エレリ現パロ本です。
リヴァイ兵長1/8スケールフィギュアをお迎えした、大学生のエレン。
まずは正座で御挨拶♪
一人暮らしの侘しい生活も、
兵長と暮らせるなら薔薇色に!!
大好きな兵長を見つめて御満悦なエレンですが、
あの、人を蔑むような冷たい目に欲情し、
つい自慰をしてしまう変態君でもあります(笑)
そして部屋の片付けもせず、そのまま寝落ち……。
その夜、エレンの強い念のせいで魂が宿った兵長フィギュアが動き出し、部屋のあまりの汚さに我慢できず、ついついお掃除してしまいます。
翌朝目覚めたエレンは、
キレイに片付いた部屋に首をかしげるばかり。
そんな日が続き、さすがに気持ち悪くなった彼はストーカーの存在を疑います。
ある日恐る恐る部屋に帰ると……!?
今度は食事の仕度までできている!
恐れおののくエレンですが、そんなモノは大した事ではなかった!
何と愛しの兵長に米粒が付着しているではありませんか!!
ムキ~~~!!!
子供のように地団駄を踏むエレン。
何をトチ狂ったのか、米粒を舐めてキレイにしようとします(笑)
しかし流石にコレには兵長キレる!
とうとう我慢できずにエレンの前で動き出してしまいます。
これは夢か幻か!?
嬉しくて舞い上がるエレン、
そんな彼を見て気持ち悪がる兵長www
二人の楽しい同居生活は始まったばかりです!!
こんな夢のようなフィギュア、あったら良いな♪♪♪
私も欲しいよ…(-_-;)
この1/8スケール兵長は、
予約発売後即瞬殺された例のフィギュアがモデルです。
101MEGAさんの御本は他にも
兵長に的外れなアタックを繰り返す「ATTACK!」、
厨二病を患うエレンの話「厨二な君へのアイラブユー」
などがあり、どれもコミカルで笑えるお話なのですが、
この「にゃんにゃんしたいお!」は是非シリーズ化して欲しい作品です(^_^)
立体起動装置で部屋中くまなく掃除する兵長、
見事な剣さばきでローリングしながら野菜を切る兵長www
あなたも兵長フィギュアが欲しくなって困るかも…!?
ここまで読んで下さり有り難う御座いました(^_^)
失礼致します♪
読む前にハンカチの用意をお忘れなく!!
進撃にハマり、
同人誌を買い漁る日々を過ごしておりますが、
その中でも是非お薦めしたい進撃本です。
シリアス系の作品が多いエルリの中でも、
これは何度読んでも泣けてくる!!
以下、原作ネタバレ含みます。
エレン奪還の指揮を取り、
巨人の群れに立ち向かうエルヴィン。
しかし劣勢に追い込まれ巨人に捕まってしまう。
右腕に喰いつかれ身動きできないエルヴィンの前に、
ミケが突然姿を現します。
しかしどこか実態感の無いミケ、
既にこの世にはいない存在である事を悟ります。
ああそうか…ミケ、お前はもう……。
自らの死を覚悟したエルヴィンは、ミケに手を差し伸べますが、幻のミケはその手を取る事を拒みます。
お前にはまだやるべき事が残っている―
遠退く意識の中で、
ミケのそんな思いを感じ取った彼は、
自ら右腕を切り落とし、まだ闘う道を選びます。
兵舎で意識を取り戻したエルヴィン、
その傍らには蒼白な顔で自分を見詰めるリヴァイの姿が。
心配で堪らないくせに、相変わらずの憎まれ口をたたくリヴァイを愛しく思う。
今回Web掲載分以外に、
エルヴィンの治療後日談を書き下ろしで追加されています。
コッソリ病室を抜け出し、壁の上から景色を眺める二人。
まだ熱も下がらず、誰かに支えてもらわなければ歩けないエルヴィンですが、
そんな状態でも人類の未来について熱く語る彼に、
呆れ顔のリヴァイが見れます。
この本の主役は、何と言ってもミケです!!!
リヴァイの活躍が読みたい方には物足りなく感じるかもしれませんが、格好いいミケが見てみたい方!!
必見です(^o^)
最後まで読んで下さり有り難う御座いました。
同人誌で104ページのボリューム♪
これだけでも嬉しいが、内容がこれまた泣かせてくれる!!
エルヴィン×リヴァイ
リヴァイ視点の話から始まり、ハンジから見たリヴァイ、ミケから見たエルヴィン、最後にエルヴィン視点の話になります。
一応区切られてますが、繋がったお話です。
【Side;Levi】
地下街のゴロツキだったリヴァイに手を差し伸べた男がいた。
あの時からずっと、俺はお前の持ち駒だ。
体温・寝床・食事・知識・動機、
必要なもの、欲しかったものは全てお前に与えられた。
だが、まだ足りない…全然足りない……。
なぁエルヴィン、俺が巨人に食われたら、
少しは惜しいと思ってくれるか?
半ば強引に身体を開かれながら、
いつも冷静な男の 歪んだ顔が見たいと願うリヴァイ。
【Side;Hansi】
ハンジから見たリヴァイ
初めて見た彼は、陰鬱な表情をした少年だった。
ある日廊下で蹲るリヴァイを介抱した事がキッカケで、徐々に打ち解けてくれるようになる。
しかし何度も熱を出し、その度に部屋を訪ねて来る彼に、ある疑問を抱く。
彼が頻繁に熱を出す原因、乱れた外見、
そして誰かとよく似た彼の筆跡。
その謎が解けた時、二人の擦れ違った想いに気付く。
【Side;Mike】
ミケから見たエルヴィン
壁外に出る度に欠けていく同期の写真、
まるで星が落ち逝くようだとエルヴィン、お前は言った。
目的の為なら冷徹になれるエゴイスト、そんな男を頼もしく思い、今まで共に闘ってきた。
なぁ、エルヴィン、リヴァイはお前にとって駒でしかなかったんじゃないのか?
お前は、駒と寝るのか?
二人の関係に、不安を覚えるミケが見たものは!?
【Side;Erwin】
エルヴィンから見たリヴァイ
朝がきて、夜がくる。また朝がきて、夜がくる。
―星の無い夜がくる―
私が見付けた希望の星、リヴァイ。
逃がさないよう与えて、縛って、重しを付ける。
結果、調査兵団は彼を手に入れた。
だが私はまだ、お前を手に入れられない。
何度抱いても足らない、熱くてキツい身体。
星の無い夜に在っても、太陽の下に在っても、
人類の希望の星。
全て私のものになれ―
お互いの気持ちが通じあうまでに、一瞬ヒヤッとする場面があり、これがまた流れ的には御約束な展開なんですが、エルヴィン好きにはたまりません!!!
カッコ良すぎるぜ団長www
これは自信を持ってお薦めしちゃいます!!
拙いレビューですが、読んで下さり有り難う御座いました。
まさか谷崎作品で地雷を踏むとは思いませんでした…。
辛口になりますので、苦手な方はスルーして下さい!
どこか投げやりな全く熱が伝わってこない冒頭部分で、まず???頭の中に疑問符が一杯。
アレ?私は一体誰の本を読んでいたのかしら?
確か大好きな谷崎先生だったはずなのにおかしいなぁ…。
この嫌な予感が見事適中!!!!!
仕事と私、どっちが大事なの!?
という個人的に最も苦手とする、ウジウジした受が主人公でした。
ー以下ネタバレありますー
3年前、様々な凶事が重なり、何も言わずに恋人の前から姿を消した帆風(受・ペットショップ勤務)
人目につく事を厭がり、好きなモノに囲まれひっそりと生きてきた。
しかし専門誌に勝手に写真付きで掲載され、最も会いたくなかった男と再会する。
急にいなくなった帆風を 3年前ずっと変わらぬ気持ちで捜し続けた男(攻・久家)。
IT関連の仕事で成功し、今や若手起業家として注目されるまでになった久家ですが、
この男、仕事は優秀だが一般常識に少々問題あり。
思い立ったら即実行、夢中になったら周りの状況など何も見えない、知ったこっちゃない。
(個人的に、こんな猪突猛進型な攻は好きですw)
やり直してくれと迫る久家に、帆風は冷たい態度で追い返します。
やっと再会できた久家ですが、ここで最大の問題が!!
帆風の勤め先が、ペットショップでもマニア向けの爬虫類部門だったから頭が痛い!!!!!
実は久家、爬虫類は触るのは勿論、見る事さえも出来ない死ぬ程苦手な生き物だったんですねw
ですが愛しい帆風に会いたいが為、爬虫類に慣れようと涙ぐましい努力を致します(笑)
この辺りの久家の悪戦苦闘ぶりは面白かったです。
最終的に久家が、仕事や何よりも帆風が大事であると態度で示す事により、晴れてハッピーエンドになるのですが…。
何でしょうか?この読後のモヤモヤした感じは…。
全体的に無難に纏め、捻りも無く盛り上りに欠け、印象に残る部分が1つも無い。
谷崎作品を読んでこんな風に感じたのは初めてで、とても残念に思いました。
谷崎先生、数々の失礼な発言お許し下さい_(._.)_
次の作品、期待しております!!!!!
イケメン・エリート営業マンが、まさかの童貞!?
長身でバランスのとれた体格、彫りの深い派手な外見とはウラハラに、寡黙で硬派な営業部ホープの藤原(攻)。
その藤原が唯一心を許せる相手が、中学の同級生でもあり、同僚でもある大紀(受)。
身長160㎝弱の小柄な身体ながら、仕事は早く正確で、嫌な顔一つせず雑用を引き受けてくれる頼りになる存在。
ついたあだ名が「総務部の小人さん」
普段は無愛想で無表情、誰ともつるまない藤原だが、大紀だけは別。彼といると何故か心地好く癒される。
社内外の女性陣から、どれ程言い寄られても全く相手にしない藤原ですが、最近悩み事があるのかフェロモンが倍増し、引き寄せられる女性が急増中。
大紀は、普段から藤原をライバル視している同僚から、藤原を巡る女性達の衝突が起こる前に「原因を探れ」、との指令を受けてしまいます。
―女なんて面倒臭い―
好みの女性を聞いた大紀に、藤原はバッサリ…。
己の成長期に、あからさまに態度が変わっていった女性を嫌という程見ており、ストーカー被害を受けた事もある藤原にとって女性とは、面倒臭い存在でしかない。
そして信じがたい事に、今まで誰とも付き合った事がないと言う。
藤原には幸せになってもらいたい―
変な使命感を持ってしまった大紀は、如何に恋愛が素晴らしいか、他人の体温に触れる気持ち良さを 自分の貧しい経験から話して聞かせますが…。
―じゃ、大紀が教えてくれ―
何がどうしてこうなった!?
股関を丸出しで迫ってくる藤原(笑)
他人のイチモツなど触った事などない大紀ですが、潤んだ目でお願いされ、つい気の毒になってしまったのが運の尽き!!
その後、他人に施される快感に目覚めた藤原に何度も付き合わされ、徐々に要求もエスカレートして行きます。
一方的に触れられるのではなく、自分も大紀の身体に触りたい、自分の手で快感に喘ぐ姿が見たいと思うようになる藤原ですが…。
―後戻り出来なくなる前に止めた方が良い―
藤原の行為を許してしまう自分が怖くなり、大紀は逃げ出してしまいます。
大紀だから触れて欲しい、
大紀だから暴走した、
大紀しか欲しくない、
―大紀が好きだ―
藤原の叫びは果たして彼に届くのか―!?
最後までテンポ良くコミカルで、途中何度も爆笑しつつ、一気に読み切ってしまいました。
こんなラブコメ、大好きなんです♪
名倉先生、面白いお話を どうも有り難う御座いました!!
軍服にオカッパ、これだけで御飯何杯でもイケるワタクシにとって、この作品はまさにパラダイス♪
絵を眺めてるだけで幸せw
勿論お話も面白く、充分堪能させて頂きました!!
―以下ネタバレ有りです―
皇家の血を引きながら祖父が企てた謀反の罪で、皇家の称号を剥奪されたラウル(攻)
そんなラウルの監視役として、彼に仕えるオリヴィエ(受)
近隣国との争いも収束を迎え、仮初めの平和が戻りつつあったある日…。
かつて謀反を企てた残党が、ラウルと接触を謀っているとの噂が流れ始めます。
ラウルを信じたいオリヴィエ、しかし頻繁に宿舎を抜け出すようになったラウルを心配し、彼を尾行するが、怪しい人物と接触している現場を目撃してしまい不安になる。
そしてとうとう公安に拘束されてしまうラウル。
―ラウルを失うかもしれない―
その時になって初めて、自分の気持ちに気が付いたオリヴィエのとった行動は―!?
3話は、ガラリとお話のイメージが変わり、
ラウルの里帰り(婚前旅行)編になります。
小姑(ラウルの妹)に邪魔されて、なかなか二人っきりになれず、少しご機嫌ナナメなオリヴィエ。
何とか二人だけで、ピクニックに出掛ける事ができたものの、湖のほとりを散策していたオリヴィエが、誤って落ちてしまい― !? (お約束♪)
4話
今度はオリヴィエの里帰り編♪
このお話の主役は何といっても母・アンジェリカです!
懐かしの縦ロールが素敵w
小姓のフランジールがまた可愛いの何のって…癒やされました。
同時収録作
【恋ひわたる】
前述の方々同様、「ノーマ様の年齢は!?」←この一言に尽きます(笑)
前髪パッツンの受けって良いですわねw
これは反則です!何?この可愛い生き物は!?
悶え死にしそうになりましたwww
「かわいい悪魔」シリーズ4冊目、再び楓太×秋吉のお話です。
今回は記憶喪失物、何と楓太が幼児化してしまいます。
この楓太がもう、可愛いいの何のってw
子供ならでは、の我が儘で秋吉を振り回します。
恐るべし、甘えん坊楓太の破壊力!!! (これは読まないと分かりません!!)
威圧オーラが無くなった楓太に触れようと群がる人々、そんな輩達から必死に守ろうとする秋吉。
だが、今がチャンスとばかりに楓太を狙う者にとって、秋吉は邪魔者でしかない。
そんな輩達から心無い言葉を投げつけられた秋吉は、「楓太の明るい未来の為に離れるべき」だと自ら手を離してしまいます。
―僕は楓太の邪魔になる、彼の幸せな人生を全部奪っていたのは僕だった― それでも、僕は……
ここから先はあえて書かないでおきます、実際に読んで楽しんで下さいw
同時収録「スカーレットー秘密ー」
前作では、亮(攻)の来るもの拒まずな優柔不断っぷりに、イライラさせられましたが、今回は御安心を!
少し成長し、人の気持ちが分かるようになった亮が見れます。
亮の不器用な愛情表現が好きです!(ちょっとズレてますがw)
班目先生の作品は、コミカルとシリアスが上手く一体化しており、読んでて本当に飽きがこないんですよね。
ところで先生!!!、成瀬家・長男・雷太(実業家・童貞)のお話はまだですかっっっ!?
この本のカバー下に、秘書とおぼしき者が甲斐甲斐しく雷太を御世話するイラストが描かれてますが、これは何かの前フリですか!?
次は是非とも雷太のお話を お願い致します!!!
北沢先生の漫画を読むの久し振りです。
あらすじは前述の方々の素晴らしいレビューを御覧下さい。
ここでは個人的な感想のみ、書かせて頂きます。
(注: 辛口になりますので、苦手な方はスルーして下さい)
北沢先生の絵は、イラストで拝見すると物凄く繊細で美麗に思うのですが、漫画だと表情に動きがなく、背景と人物を同じ濃さで隅々まで描かれておられるので圧迫感があり、折角の魅力的なキャラ達が生かされず残念に思いました。
「グリーン・ピース」「DOLCE」の2冊で自分とは合わないのかなと思い敬遠し、今回久し振りにこの作品を手に取りました。
ですが御免なさい…やっぱり開いて数ページで圧迫感で目がチカチカし、何より人物の目が左右で違い過ぎて戸惑いました。
う~ん…今体調が悪いので、余計にそう思うのかもしれませんが。
でも!四男・幹耶(攻) の割れた腹筋にウットリww
顔だけ見れば甘いマスクの幹耶×愛斗(三男・受)では、どっちも受に見えるw
そして私の一番好きなカプである次男・楓太×後輩ワンコ咲坂!
高須賀家のお話がまだ続くのならば、この二人は是非リバでお願い致します♪
失礼な発言の数々、申し訳御座いませんでした。
あくまで一個人の感想ですので、どうぞ御許し下さいませ。
6年ぶりのおのにし作品、相変わらず短いセンテンスを繋げて話を進めてゆく書き方は変わってないなぁと懐かしく思いました。
でも申し訳御座いません。作家様贔屓で萌評価をつけたい気持ちはあるのですが、この作品自体の評価は辛口です。
作者様があとがきで「批判されるとやる気を出すタイプ、ご感想・ご意見・ご叱責もOK」だと書かれておられますので、遠慮なく書かせて頂きます。
まず、あらすじを書こうにも、「一生付き合ってゆくものだと信じていた、掛け替えのない友人を失う不安に苛まされる受け様」
これだけで説明終わってしまいます……。
何というか極一部分にスポットを当てたお話でして、全体通してソレばかりに悩んでる受け様しか出てこない。
こんな風になる前の二人の日常風景や、苦悩する攻め様の姿をもっと書き込んでいただけたら、又違った感想になっていたのにと残念に思いました。
――以下少しだけネタバレ有り
周以(攻)…誰もが怯む無愛想なイケメン、正義感が強く非常識な人間を見るとつい注意してしまい、頻繁にトラブルに巻き込まる。
樹(受)…賑やかな事が好きな明るい人気者
いつまでも穏やかで楽しい毎日が続くと思っていた、このままずっと側にいてくれると信じて疑わなかった。
なのに「抱きたい」と周以は言った。
物心つく頃から側にいて、何もかもさらけ出せた相手からの想いもよらない告白。
なぜそんな事を言う?なぜ俺なんだ?なぜこんなにも胸が痛む?
もうこれ以上、側にいて耐え続ける事は出来ない。想いに応えられないのであれば、離れるしかない。
情熱的なキスを残して、周以は去っていった。
そんな時、樹の父親が脳腫瘍で入院し、不安に苛まされ心細くて倒れそうな樹の前に、再び周以が……。
同時収録「いつまでもこのままでいたい」は就職の事で悩む二人の後日談です。
余談ですが、出版社限定ペーパーでは、就職した二人のアツアツぶりが読めます。
―おのにしこぐさ先生、又先生の作品を手にする事ができ、感動のあまり舞い上がっております。
これからも応援し続けますので、楽しい作品を沢山書いて下さい!!
ではこれにて失礼致します_(._.)_
「俺を軽蔑してくれ、誰か俺を正気に戻してくれ」
帯のこの叩き文句につられて購入。
これだけ読めば、どんな変態さん!?とワクワクしましたが、見事に裏切られました(笑)
己の価値観に悩む男子高校生のお話で御座います(汗)
初読み作家様でしたので、予備知識無しに読みましたが、こういう心理面に重点を置き、ジワジワ攻めてくる感じの作品、好きです♪
ー以下ネタバレ有り
誰もが羨む名門進学校に通い、美人で気立てのいい彼女。
―己の理想とする人生、
俺は絶対に日の当たる道を歩く―
育った家庭環境にコンプレックスがあり、「理想の人生」に固執する槇野(攻)
しかし丹羽(受)の存在が邪魔をする。
俺はおかしい、丹羽の細い体、泣いてる顔、彼の全てに欲情する。
―誰か俺を正気に戻してくれ―
丹羽の細い体を半ば無理矢理組みしきながら、
もう、手遅れなのを自覚した。
ありのままの自分を受け入れた時、全てが鮮やかに動き出す。
最後、憑き物が落ちたような槇野の笑顔に癒されました。
絵は、お世話にも好みとは言えません(スイマセン、スイマセン)が、
ストーリーで魅せる作家様だと思いました。
他の作品も是非読んでみたいです!