官能昔話のナマ朗読会と、それと同じお話をダミーヘッドマイクで収録した聞き応えたっぷりの豪華なCDです。
「天女の羽衣」遊佐浩二さん
「赤い靴」鈴木達央さん
「わらしべ長者」羽多野渉さん
「眠りの森の姫」井上和彦さん
皆さんナマ朗読もダミーヘッドマイク収録もどちらもエロくて素敵です。ところどころヤラシイ言い回しになるのがたまりません。
BLっぽい部分に触れますと、4人で掛け合いをしている「すずめのお宿」で、少しですがお爺さん(遊佐さん)×すずめ(鈴木さん)が聴けます。
舌切りすずめBL。。悶えます。
「ブレーメンの音楽隊」では、犬(鈴木さん)が股間に食いついてはむはむする声や、雄鶏(羽多野さん)の「抜いてっ抜かないでっあぁっ‥!」てのが聴けます。けっこう本気の。
これナマで聴けた人が羨ましい!
【余談ですが】
別のCDの官能昔話では、「猿かに合戦」で、猿(鈴木達央さん)×カニ(神谷浩史さん)がエロエロしているシーンが聴けます。
ヤンデレ猿がカニを踏み潰してエクスタシーを感じた後、お前の大事なミソがっ!って慌てて飛び出たカニミソをやさしく舐めます。
神谷さんのぶりっ子声のカニさんはあんあん感じて(死にません)ミソを舐められます。
猿をこらしめるうすやら栗やらは井上さんですが、栗がもうニャン●先生で大爆笑です。
機会があれば是非聴いてみてください。
こちらもオススメです。
架空の世界のお話で耳慣れない言葉も出てきますが、設定の面白さもあり2枚組でもダレないストーリー展開がとても丁寧に作られていると感じました。これはキャストの皆さんの聞かせる演技力が素晴らしかったのも要因だと思います。雅なBGMも美しいです。
斉藤壮馬さんをこの作品で初めて知ったのですが、ファンになりました。声質が月里にとても合っていたと思います。泣く、愛を語る、素で驚く、など月里は様々な顔を見せてくれましたが、私の中の一番は、声を震わせて芙輝に想いを告げる場面です。聴いているだけでこちらの心も震えました。
個人的にはフリートークCDが好きです。4人でわいわいお喋りしてて楽しかったです。もっと聞いていたかったな。
いまだに何度も繰り返し聴いています。
慈英&臣シリーズは原作もCDも全作持っていますが、シリーズどの作品を聴いてもその後でまたこの最初のしなやかな熱情に戻って聴きたくなります。
声優さんの演技はもちろん、キャスティング、原作をうまくまとめたシナリオ、BGMまでも素晴らしい作品だと思います。
慈英のセリフ、モノローグ、ナレーションを演じ分ける三木さんはさすがとしか言いようがありません。天才で完璧超人だけどどこかが欠けた危うい慈英の雰囲気を本当によく表現されています。三木さんの慈英じゃなきゃこのシリーズは成り立たなかったような気さえします。
神谷さんの臣さんも素晴らしかったです。前半と後半の臣が変化する瞬間や咥えたままの演技などもう職人技ですね。本を読んでいても神谷さんの声で再生されます。大好きです。
レビューは他の方がたくさん書いてくださっているので、個人的な感想としては、BGMがかなり良かったのでサントラを販売してほしいな・・・と思っています。