テンカウント最終巻の感想です。
最初に読んだ時は、あの黒瀬くんが涙を流したり、
余裕なくなったり、声を出して笑ったりしている事にドキドキしていました(*´д`*)
そして城谷さんも黒瀬くんも幸せそうで良かったと思いました。
落ち着いてからまた読み返しました。
城谷さんは植田さんに、黒瀬くんは西垣さんに会い、それぞれとらわれていた過去を乗り越えられた事を嬉しく思いました。
黒瀬くんは西垣さんを助けられなかったと思い込んでいたみたいですが、実際は西垣さんは黒瀬少年に救われたんですよねぇ。
西垣さんの本のタイトル「黒い光の少年」って黒瀬くんの事ですよね?
だから城谷さんの感想が聞きたかったんですよね(笑)
黒瀬くんは西垣さんの事があったから臨床心理士になり、城谷さんを救いたいと思った…。
でもその臨床心理士を辞めるという事には何か意味があるのでは…?と引っかかっていました。
「城谷さんに会ってしまったからですかね」って黒瀬くん言ってるし…。
その答えを探していたら、見つけました!
黒瀬くんが見ていた携帯の画面に…!!
募集職種詳細、EAP専門職、株式会社東澤、んっ!
城谷さんの職場じゃないですか(⊙⊙)‼
(知識がないので詳しく説明はできませんが、EAP専門職は病院ではなく企業に籍をおいてカウンセリング等を行います)
48話の最後のページを見て二人の新たな関係が始まるのかなとぼんやり思っていましたが、これに気づいてからは、びっくりする城谷さんを想像して楽しくなってしまいました‹‹\( ´꒳`)/››
この作品はストーリーが緻密に練られているなと私は感じています。
黒瀬くんは臨床心理士だから城谷さんの事が理解できて、でも最初から城谷さんと臨床心理士と患者というスタンスで向き合っているわけではなくて、二人それぞれにトラウマがあって、黒瀬くんがSで、城谷さんがMで…、みんな必然なんですよね。
凄いと思いました!