今から1年前に本屋さんで出会いました。
題名が『雪よ林檎の香のごとく』
もともと北原白秋が好きで知っていたんですが
題からしても綺麗だなあとつい手にとってしまいました。
が、
すっごく良かったです!!
ふんわりと、やさしく心の中に入ってきてくれるんですよね・・・
けっこう本にはうるさい友人も
「・・・・・・すごい・・・・綺麗・・・・・・・」
と返しに来たときにいってくれました。
なんかこの作品って
『ただ綺麗』
じゃないと思うんですよね。
それこそ桂先生と先生の関係も生々しい感じでしたし。
でも、そこから救われるってのが素敵なんですよね。
切ないし、美しい。
この『雪よ林檎の香のごとく』の
うたと同じなんですよね。
タイトルからして秀逸だと思います。