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女性あーちゃん2016さん

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いじめたくなる

奈良先生だったので購入。3兄弟ものの2冊目でした。(3冊目三男坊が出るかどうかは未定)ちょっとひねくれる傾向ありの次男坊ちゃん、可愛かったです。ちょっかい出していじめたくなっちゃう(笑)。西野先生のびちょびちょ滴りエロとちょうど合っていたキャラのように感じたので、西野先生のお話大好きな方だったらとても嬉しいのでは。前作と時系列が並行しているので、できれば前作も。

バイト先でちょっとしたいざこざに巻き込まれた時に助けてもらったオメガの巡(オメガばかり3兄弟の次男坊)。その助けてくれたアルファは「可愛い!」と巡に言い寄ってきて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受兄、弟(兄が1作目、弟が3作目になるといいなあ)、弟の番ぐらいだったのでは。兄の番もちょこっと。

++好きだったところ

受けがツンデレ??ひねくれもの?要は「素直なワンコ」とは真逆の子。それが奈良先生の描かれる表情と相まって超可愛く感じられたんです。西野先生のドロドロ寝室シーンは変わらず多いです。でもキャラが可愛く、そして、攻めがそれを優しく可愛がっている様子が、ああいいなあと思えました。ああ最後にお道具がちょこっと出てくるので、そこは、うん、ご愛敬ということにしました。可愛いもんです、馬とかじゃないんで。

攻めは今まであれこれあっただろうに、受けにあったが百年目、一途!良いですねえ、めちゃカッコいい(どちらかというと軽めな方)が受けに関しては全部受け取める、まるっと受け止めるから、頼むからオレんとこ来て?というような様子なのは。こういう方に出会えたならもう安心!という気持ちでいっぱいです。

攻め受けともキャラクターが好きで、1作目よりこっちの方が好きだった一冊でした。

別れさせ屋

タイトル気になったので購入。村崎先生テイストのしっかりしたお話で、うんうんとは思うものの、萌~と思うポイントが少なかったので中立寄りの萌にしました。変人要素等が無いとシンクロしにくくなってるのかなあ、私。本編240P超+あとがき。勇者パーティものがお好きな方だったら良いのかも。

石持ちと言われるほどの力を持ちながら、違法行為になりかねない「貴族の婚約破棄」を助ける仕事をして稼いでいるエリアス。ある日王族から、今度魔王封印を目指している勇者に関する仕事を依頼され・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
パーティのメンバー二人(ダークエルフと修道士)、悪党、受けの世話になった方や幼馴染ぐらいかな。パーティメンバー二人、もうちょっとクセが強くても楽しかったのでは・・・と思うもののそれは村崎先生のテイストではないか・・・

++攻め受けについて

受けは訳アリ美人魔術師。魔術師と修道士の違いを述べよと言われても?ですが、なんせ魔術師。いっぱい努力して力ある魔術師になった頑張り屋さん。お金が必要なので、ちょっとグレーゾーンな仕事をしてますが、根は悪い人じゃないってやつです。何に対しても壁を作ってきた方かも。

攻めは勇者と認められた(判定儀式があるんです)時から、勇者とはどうあるべきかを考え、その期待にそえられるように頑張っているところもある方。まあ根っからの善人陽キャ。ワンコ属性あり というところかな。

攻め受けともシンクロする要素がなかったですが、お話は先が気になって気になってとするする読めるものでした。萌~という萌えあがりポイントが無かったのが個人的に残念な一冊でした。

泣かせる

シリーズ4冊目ですよね?なのに堪らんかったです。電車の中でぐすぐす涙ぐんじゃった。家族愛に飢えている方、ぜひ!シリーズ1冊目から!家族愛もの(勝手にカテゴライズ)No.1と思います。大好きだ。先生、本当に有難うございます。

前巻でクソワンコ王子に怪我させられたシェイン。ランスと仲良くラブラブ継続中でしたが、国民には重傷説が広まったのでそれを打ち消すべく、ランスと城外初デート♡
その出かけた先で拾ったのは、猫耳狼しっぽの赤子で…と続きます。

ご活躍になられた方は
レンフィールド(攻め兄、国王♡)、ジョイス(ダンザでの使用人仲間)、カークランドやダルニエは通常運転、赤子の両親ぐらいかな。ジョイス頑張りました(笑)

++好きなところ

とにかくシェイン!シェインが可愛くて可愛くて。
シクシク泣くとか、ひたすら健気とかではなく、ただただ庇護欲をそそられまくる!
みんなの弟、永遠の末っ子、わがまま言わない、完璧な善人。目の前で、静かにほろほろ涙を零されたら、「ああお願い泣かないでー」とおろおろしちゃう。頑張って練り絹で涙を押さえて、そっと抱きしめたくなるけど、ランス怖いから抱きしめることもできずやっぱりおろおろ、ですかね(笑)このキャラクター好きすぎる。ああそうだ、ちょっと天然も入ってるかも(笑)なんてったって南瓜だから。

今回の一番のエピソードは南瓜。子どもはどうやったら出来るのかというシェインからの問いに、ジョイスが答えた内容をずっと覚えているシェインがもう可愛くてたまらないですね。どう「かぼちゃ」なのかは是非本編読んで確認してください!最高です。

ランスは変わらずランス、レンフィールドは変わらず超カッコよき国王であり父、カークランドは少し成長(可愛い)、ジョイスやダンザの使用人たちも変わらず厚い情愛をシェインに寄せていて胸熱。最高。国母たる王妃のご活躍が今回なかったのがちょっと残念でしたが、本当に素晴らしいキャラクター達で大好きです。

好きすぎて良いレビューではないとは思いますが、何卒皆様1巻から是非読んでほしいです。最高です。先生本当に有難うございます!あ、電子も買って永久保存です!最後の数文、いつまでも覚えていると思います!長々と失礼いたしました。

おいかけて

先生買い。今回はめずらしく入り込めず、さらっと読み終えてしまいました。変人テイストが無かったからかな。近未来日本、粘り強く追いかける攻めとか、歴史をイキイキ教える先生等に興味あればよいのかも。本編310Pほど+あとがき。

世界中で猛威をふるうウイルスの変異株に感染した真人。依頼されて治験に参加し、20年後に無事目を覚まします。戸籍は無くなっていて、社会生活を営むためのフォロー役になったのは、元生徒の渡良瀬で・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
望月(医学的フォローする人)、受けバイト先の子供たち、攻めの同級生(=元教え子たち)ぐらいかな。

++攻め受けについて

攻めは高校生の時に、社会科教師だった受けに惚れて、でも受けがコールドスリープに入ったために連絡が取れなくなって、ずっと受けを探し待ち続けてきた方。変態要素なし、真摯な態度でクラスのまとめ役的存在→コールドスリープ社で働く優良物件となった方です。高校生の時の可愛い様子もあるし、大人になってからのじんわり待ち続ける愛という様子もあります。ワンコだねえ♡

受けは事情あって20年というコールドスリープの治験を選んだ方。両親ともおらず、社会から必要とされているという確かなものを感じていなかったからなんでしょうね。目覚めてからは戸籍ないから教職復帰とかも出来なくて、コールドスリープ社から全て用意されているから問題はないものの、生きがいってものが無いし、自己肯定感低い感じです。

そんな二人の恋話でした。受けが歴史を興味深く教える先生(様々な逸話を盛り込んでくれる)ってところが、自分の高校時代の歴史の先生とシンクロして、とても楽しかったんですけど、萌えたのはそこぐらいかなあ。「どうなるどうなる」とハラハラ読むのが主だった1冊でした。

忘れられない

蓮川先生挿絵なのでマストバイ。夢乃先生テイストで、透明感あり、かつ不思議テイストもありなお話と感じました。めっちゃ萌えたわけではないんですけど、良かったね、と思う終わり方で読後感良かったので萌にしました。大好きな人を忘れられないというタイプのお話がお好きな方でしたら、きっと嬉しいのでは。

大学生の時に恋人を事故で亡くした春也。その恋人を忘れられずにいましたが、ある日教えている大学で気になる話し方をする学生に出会います。その学生は自分の授業を取っているようで、偶然会うこともあり、少しずつ近づいて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
俊(受けの元恋人、事故死)、越川(俊のことを知っている昔からの友人)、神さま、攻めの幼馴染ぐらいでは。

++

攻めはぴちぴち大学生、軽くはないけど陽キャ。人生前向きに生きている!って感じがとてもします。ま訳ありなんで当然っちゃ当然なんですけど。さわやかイケメン~♪

受けは失った恋人の事がまだ忘れられずにいる方。体力やや無し、線の細そうな文系学者って感じです。まあ好きだった人を事故で亡くしちゃうと、なかなか立ち直れないわな。

そんな二人の、出会いからやり直しました的恋物語。ほんと、そういうように世界が回っていれば、そう信じられれば、幸せですよね。ちょっとしんみり、しみじみしたものを感じたお話でした。

岸和田のだんじり

先生買い。なんだけど今回は合わなかったようで、萌ポイントが無かったでした。ごめんなさい。一生懸命頑張る健気路線の受けが好きな方だったらいいのかな。あー岸和田のだんじりが好きな方ももしかしたら気に入るかも。

王才が無く、人の役にたちたいのに、今後の見通しが全く立っていないフィン(第五王子)。将来に不安を抱いていた時に、交流が途絶えていた辺境の地エンデハイムから300年ぶりに使者がやってきて「魔物使いの王才があるものを遣わしてほしい」と言い・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受けの家族(両親、兄たち)、エンデドラゴン(魔力の元、眠りについていた)、ハンス、ビョルン(攻めの側近)、アーディ(♀)、プチ(攻めの乗る竜)ぐらい?

++攻め受けについて

攻めは生真面目かつ一生懸命なエンデハイムの辺境伯。腹黒い様子は無し、きらんきらん系。地竜を駆って遠路はるばるグリュンワルドまで来ちゃう行動派。受けのことは最初から惹かれて、さりげなくでもしっかりと受けを囲い込もうとしてますね。

受けはみそっかす末っ子。純粋夢見がち少年。兄や父にある王才が自分には無いのを気にしてます。やっと人の役に立てるんだ!と以前から憧れていたエンデハイムに行くのを嬉しく感じています。頑張りすぎて空回りというのは、あまり感じないです。いい子です。

そんな二人と竜が絡むお話でした。最後のエンデドラゴンとのバトル(?)が岸和田のだんじりを彷彿とさせて、個人的にはそこが一番盛り上がりました(笑)。ただ攻め受けともキャラが超タイプとかではなかったので、今一つ盛りあがれず。ちょっと残念でした。

まさかのタヌキ(笑)

先生買い&表紙買い。小脇にタヌキを抱えた美丈夫が表紙を飾るBLが出るって誰が想像したでしょう。下半期No.1表紙かもしれん。お話はしんみり+軽妙、楽しく読ませていただきました(笑)働くタヌキ、ナイスです!もう一度読み始めても、しゅーって中に入り込むので、萌2にしました。キリキリ働くんだけど、家族が欲しいという真摯な受けが好きな方にオススメかな。

ぼっちゃり不健康なジルベールといった様子のジルは結婚式寸前に「は?ここはどこ?俺は誰?」状態になります。前世で人に飼われてキリキリ働く化け狸だったのが、何の因果か元の飼い主が転生させたとのこと。夫となるのはキランキランな侯爵、アシュリーで…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は、
ローマン(優秀な執事)、ミコ、ダーク(受けの側仕え)、トリスタン(攻めの元婚約者♂)、フトシ(受けの前の主人)ぐらいかな。

++良かったところ

受けがね。家族を欲しがるんです。

前世で、フトシとフトシ嫁と頑張って、商売成功させて、フトシの家族も増えて、みんなでもりもり頑張った記憶があるので、人間になったんだから家族が欲しいって。

そこがなんだか沁みたんです。
私が家族沢山!という状況になれていないからかなあ。
昭和じゃないですけど、和室の畳の上に小さいちゃぶ台があって、ミカンが置いてあって、湯のみがあって、テレビが置いてあって。子どもは畳の上で遊んでいて、みんなでごはん食べて。フトシの家族がそんな感じだったんだと思うのですが、フトシに大切にしてもらったジロー(受け前世、化け狸)もあこがれて。
すごくシンクロしました。このジローの気持ちに。

そんなジローですが、昭和全盛期にがんがん働いた経験あるもんですから、嫁ぎ先である、借金まみれの攻め家で、改革実行!力任せとかではなく、もともといた優秀執事を巻き込み、少しずつ受け入れられやすいように改革。有能~♡是非我が社にも・・・という様子できりきり働く。時々狸に戻ってさりげなく情報収集するところも良し!

攻めはジェントルきらきら実直、超優良物件。最初は猛烈に嫌っていた受けを少しずつ見直し、求めあうようになるまでの過程は、とてもすんなり納得はらおちしました。

攻めに惚れる というところは薄かったんですけど、受けの家族が欲しいという気持ちにめちゃくちゃシンクロした一冊でした。家族欲しいねえ。売ってないよねえ。

うまいなあーーーー!

先生買い。面白かったー、一気に読んでしまいました!読み終えてから、センチネルバースって安西先生、めちゃ相性良いんじゃないかなあ?と感じました(めちゃ上から目線な物言いで申し訳ありませんっ)。私としては、書いていただいた「気持ちの揺れ動き?」が最もしっくりくる先生のお一人です!ファンタジー要素ありますが、気持ちの揺れ動きという点では、デビューから一貫して変わらないというように思います。安西先生お好きな方でしたら、是非!ほんと、上手いんですよう。

不審火の現場で、高校時代の先輩(1回ぐらいしか話したことない)に再会した吉積。特殊部鑑識課に所属しているらしく「俺のガイドになってくれると嬉しい」と言われたと思ったら、特殊部鑑識課へ異動になり・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
和久井(攻めの高校時代の友人)とその弟、鮎川(受けのサポート役担当職員)、内田(♀、聴覚のセンチネル)、志摩(攻めの元バディ的同僚)ぐらいかな。

++好きだったところ

ガイディングしているところの記述。まさに紐でつながっていて、迷子にならないように引っ張って、水底から引き揚げてくれるという感じの記載が、すっごくしっくりして。もともとセンチネルバース好きだったんですけど、安西先生の書かれたこの感覚のところはすっごく好きでした。

それから受けの背景。センチネルが幼い頃から大変で、人とは違う環境で育つときに励まされる言葉、それが刷り込みになって・・というところが「うーーーーん、上手い!!!!!!!」とすごく納得、しっくり、はらおち。そして、そう思っている受けだからこそ「ガイドしない」と言われた時の絶望感というか全てを失ったようになるのは、なんかもうシンクロしすぎて、しんどかったかな。ようやく見つけた縋るものに縋れなくなるという絶望感は、ほんとシンドイ。

最後、聴覚だけは防げなくってっというところで、攻めの音痴が効いてめでたしになるところまで、「うまーーーーーーーい」と思うところ、多数で、本当に読んで良かったと思った一冊でした。本読み楽しい。先生有難うございました。また次の本、手に取らせていただけると嬉しいです。

うーん?

蓮川先生なので購入。笑うところは1ミリもなく(夢乃先生なので当たり前なんだけど)重苦しい感じだなあ…と思っているうちに読み終えてしまったので、中立にしました。シリアス好きな方、攻めに訳ありなのが好きな方ならもうちょっと違う評価かも。

国境近くの村で、古い神官の家に生まれたエルナン。呪い師の祖父と2人、つましく暮らしていたある日、騎士が「神託があった」と言ってエルナンを王の下へ連れていき…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ネルクラ(侍従長)ブラナ侯爵(白騎士隊隊長)、悪党ぐらい。

++

攻めは訳アリ王様。受けが真摯に仕えてくれているのを有難く思ってはいるけど、訳の部分はお話にならないです。王様としてはジェントルなタイプ。

受けはいたって普通な平民。神託あったからということで王の側仕えをするようになったのですが、できることを丁寧にしようとする方。

攻め受けとも品行方正な真面目ちゃんで、お話も笑うところはなく、ユニークなサブキャラがいる訳でもなかったので、好みなところがあまり無かった一冊でした。うーん。無念。

承諾を得ようよ…

蓮川先生なので購入。攻め受けとも、入れ込むキャラではなくさらっと読み終えたので中立にしました。ちび精霊が出てくるので、そういうのが好きな方には嬉しいのかも。

双子の妹が聖女だったシリル。我儘放題の妹にいじめたおされ、階段から落ちたある日、日本人だったという記憶を取り戻します。こんな家にいられるか!と脱出、国を出ようとしていたら…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
アクア、サラ、フィー(受けを慕う精霊たち、ちっこい)、アロイス(攻め弟)、トワイアス(魔道具の研究する人)、隣国の王太子、攻め父母などなど。

++攻め受けについて

攻めはきらんきらん公爵家の方。変態要素無し、弟想いのスパダリさん。

受けはがちで忍耐強かったけど、ぷっつん切れたので「もう知らね」と脱出した方。精霊に愛されている(理由不明)、実は聖女でした という方でした。

攻め受けとも王道、お話も王道ということで、刺さるところがなかったんでした。強いて言うなら。

受けが気を失った時に、有無を言わさずツッコむんすかねえ・・・?と思ったところでしょうか(笑)承諾一切なし。
よくあるじゃないですか、意識朦朧とした受けに「今のままじゃ危ない、すまない、我慢してくれ」とか云々かんぬん。それが無い(笑)気が付けばもう既に挿入済(爆笑)そのあたり、ジェントルでは?と思う攻めのキャラとのギャップというかなんというか。引っかかった次第です。ま、受けも気持ちよかったみたいなんでいいんですけど!