いや……なんていうか、あらすじに惹かれたのと
こちらの先生の別作品が面白かったので購入したのですが
えっ?????ってくらい盛り込まれてる
すごい話でした。
父の不倫現場を目撃してしまった大学生の悠二。
見て見ぬ振りでその場を去ろうとするが、美しき銀髪のボクサー・コウにぶつかってしまう。
そのお詫びとして、コウに唇を奪われる悠二。
もう二度と会うこともないと思っていたが……。
↑あるある。わかる。って感じで、
コウとホテルに二人きり、「俺、いてぇーと勃っちまうんだ」と言われ――?
強さと弱さを抱えるコウに、どうしようもなく惹かれていく悠二。
彼は父のXXなのに……。
↑ 彼は父のXXなのに……???はまあ置いておいて、
えっ、そうなる?そんなかんじの話……?
えっ、えっ……って圧倒されすぎました。
ネタバレとそれにともなう感想は下の方に書きます。
とにかく訳がわからん…すごいや。
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★☆
エロ度 ★★★★☆
こんな時代にこんなに優しいお話が読めるだなんて、
本当に幸せです。
29歳の部下の外川×39歳の野末さん。
外川がグイグイ行ってるんですけど、全然気づかない野末さん。
野末さんはかわいいひとです。みんなを虜にしてしまう魅力があり、わたしもとても好きになりました。
それに、「もうおじさんだから」と考えている野末さんに自分を重ねてしまい、
外川と一緒に新しいことにチャレンジしてそれを吸収していく(自分のものにしていく)様子が
とても素敵で、おいおい泣きました。
人生っていくつになっても新たな発見があり、楽しいですね。
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★☆☆☆☆
それに加えてですね、背景や小物の描写が素晴らしいんですよ。
綺麗だし、可愛らしいし、暖かいし、優しいし。
すごく好きです。
受の蛍が暮らす限界集落では10年に一度
生贄を犬神様に差し出すかわりに村は守られてきた。
今回この生贄になることを決意し犬神様に会いに行った蛍。
蛍を待っていたのは、なんともまあ現代風の犬神様で……。
都会の絵具に染まりまくっている感じのイケイケ俺様何様犬神様×田舎の純粋な青年ですよ……。
めちゃくちゃ良かったです。
斬新なストーリーに、可愛らしい表現が多く読みやすい、
またエロもすごく生々しくて……。
あと、一番いいなと思ったのが、
蛍の前世がかつて犬神様を拾って、
犬神様と仲良く暮らしてたんです。
でも蛍だけ先に死んでしまって、
死ぬ前に「またお前に会える気がする」
「俺が生まれ変わって会いに行くまでいい子で待ってな」
と言い残しました。
それを何百年も待ち続けてたんですね、犬神様は。
明るく少しギャグテイストですすんでいくのかと思っていましたが、
不覚にも泣いてしまいました。
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★☆
表紙の美しさで購入を決めました。
岡本先生、初コミックスということですが、
(同人誌は出されているようですが)
言われなければ気づかないくらいですよ……。
綺麗な絵柄に読みやすいコマ割り。
おセックスシーンもエロくて力強いものでした……!
ストーリーとしましては、
色々あって一夜限りの関係にこだわるクール美人リーマンの受がスパダリに口説かれ最終的に付き合う、
といったお話でした。
まあこの色々あったっていうのが顔の造り的に感情が
わかりづらく周囲の人間に誤解されてきたから〜
って感じでした。
読みやすく、おセックスシーンもすごくエロかったのですが、内容としてはもう少しほしかったかなあと
感じてしまいました。でもいい意味であっさり
していたかもしれません……!
ストーリー ★★★☆☆
登場人物 ★★★☆☆
エロ度 ★★★★☆
あと同時収録作品に
美容師×攻が髪を切ったことにより魅力が開花したモデル
のお話がありました。
可愛らしいお話でしたが、
こちらはページ数的なこともあり展開が早めでした。
ちなみに、カバー下は表題作に出てきた部下の恋の四コマ風漫画でした。
いや〜〜。
いきなりネタバレで申し訳ありませんが、
受のこうちゃんは、やはりふたりともと番になりましたよ。
普通にハッピーエンドで、逆にとても良かったです。
仲良し幼なじみ3人ともαだと思っていたが、
1人はΩだった……。ふたりともがそのΩを好きで……。どっちを選ぶ……?
みたいなちょっと重苦しい感じのストーリーなのに、
合間合間で可愛らしい描写や、
Ωのこうちゃんの誰よりも男らしく強い態度が良かったですね。
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★★
面白かったですよ。
最後書き下ろし(?)で、12月よりこちらのシリーズの新連載の告知が!
こういうの、単行本発売日買いの人間にとっては嬉しいですよね〜。
そちらも楽しみです。
待望の最新巻です。7巻。早いものですね。
今回は鶏楽さん×藍染さんのお話です。
7巻を読むまでの私のイメージですが、
何かにつけて藍染さんへの独占欲がすごい藍染さん大好き何様俺様鶏楽さん、と
ママみ溢れる優しい美人藍染さん、でした……。
いや、もう早く読んでください。
多くは語りませんが、
鶏楽さん×藍染さんのCP、愛しすぎてやばいです。
鶏楽さんの子供時代から、藍染さんの裏の顔まで
新しい情報がいっぱいでした。
とにかく、早く読んでください。
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★★
財務省の差形課長とのアポをほっぽりだして
藍染さんに会いに行った鶏楽さん。
あ!他巻のあの場面か!(あってますかね?)
この、繋がってる感じやばいです、好きです。
スケールのでかい話だ、、、
あと、鶏「俺はおまえがいればそれでいいんだ」
藍「分かってる」
って、藍染さん……。
わかってて、鶏楽さんに「いつか俺が攫われても俺を切り捨てて解決するなら迷わず俺を切ってね」と言ったの……。
藍染さん可愛すぎます。
もうめちゃくちゃ好きです……。
はらだ先生の作品は好きなものが多いのですが、
最近 にいちゃん や
カラーレシピ2 ワンルームエンジェルで
個人的に少ししんどくなってしまったため、
今回発売日まで、こちらを買うのはどうしようかなと悩んでおりましたが。
神評価だらけのため気になり便乗購入しました。
めちゃくちゃ面白かったです。
詳しい内容は割愛しますが、
ふたりともアナルだいすきで全編リバです。
ふたりの掛け合いは漫才を見ているようで本当にゲラゲラ笑いました。
しかし笑いだけではないところが、さすがはらだ先生。
えげつないくらいエロでした。
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★★
所々、少しの闇を感じなくはないのですが、
買ってよかったです、ごめんなさい。
地味オタク×襲い受アイドル。たしかに。
男性アイドル HAL のファンである御子柴は、イベント等でHALと接触する機会は数回あるのですが、地味故にほんと顔は覚えられず、
たくましいその身体だけ認知されています……。
珍しい男性ファンなのに身体だけ……笑笑
男性とするのが好きなHALは、色々あり御子柴と恋人同士になり御子柴の童貞をいただきました。
ここまでは背表紙あらすじと帯通りです。
ほかに、付き合う前にHALの隠し撮りや自宅ドアノブに差し入れを掛けたりストーカーまがいのことをしていた御子柴や、
あっさりとですが女性アイドルとの熱愛を記事にされたり、業界の偉い人に襲われそうになったHALといった内容が
1冊にギュッと詰まっていました。
ストーリー ★★★☆☆
登場人物 ★★★☆☆
エロ度 ★★★☆☆
面白かったですが、個人的には一読のみでいいかなあと感じました。
HALのほかに2人の男性アイドルが出てきましたが、
CP要素等は特にありませんでした。
べな というタイトルは、
受の壱が名前のなかったバケモノとして
捕らえられた攻に付けた名前だったのですね。
タイトルにもなっている通り、名前が重要な役割を果たしていたんだなと感じました。
べなは人でも鬼でもない。厄介者で、
自分がなぜ生まれてきたかがわかりませんでした。
でも、壱が名前を付けてくれたことで、
いいよ 生まれてきてもよかったよ、
って言われた気がした
だから壱を選んだ と言っていました。
一種の刷り込みのようなものだったのかもしれませんが、
それでもふたりが幸せになってよかったなと感じられる作品でした。
ストーリー ★★★★☆
登場人物 ★★★★☆
エロ度 ★★☆☆☆
すごく綺麗な絵を描かれる作家さんだな、と。
ただすみません、個人的に
ダンゾウ(壱を抱いていた男で二三が好きだった?)と
二三(故人で壱の男でダンゾウが好きだった?)の
件につきまして、もう少し見たかったな、という気持ちもあり 萌2 評価です。
義兄弟で両片思いのオメガバース。
一言でいうと、読み応えがあり面白かったです。
読みやすくわかりやすくもありました。
血が繋がっていない兄弟が、色々あり
じいちゃん(育ての親)に引き取られるんです。
兄の修司は誰よりも家族を大切に守りたいと思っており、
弟の鷹人は大好きな兄は家族だけど鷹人にとっては兄以上の大切な存在であり、弟ではなく1人の男として見てもらいたいと思っています。
修司の初めての発情期で、めちゃくちゃに抱いてしまったのですが、
修司はそのことを後悔しており、自分のせいで家族は壊れてしまうのではないかと怯えておりました。
鷹人は鷹人で、修司には1人の男ではなく家族としか思われていないとヤケになってしまいます。
そこから5年間、彼らは会わずに過ごしました。
とあるきっかけでまた一緒に暮らし始めるのですが、
そこからのお話です。
まさに、最高の両片思いです。
ぜひ、本編を読んでみてください。
ストーリー ★★★★☆
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★☆☆
しかし、帯にあった
兄を孕ませたい執着系弟 というアオリのわりには
そこらへんは弱かったような気がします。
AmazonのSSペーパーは、
本編から約1年後が舞台で、
まるで新婚さながらという感じの可愛らしい内容でした。
追記 いいなと思ったところ。
幼い修司は鷹人を背負い、
大人になった修司は鷹人に背負われる……。
どちらも星空を見ながら、大切なお互いとずっと一緒にいられますようにと。
その対比が良かったです。