれ変わりで、真田邦彦が霞童子を殺害した九龍光興の生まれ変わりの関係だと明確になった事。でも本人たちはまだ知らないし、この先真田が命を狙われる展開になるはずだったみたいだけど真田と日影はどうなるのか読んでみたかった。
謎の女 鬼頭茉莉子の存在も気になるよ。

あぁ、続きが読みたかった。

アメリカから呼び戻された当て馬的存在、西園寺哲哉が、お前ホント肩透かし野郎だな!思わせぶりだったのに何でもないキャラじゃねーかよ、とちょっと不憫になりました。

絵は可愛いです

騎士として幼馴染の可愛い姫、悠くんを守りたい!主人公の未来くん。
そんなちびっ子同士が15年後は大学生、可愛い悠くんは185cm90キロの爽やかイケメンくんに、騎士を目指す未来くんは165cm58キロの可愛い系に。

未来くんが「姫」を守れる騎士じゃ無いといけないってこだわりが強すぎて空回りするギャグラブコメなのですが、面白いと思えなかったです。(すみません)
強くなりたいとマッチョカフェで働いたり(よく雇って貰えたよね)、付け焼き刃で体鍛えたり、プロテイン飲んだり、漢らしさを感じそうな事やってみたりすんだけど、なんだかなーでした。

作者さん、ギャグ?(というかコメディ)難しいって作品紹介欄に書いておられたので、自分の中にないモノを絞り出して描かれたからか面白さが感じられませんでした。やっぱり得意な分野で描いた方が面白い作品になるんじゃないかな?

コメディ部分がハマらなかったのがありますが、他にも気になる点が二つ。

一人暮らしの悠くんが風邪を引いちゃってお見舞いに来た未来くん。リンゴを剥いてあげてお皿を取ろうとしたら棚が高すぎて取れない、後ろから背の高い悠くんが皿を取ってくれた時の描写です。
ついよろけちゃって2人して倒れるんですわ、その時に悠くんが未来くんに覆い被さる感じになって思わず昂った悠くんがキスしそうになるのです。
この時、ありえない方向に倒れてるのです。
なんかミステリー作品の現場検証してる気分でページをペラペラ見返して部屋の構造とそんな向きに倒れるとしたら、くるん!と方向転換するしかないだろwと思えてちょっと面白くなってしまいました。

もう一つの引っ掛かりポイントは、初めて2人が致すシーン。
騎士でありたい自分は悠くんを抱く側だと思い込んでた未来くんは、悠くんが、自分を抱きたいと思ってたことにショックでそこから2人はギクシャク。
からの和解で未来くんが抱かれる側になるんだけど、「はじめてで失敗するかもしれん」と言うてた割に何の問題もなくすんなり出来ちゃってて拍子抜け。
あれだけワーキャー言う空回り未来くんが、はじめてのえっちでこんなすんなりなわけないやろ。恥ずかしがったり、戸惑ったりわちゃわちゃして欲しかった。
ここでもっと盛り上げなくてどうすんの。
えっちシーンは朝チュン並みの短さです。

今まで未来くんに合わせてくれてた悠くんなら未来くんが抱きたいと思ってるなら抱かせてくれる器量ありそうなんだけどな。この後のおつきあい中にリバってあげて欲しいです。
タチ×タチカップルの場合、本当は抱きたいと思ってるのに甘んじてネコな受け(童貞)は、この相手と付き合ってる間は永遠に童貞なの可哀想なので望んでるならばポジションチェンジをしてあげて?と私はいつも思います。
だって同じ機能の身体なんだもの。お互いをよく知るためにも、相手が望んでいるならば代わってあげて?と。

長々と書いてしまいました。
絵はとっても可愛いです。

痛い描写から目が離せなかった

ハードコアだった。
日影成璽はなんでこんな目に遭わされるんだって程キッツイ事されてる。
美しさゆえ男どもを狂わせてるのか、前世や先祖の何かがそうさせているのか。

始まりは24歳の時ヤクザの密輸に関する案件を単独捜査してる時見つかっちゃって拉致監禁。
香港の変態趣味な男に調教済ませて高額買取してもらおうって話になって、ヘロインでヤク漬けにして調教スタート。
ここから脱出した日影は自分をレイプした相手を次々に殺して復讐していってるんだ。
刑事で殺人しちゃってるのに逮捕されていないのは、有力な後ろ楯があるから。
実の兄達がすごい肩書き。
官房長官の長男、敏腕弁護士の次男。この2人が成璽を溺愛してるから揉み消してくれる。
過去の拉致監禁レイプで性的に開花してしまった弟のカラダを鎮める為にガチ兄弟でハードなプレイやねちっこいプレイをしてる。令和にこんな話が読めるなんて痺れる。

若い女性の連続猟奇殺人事件が発生してその解決と合同捜査主任官としてかつての同期、室田がやってきてまたまた日影成璽をめぐる男達の関係がややこしくなる。長男 岩倉清一郎、次男 彦根兼人、真田邦彦、それに室田。

今回痛そうな描写がいっぱいありました。
読者が想像しやすいような責め方なのですよ。
鞭で打って傷だらけの身体を塩水のバスタブに入れたり、レモン汁を絞って滴を垂らしたり。
怒りと恨みを込めてフィストしたり。
ウイスキーを浣腸されたり。

ここまでされても、日影成璽は穢れません。淫乱になっちゃったけど、強くしたたかに復讐を遂げていく。殺人知っちゃってるのに愛してるが故見逃してる真田。

さぁこの先どうなるの?
1巻に出てきた、地元のオカルト的なお話はどうなったの?気になるから3巻も読みます。

可愛くてえっちなの読みたい時に

タイトルと表紙のインパクトがすんごいですよね。とってもそそられました。
表紙の子は[ヒメにぃ]ではなく、[なーくん]こと七央くん。美術系大学生で裏アカでエッチな配信してる子です。そのアカウントでキモオヂ構文でリプ送ってくるのが、[ヒメにぃ]こと新姫薫なんです。
おぢさんヒメにぃがえっちな配信してんのかと思ったら違いました。

学生がSNSで顔晒してエロ配信とか、風俗で働いてるとかBLでよくある設定。フィクションだけど、大丈夫?リスクあると思うよ?って心配になる。漫画だから身バレしてリアル生活が悲惨な展開にはもちろんならないんだけど(同人作品ならそういうのもある)気軽にやるもんじゃないと思っちゃうのはおばさんだからなのか、小心者だからなのか。

あまりにもオヂさん構文なヒメにぃに興味を持っちゃったなーくん、会ってみることにしたらむちゃくちゃイケメンのスパダリ社長さん!(メールだけでなく実際の話し方も寒い)
ヒメにぃのギャップがこの作品の面白ポイントなのですが、34歳でこれはいくらなんでも無いわーと思ってしまう。50歳位なら説得力あったかも。
でも、それだと歳の差が30歳になっちゃうからダメだったんかな?
でも、34歳のセリフと文章じゃないわと違和感を感じながら読みました。

作品の評価の星数は、作画とエッチさに対してです。内容に関しては、すみません趣味じゃないに近いです。

その理由は、
①先に書いたひめにぃの年齢と発言がもっとおじさんの方が説得力がある。今の34歳はおじさんとは呼べないくらい若いし、実際彼は若くてカッコいい。

②対等な関係ではない。(個人的な好みの問題です)
なーくんは可愛がられる存在で、ヒメにぃは願いを叶えてあげる(都合のいい)存在。与える者と与えられる者の関係性よりも対等が好きな私はこういうのが好きじゃないんです。対等な関係になりたいとなーくんが現段階では考えてなさそう。
なーくんの若さ、可愛さがなくなった時どうなるの?と。可愛いが売りになるのは賞味期限があるんだよ…。

楽しく読むラブコメなはずなのに、何故かいらん邪念が湧いてしまって単純に楽しめない私がいました。

こんな可愛い絵柄なのに、性的なパーツはしっかり描かれていてトーンもしっかり貼ってありエロ同人の様な仕様でした。電子で読みましたが凄かったです。白線修正です。
★★電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様★★と書いてあったのでもしかして紙本よりも電子の方が修正甘いのですか?

物語に引き込まれる

「スタンレー・ホークの事件簿」を読んでから山藍紫姫子先生の作品には魅了されてます。
たまたまKindle Unlimitedにあって何となく読み始めたらどハマり!それからまわりにオススメしまくるくらい大好きな作品になりました。(まだ続きそうなところで終わっているのが残念でなりません)

今作は、電書化されておらず、絶版なので中古で探してやっと手に入れました。表紙の絵が独特なのですが、イラストは矢萩貴子先生。
なんか名前知ってる…と思ったら20年ほど前に読んだレディコミで異彩を放ってたお方でした。
インパクトが凄かったので覚えていました。
エロとホラー作品は最低限のルールを守れば描きたいように描けてたフリーダムさを昔の作品には感じます。そんな漫画を描いておられた先生が挿絵担当です。

表紙からして古代ファンタジーなのかな?と思ったら始まりは刑事モノでビックリ。
ヤクザの上層部、政界のトップ、司法のトップと繋がりのある妖しい美しさの刑事、日影成璽。
刑事の給料で住めないようなタワーマンションの上層階の超高級なお部屋に住んでるのも謎。
とにかくミステリアスな日影の部下として赴任してきたばかりの主人公 真田邦彦。日影の周りで次々と人物が殺されたり自殺したりで最初は憧れの存在だった日影の事を怪しむようになって…

からの、輪廻転生ものなのですかー!!!
ビックリ。
輪廻転生お好きなのかもなぁ、スタンレー・ホークスもそうだったもんな。死が2人を分かつとも生まれ変わってずっと2人の仲は続くってのに痺れるんだろな。

鬼と鬼に魅入られた青年。
過去パートのお話が酒呑童子の流れから霞童子のお話に入るもんだから本当に昔から言い伝えられている物語なんかな?って思って検索してしまったよ。霞童子は、山藍先生の創作話っぽい。
茨木童子の腕を切り落としたって刀 鬼丸国綱が出てきたりと最近オンラインゲーム 刀剣乱舞を再開して今イベントで鬼丸国綱イベントしてるからシンクロニシティ感じてしまいました。

刑事モノでありながら、復讐劇、オカルト、ファンタジー、凌辱、近親相姦、歴史物、田舎の因習といろんな要素のあるこの作品。BLではないな、お耽美で読み応えありで面白いです。帯には4巻まで刊行予定と書いてあるけど、3巻までしか出てないよね。未完で終わってるのかな?残念だな。

伊魚くん、いい加減にしなさいよ?

碧のかたみコミコミ小冊子で出てきた問題児?のいる3組やっと揃い踏みました。
碧のかたみの月光ペア、プルメリアのころ。の艦爆ペア、そして今作 彩雲の城の彗星ペア。
読み終わって、好きな順は艦爆ペア→月光ペア→彗星ペアでした。
この3組に関しては同じ時間軸にラバウルで活躍してたみたいで、ニアミスがある。
本編に、出てきたり、書き下ろしに出てきたりする。
こういうクロスオーバー的なのって話の奥行きが出て好きなので嬉しかったです。

今回、伊魚くんがいつまでも頑なで打ち解けてくれないのがなんか理由あるんだろうけどわからないまま半分くらいきちゃってちょっと悶々としてしまった。2人共訳アリで戦場の最前線に来てたんだけど、結局色恋沙汰だったのね。
そんで、伊魚くんってきっと身体開発されててまぁまぁどすけべ仕様になってると思うんだ〜。でもね、今作では濡れ場がとっても少ない。
初体験の時の描写がガッツリ描かれてましたが、あとはあっさり。
本当は頻繁に致してたんだろ?って思わされる匂わせがあるんだけど、教えてくれないんだよ、その内容を。

でもね、私はこの後6月27日に発売される
[謹製ヘルブック]を期待してるんです。
ヘルブックってエロ本って意味なんでしょ?
この作品は藤十郎と伊魚の話みたいなので、今作で描かれなかったあれやこれやが見られると思ってます。(現時点でレビュー未読なので内容知りません)

今作、藤十郎は仏像を彫る、伊魚は俳句を詠むって趣味があるんだけど、2人共才能はあんまり無いみたいで、完璧すぎないところがとってもよかったです。本気で作品作りしてるのに呪いの仏像って言われて持っていると死なないってジンクスが周りに浸透してしまうんだけど、それってむしろ呪いじゃなくてお守りやん。ご利益やん?と思ったよ。藤十郎誇っていいことだよ。だって、本当にあんな大ピンチもう詰んだ!って状況から大逆転で日本に帰還できたんだもん。

そんで、書き下ろしの話
まだウジウジしとんのかい!と伊魚くんに対して思っちゃったよ。藤十郎はちゃんと言葉でも態度でも伊魚くんを大切にしてるの現してるでしょうよ?
何回もウジウジされたら私ならウザッ!てなるけど、何度も伝えてくれる藤十郎は本当に優しくていい男だよ。