本屋さんでの表紙と帯買でした
初見の作家さんですが大当たりでした
異性間の結婚生活なら、仕事やら子育てやら親族やらで忙しく歳と共に関係性も変わりセックスがなくても「家族」としてのカテゴリー内で特に大きな問題にもならないかもしれませんが同性間ではとても重要なんですよね
愛を確かめ合うための日常的なキスとかハグとか、日本人にはハードル高い
おまけにパートナーの6歳年下の一心はとても自由人で、海外添乗員の仕事外でもふらふらと連絡も無く旅をしてはフラリと帰ってくる 付き合って15年、アラフォーの自分の衰えも気になる
なんとなく、別れる理由がないから自分たちは惰性で一緒にいるだけ? 自分たちの間に本当に愛はあるのか?亮の不安も苛立ちもなるほどそう考えちゃうよねと共感できました
一人でぐるぐる考えて悪い方に自分を追い込むのが面倒と言われても、元々は中1と大学生で家庭教師としての出会いから考えれば、今一心が30過ぎでもなかなかギャップは埋められないから素直に不安や不満を相談できない気持ちもよくわかります
最後はやっぱり好きだから一緒に生きていたいんだと、だからお互い小さなことでも話し合って隙間を埋めていこうと約束し合ってハッピーエンド
これって、どんなカップルでも同じですよね なかなか難しいけど
ハッピーエバーアフターのその後の2人のお話 おすすめします 是非ご一読していただきたい
私の買った本にはおまけのペーパーが付いてなかったのが残念!