本間アキラ先生の描く新しいお話楽しみにしてました。
あらすじを読んだだけで面白そうだったので購入してみました。
絵が下手な木綿谷が絵画教室を開く藍人のクラスを覗きに来て、体験教室の後本当に受講することになって。
藍人のクラスには木綿谷のほかにも個性的なメンバーがいて、それぞれ気になります。
シングルファザーみたいな九重さん。藍人が晩年お世話をしていた人の息子の橙真。
まだまだお話が始まったばかりなので気になるところは沢山ありますが、藍人のこと気に入ったのか美大合格したら藍人を抱かせてくれとの約束を取り付けた木綿谷。
橙真も藍人のこと好きみたいだし、今後三角関係みたいなこの恋愛の矢印がどうなるのか楽しみです。
こちら1巻完結だと思い込んで読んでいたら読み終わってから巻数表示あることに気が付きました。
こちらのお話はまだ途中までで次巻へ続きます。
イズミハルカ先生の描く絵がとても綺麗で大好きです。
人気モデル・レイスとして活動していた怜は、事故で記憶喪失になります。
そんな彼の前に現れた大学生の黒田は自分が怜の彼氏だと言いますが、怜は思い出せません。そしてもう一人カメラマンの堂島も自分は怜の恋人だと言うのですがこちらも記憶になく。
真実は分からないままで、二人の内どちらかが嘘をついているのか、もしくは二人と付き合っていたのか気になります。これからお話が進むうちに記憶が戻るのかなと期待しつつ1巻までのストーリーでは個人的には黒田が優勢なのですが、年下で尽くすタイプに思えます。
堂島はこの巻までの印象だとちょっと遊び人風。
怜は記憶を無くす前どんな人物で誰と恋愛していたのか、断片的な記憶はあるみたいだけど何が真実で何が嘘かわからない。
こちら単話配信で続きがあるようですが、そちらもまだ完結はしていないみたいなので気長に次巻を待ちたいと思います。
こちらの作品は時系列とか世界線を整理しないと途中でちょっと迷子になりそうになります。
他の方のレビューを読んでるとA、A‘、B、B‘などに分けて読んでいらっしゃったりして参考になりました。
まず最初は普通に読んで、二度目は整理しながら読むとこの作品をより楽しめるような気がします。
コミックスで一気に読む方がストーリー理解しやすいかと。
晶には「未来を見る力」があり、従兄弟の蛍には「過去を見る力」があります。
そんな二人は子供時代はともに過ごしていたけれど途中で距離を置くことになったまま現在に至るのですが、あることがきっかけで別々の道を進んでいた二人に接点ができてまた交わりあいそうになるのになかなか出会えない。
お互いの持つ不思議な能力のせいで事件に巻き込まれていく二人。
命の危機もあってハラハラドキドキの展開で、最初から最後までジェットコースターに乗ったように止められません。
恋愛要素は少な目ですがストーリーに惹きこまれて物語の世界に没頭できました。
続けて2回読むとよりお話の理解度が上がります。
日高ショーコ先生の描くサスペンス良かったです。
こちらのお話は70年代の学生運動時代あたりが舞台なので少し独特な雰囲気のあるお話でした。
理学部助教授の鵜飼はゼミ室を訪れていた文学部院生の土岐と出会い恋に落ちます。
この時代は今より同性愛に理解のない時代なので色々大変そうですが、鵜飼は昔愛する人を学生運動の動乱に巻き込まれて亡くしています。それ以来かなり自分を抑えて生きてきたような彼の前に現れた土岐。
鵜飼は色気があるせいなのか男のストーカーに付きまとわれたりしますが、土岐が助けてくれます。
鵜飼は初めて会った時から土岐のこと気になっていたけど、実は彼は以前交流したことのある少年で。
個人的にこのあたりの時代のお話が好きなので楽しく読めました。
ある程度時代背景知ってるとより楽しめると思います。
そして吾瀬先生の圧倒的な画力でHシーンがめちゃくちゃ色っぽくて、汗とかもういろんな描写が凄かったです。
未亡人味のある鵜飼に、まだ若くて情熱的な土岐の2人普段本来の自分を抑えているからこそ2人きりの時間が濃密でいけないことしている背徳感も相まってドキドキしました。
しばらく前にレビューがいくつか上がっていたのでこちらの作品読んでみました。
倫敦巴里子先生の作品を読むのは初めてでした。上下巻読んでのレビューです。
大手ゼネコン部長の梶に誘われて時給1万円でスパイ活動を始める虹郎。
最初はあまり恋愛要素なかったですが、梶のために時給1万円とは言え何でもやってくれる虹郎って健気で可愛いです。
梶はめちゃくちゃ仕事のできる本心がわからない人だと思っていたら、結構チャーミングな一面もあってそのギャップが良かったです。
梶も会社の為に会社に不要な人物を排除しているのかと思っていたら、別の目的もあってという、ストーリーがしっかりしていて恋愛要素薄目でも物語の力で一気に読めました。企業物としても面白いですし、下巻ではしっかりラブもあってとても素晴らしかったです。
倫敦巴里子先生の他の作品も読んでみようと思います。
こちらSTAY GOLDに出てくるコウと日高のお話です。
日高は昔コウに一度振られているんですが、遠距離を経て今度はコウが日高のことかなり気になってる様子。
もうコウのことは好きじゃないって日高は言うけど、昔好きだった相手なのでもしかするとまだ好きなのかもしれないと思う部分も多々あって、コウは友達のままで関係を変えたくなかったから日高とは付き合わないし、彼女がいたりもしたのに、日高のこと好きな男が現れたらなんだかちょっと複雑な気持ちになって、コウのこと実は好きだったかもと思うかなりずるい部分のある男です。
でも不思議と嫌いにはなれない魅力があって。
そんな付かず離れずな関係の2人ですが、日高が猫を拾って、引き取り手がみつかるまでコウが預かることになってぐっと距離が縮まります。
2人で一緒にいる空気感がとても良くて好きです。
個人的にはこのままコウと日高うまくいってほしいと思うのですが、日高が遠くに再就職が決まってどうなる??
まだまだ続くようなのでもう少し二人のお話見守りたいと思います。
前作でお付き合いすることになったなつめさんと鴻くん。
今回はまたまたなつめさんがアジェンダを作って鴻くんとより仲良くなりたいと頑張るお話なんですが、なつめさんの幼馴染のくるみが海外赴任から帰国してなつめさんの家に頻繁に訪れることから鴻くんに誤解されて思いが上手く伝わらないじれじれが切ないです。
くるみはもうただの幼馴染という枠を超えて保護者のようになつめさんのこと気に掛けてていい人なんです。
鴻くんにくるみのこと話していなかったせいで、鴻くんに変な誤解されたままアジェンダを遂行しようとするけど、もやもやが消えない鴻くんに拒絶されて。
誰も悪い人はいないし、皆相手のこと思いやっての行動が思わぬ方向へ。
結局誤解は解けたので良かったです。
なつめさん頑張り屋さんなので応援したくなるし、くるみみたいに悪い虫がつかないように気に掛けてくれる存在もいるし、鴻くんは優しいしで読後は大満足な作品です。
村のしきたりで竜の花嫁に選ばれたリタ。竜の花嫁というもののほとんど生贄のような感じでもう村には帰れない。
雪山で遭難しかけたリタをを竜のイグナートが助けます。
誰かの役に立ちたいリタとずっと孤独に過ごしてきたイグナート。イグナートに花嫁は必要ないと言われたけど帰るところはない。
一緒に過ごしているうちにイグナートもリタのこと段々気になってきたみたいで。
もりもより先生の描く美しい絵とファンタジーの世界に生きる2人がとても素敵です。
孤独な二人が出会っていつしかお互いが大事な存在になっていく。
絵もとても綺麗でおとぎ話のような世界がとても素敵です。
今後この二人がどうなっていくのかとても楽しみです。