とても良かったです。
褐色の子があまり得意ではないのでどうかなぁと思いつつ買ったのですが、サヤが可愛くて可愛くて。チャラくて女遊びばかりしていると思いきや、ちょっと暗い過去持ちの本当はとても純粋で良い子でした。そんな天真爛漫なサヤに惹かれていくうち、最初こそ無表情で感情の起伏の少なかったゆうすけの表情がくるくると変わっていくのがとても微笑ましく、幸せな気持ちになりました。おげれつたなか先生は表情で語らせるタイプというか、どのコマも表情ひとつひとつに感情が乗せられていて、見ていてとても引き込まれます。
恋に不慣れで不器用でぎこちない2人、くっつくまでに紆余曲折あります。ですが幸せになれ〜〜幸せになれ〜〜と願いながら読まずにはいられない、素敵な作品だと思いました。