だ~いぶ前に読んだときは、なんだこれっ!?流されすぎだよ!と早すぎる展開に驚きついていけず、この作品があまり合わないという方々と同じく期待しすぎたなと思っていました。が、人って変わるものですね...改めて読んでみるとおもしろい‼ でも、やっぱり急展開流せれ受にはおいおいっと突っ込んでしまいました。だってあんな簡単にアソコにいきなりアレは入りませんよ!
この作品に出てくる受のほとんどは流され受です。そういうのムリー!っていう人はおすすめしないです。昔の私みたくなります。改めて読んでみて好きになったお話は、「彼のドSスイッチ」「校舎裏の夏」でした。彼のドSスイッチでは、モジモジおどおどしている攻が急にドSに変化するあのぞくぞく感、良かったです。「校舎裏の夏」では、ショータとマナブの切なさにじーんとし、マナブの「俺は二度目の失恋をした」というセリフにきゅうううってなりました。読み終えたあとは思わず「ずるいよ~」と叫んでいました。
流され受が苦手な人または、急展開がムリ!という方はおすすめしません。それでも、いいよ大丈夫だよという方はぜひ読んでみることをおすすめします(*´v`)
悲しい過去をもった受の主人公 尚人と、エルフという異世界の王 攻ルシウスとのラブストーリーです。
読んでみると、ほのぼのとしつつも皆が成長していくストーリーでなかなか楽しむことができました。ですが、引っ掛かるところあったのでそれについて綴ろうと思います。
まず、あらすじにも書いてあるルシウスの息子、礼音の「ぼくのママになって」というセリフ。これがきっかけで、尚人が異世界に連れていかれるのですが...ここだけしか出てこないんですよ!そのあと、いつ礼音は尚人をママと読んでくれるのかな~と楽しみにしていたのですがルシウスと尚人が結ばれたあとも結局、呼ばないまま終了ー。読み終わって「おや?」ってなりました。礼音は最後の最後まで「尚人先生!」と読んでいて、いやいや、ママになって欲しくて連れてきたんでしょ?とすごく引っ掛かりを覚えました。だって、ルシウスのことは「パパ」と読んでいたのに...どうでもいいことなのですが、どうしても気になってしまいました。そこは気になりましたが、とても楽しめる作品です。最後まで読んでいただきありがとうございました。