一体スズキくんは誰が好きだったのだろうか…。
読み終えた後に分厚い本を閉じその重みをひしひしと感じました。
一途に想ってくれる須崎に心揺れる(シャツの匂いを嗅いだり、バイトを休んでる時など)描写があるにも関わらず結局は堺さんに想いはいっていたのか…。何度も読み返しましたがスズキくんの気持ちは分からないまま。
オーナーと店長は最初酷い関係だな〜と少し敬遠してしまったが、二人には確かな繋がりがあり誰も手出しできない関係だと分かりました。そう思うとオーナーの台詞も嫌悪感なく読めました。
心は堺さんに
家族はお母さんの元彼に
では須崎には何を求めるのか。
考えさせられる話でした。