こんなにもキラキラしたBLは読んだことがない、
というくらい真っ直ぐで、まっさらで、まぶしいほどの作品でした。
この作品を今まで読またなかったことをとても後悔しています。
二人の、「お互いが好きだ」という気持ちが本当に美しく描かれ、青春時代の素晴らしさを改めて思い知らされたような気持ちです。こんなにも制服をまぶしいと感じたことはありません。
また、コミカルな部分もあり、とくに草壁の言動は本当に存在する高校生のような気にさせられます。それほどリアルに、高校生という短い期間の男の子の気持ちを表現されていました。
絵柄に関して、合う合わないがある作品ではあると思いますが、それで読むのをやめてしまったら確実に後悔すると思います。全然BLファンに読んでほしい、それほどに素晴らしい作品でした。
おげれつ先生の作品は本当に胸にキュンときます。
先生の描かれるちょっとヤンキー(になりきれていない)キャラと切ないストーリーがとても好きで、今作も購入させて頂きました。
期待を裏切らず、サヤは見た目は褐色肌に明るい髪色、たくさんのピアスといかにもな感じですが、とてもピュアで可愛らしくてやっぱりおげれつ先生の描かれるキャラは素敵だなぁと思いました。女の子大好き!かと思いきや実はゲイで少し辛い過去を持っている、という設定があるあるではありますがとても良かったです。
ユースケに告白したシーン、サヤのつま先がギュッと丸まっていて、そこにとてもキュンとしました。本当に勇気がいったんだな、と感じさせられました。
1度告白してうまく行きませんでしたが、その後は二人の思いが通じあって良かったです。サヤが付き合うことに慣れていなくて、ソワソワしているのがとても可愛く感じました。
個人的に、ユースケがクラブでサヤにお酒を口移しで飲ませるシーンがとても好きです。
とても素敵な作品で、またおげれつ先生の作品を読みたいと思いました( ˊᵕˋ*)