デビュー25周年とのこと、夢乃先生、おめでとうございます!亀井先生だし夢乃先生だし、ということで購入してみました。さらっと読んでしまって覚えている自信なかったので中立寄りの萌にしました。本編240Pほど+あとがき。
気が付いたら暗い船倉で足枷をされた状態であることに気が付いたエンベル。なぜこんなところにいるのか記憶があやふやなところがあるまま、奴隷市のようなところで、高値で買われて、連れていかれたのは王宮の後宮で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
タネル(受けに親切にする奴隷)、ハズル(受けの元王国の民)等。
++攻め受けについて
攻めは、皇帝らしい皇帝 という印象はあまりなく、つよーい武人とか、政治のかけひきが超上手いという感じでもなく。うーむ。優秀なビジネスマン、青年実業家 といったところでしょうか。あー受けのことは気に入ったのか、わりと早くからちょっかい出してます。
受けは、傍系の元王族、過去経緯は不明ですが体はキレイさっぱりな方。気が強いということはなく、どちらかというと芯は強いかもだけどぱっと見、儚げ美人寄りかな。
そんな二人が不確かな記憶に左右されながら結ばれていくって感じのお話でした。異世界転生ものがお好きな方でしたら、よいのでは。
神シリーズ5巻目。もう5巻か!頑張るリドリー、まだまだ決着つかず、4巻ほど「リドリーかっこよ!」と唸ったところが無かったので萌にしました。(カラー挿絵はめちゃんこカッコよい!)お話自体というかシリーズ通しては間違いなく神なのだし読みやすいし、小説読んだことない方、是非。めっちゃ面白いです、太鼓判100ぐらい押します。タイトルはリドリーが「このままでええんか・・」と悩む様子があったので。ええ訳ないやろ。
めでたく皇太子になったベルナール(=中身はリドリー)。妃選びが決着ついていないある日、候補の一人クロエが毒により倒れるという事態が発生し・・・と続きます。
攻め受け以外で新しく登場した方は・・・
活躍した方はというべきか?シャドール(リドリーの護衛)、ミミル(アルタイル公爵養女)でしょうか。クロエとナディア、結構好きだったんだけどなー。そうですね、2国にまたがる話だし、登場人物多数ってのが、初めて読む人には大変かも。めっちゃ楽しいからするする読めるとは思いますが。
++良かったところ
ミミルかなあ。いきなり抜擢されて、皇帝やら皇后やらと対面するんですよ。義父や義兄(=キラキラ護衛騎士エドワード、大好き♡)にそっと支えられているとはいえ、あの凶帝の前に立つなんて!できなーい!
ほんと頑張りました。魔物わらわら出てきて怪我人多数な時に、ぶっ倒れるまで治癒魔法で頑張って。根っからの善人としか思えないですね、この子は。リドリー絆されないかな(BLでは無くなってしまうけど)。いい子なので是非良い方とくっついてほしいっ
その他の推しはニックス(正体不明、ようわからんがリドリーをサポートしている)。胡散臭いという四文字で出来ているようなキャラ。今回ニックスの挿絵が1枚あるのですがガチで「THE胡散臭い」な容貌。最高です。この方の正体がいつ分かるのか、めちゃくちゃ楽しみにしています。
王道BLだとシュルツを応援しないといけなんでしょうけど、その他の推しやお話自体が楽しくって、ワクワクするシリーズです!
先生買い。雑誌掲載時から面白いと思ってましたが、一冊になってもう一度読んでもやっぱり面白い。国の興亡戦なお話が好きな方でしたら是非是非。攻め受けとも苛烈の真逆なタイプに感じて、芯があって好き。ただ、ずっと覚えている自信が無かったので萌にしました。雑誌掲載分140Pほど+その続き110Pほど+あとがき。穏やかさんがお好きな方にもおススメしたいです。
歴史ある大国の第四皇子であるナランツェツェギ(通称ナラン)。容姿は百人並み、武芸に秀でた訳でもなく、優秀な兄たちと比較すると軽んじて見られていましたが、事情あり小国ハドゥマサルの王弟と結婚することになり・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ワジム(受けの従者)、トヤー(攻めの側近)、エニデル(国王、受け兄)、軍司、後半に受けの元師匠、他部族の指導者の位置づけにある方々等。悪党がいなんですよ。みんな自分の役割をきちんと果たしていて清々しい★
++攻め受けについて
攻めは小国の王弟。兄王のため国を守るため、自らのことはあまり顧みず戦ってきたつよーい武人。結婚前にナランの肖像画を見て「愛らしい」という気持ちを抱いていたらしいです。最初、コミュニケーション上手くいってなかったのですが(主に受けがよろしくなかった)、心がだんだん通い始めると、ほわほわ恋愛モードになっていくんですよねえ・・・良い~♡戦場以外の、言葉数多くなく穏やかな武人、最高。
受けはねえ・・・百人並みかもしれないけど、多分全部可愛い。誇り高くあるべしと思っているのと、コミュニケーションスキルがちょっと低くて「貧しい国にしては・・・」等と言っちゃう。自分でも失敗したーと思っているんだけどカバーもできず。言葉でてこず「む」という一音だけ発する様子なんかもめちゃ可愛い。絶対口が横一文字状態。可愛い。
受けのコミュニケーション下手っぴさからギクシャクしかねない二人を、側仕えがフォローしながら少しずつ進む恋物語、そこに国同士の争いが絡んできて、受けがりりしくカッコよいし、攻めも「きゃあ♡」という一途さがあって盛り上がったお話でした。
先生買い。私の思う「ゆりの先生の攻め」からは少しトーンダウンというかなんというか・・・?周りのサブキャラあれこれと楽しく進行するお話がお好きな方でしたら良いのでは。本編260P超+あとがき。
王太子セインの護衛騎士を務めているハリス。ある日、セインから頼まれて第二王子のレザックの護衛として、北の辺境へ魔物退治に行ったのですがブースト化した魔物が現れて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
セイン(王太子)+その伴侶(♂)、クライブ+リシェル(1作目、第三王子のカプ)、受けに言い寄る方ぐらいかな。セインが面白い。長男カプが一番ゆりの先生テイストに感じるなあ。
++攻め受けについて
攻めは年下可愛く見せてみるなんてことも出来る金髪わんこ、基本めんどくさがりで人との関わりをあまり持ってこなかったのですが、受けは別格だったみたいです。恋心に自覚もったら、積極的甘いトーンで押してます。魔力たっぷり持っているつよつよ魔法師。腹黒さはそーんなに感じなかったし、俺様感は少なかったです。敬語使うシーンが多いので。
受けはアルファで強い騎士だったのに、魔物退治の時のハプニングでオメガになってしまった方。すごく戸惑うと思うんですよね。葛藤いっぱいというほどではないんですが、それはやっぱりレザックの押し勝ちということなのかな。正しいことを行う、弟妹思いのきりりとした騎士さんという印象です。
攻め受けともそんなに萌えるタイプではなかったので、ちょっと萌えが少な目になってしまった一冊でした。わんこが好きな方ならもっと嬉しいんじゃないかな。
どうしようかなと思ったけど購入。伊魚が可愛いなと思ったのと、多分忘れなさそうなので萌2に近い萌にしました。戦争はしんどいんだよ…。本編300Pほど+小編3編70Pほど+牧先生のイラスト(沁みます)。
今までの隊が解隊となったのを幸い、後ろにのる偵察員に厚谷を希望して走り回った藤十郎。残念ながら厚谷とペアにはなれなかった上に、扱いにくい最新鋭の飛行機、彗星とそれにくっついてきた偵察員の伊魚とペアになることになって・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
厚谷、琴平ペア、堀川(整備員)、受けの元上官(伝聞)ぐらいでしょうか。千歳もちょびっと。
++しんどかったところ
最初はいいですが、ラバウルですから、終戦に向かってあれこれ厳しくなるんですよね。恋話というより多少綺麗に整えた戦争話を読んでいるような心地になるんです。血みどろ話は無いんですけど、それでも怖い。爆撃の話が少しとか弾が当たった話が少しとかなんですけど、迫りくる恐怖といえば良いのでしょうか。どうなるのどうなるのと不安に思いながら読むのが、しんどいんです・・小心者なもので。
二人が少しずつ心を通わせていく様子はとても良かったし、受けのモールス信号はきゅーんとしたんですけど、やっぱり戦争もの(かなりリアル寄りなもの)、しんどいなあ・・平和を守らなきゃと思うご本でした。飛行機飛んでいるシーンは、ほんとにハラハラです・・・
笠井先生追っかけで購入。分かりやすく、べろべろなめそうな溺愛で楽しかったですが、いつまでも覚えている自信はないので萌にしました。本編140頁弱+その続き110頁弱+あとがき。一番最後の挿絵がめっっちゃ好き♡(攻めのひざに抱っこ&照れながらお口あーんしている受けなんですよーっ表情が最高!)
アルファじゃなきゃ!と考えられているハウザイクス王国の第一王子として生まれたシオン。6歳でオメガと分かって以来、施錠された塔の中で一人暮らしています。ある日珍しく父王から呼び出されたと思ったら、カルドシア国へ行ってもらうことになったと言われ…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は、
攻め兄(国王)、レフィ(アリアーダ国元王女)ぐらい…?攻め兄がやんわり見せつつ全部計算済って感じの人で好き♡
++攻め受けについて
攻めは竜ちゃんになれる、つよーい無骨な騎士様。剣ぶん回すというシーンは無く、戦う時は竜姿一択。強いから当然か。言葉足らず説明不足さんですが、ちゃんと説明しようと頑張っているように感じます。少しずつ感情を芽生えさせていく受けに惹かれて惹かれて溺愛 って様子が嬉しいです♡
受けはオメガであるが故に幼い頃から蔑ろにされてきて、寂しいとか楽しいという感情が育たなかった方。その方が、攻めと出会い、栄養ある食事をし、人と会話し気持ちを交わし合うことを覚え、感情がだんだん豊かになっていくところが可愛かったです。町に出かけて行って沢山の人やものに囲まれた時の、言葉がうまく出てこない様子なんかめっちゃ可愛かったです。
お話は王道だと思うのですが、受けが可愛く、攻めの溺愛様子も面白かったので、楽しく読めた一冊でした。
シリーズもの4冊目。みずかね先生なのでマストバイ。今回も少し進展したのですが、恋物語という点では?なので萌にしました。水琴ちゃん、頑張れな、本編280Pほど+あとがき。本編だけではなんのこっちゃなので、是非1冊目から。
千里と変わらずラブラブな妖精画家、水琴ちゃん。デビューしたものの思いのほか?想定通り?容姿が売れてしまって、最近は外出もままならない様子。そんなある日、生きた人間の肖像画を描いてほしいという依頼が来て・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
怜一(♡イケメン♡大好き♡)、黒江(人気ある俳優)+そのマネージャー、百瀬(芸能事務所社長)、橋本、南部(水琴の同級生)、受けの祖父、雪輪(謎~)ぐらいかな。
++今回良かったところ
水琴ちゃんの謎が深まったというか、少し進展したというか。そして続きがあるんだってわかったところでしょうか。
今回死人ではなく、生きている人を描こうとするのですが、水琴ちゃん倒れちゃうんです。千里さん、もうそれはそれは心配されまして。
怜一さんも変わらずクールビューティ、水琴ちゃんを心配、しっかりフォローされてます。カラー口絵1Pはなんと、千里さんと怜一さんのお姿!きゃあ♡かっこよ!!!
冒頭のそのエピソード(水琴ちゃんがなぜ生きている人を描けないのか)と、依頼者黒江さんの過去の因縁等のお話でした。橋本も活躍している様子が読めたので、ちょっと嬉しかったです。
肝心要の謎解き部分はつ、づ、く!となってしまったので、また楽しみにお待ちしたいと思います。雪輪の謎が気になるー
しま先生だったので購入。思いのほか、きゅんしましたので萌2にしました。王道なんですけどキャラと挿絵がドツボでした。本編270Pほど+番外編10Pほど。しま先生の描かれる魔王様がああもう最高。
冒険者だった両親を亡くし孤児院で育ち、自分も冒険者となったレンフィールド。鍛錬積んでSクラスとなったある日、とんでもなく強くとんでもない雰囲気たっぷりな男と知り合い、意気投合、バディを組むことになり・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
アーサー(第二王子)、受けの国のくずどもぐらいでは。
++攻め受けについて
受けは、とある理由によりお金にはうるさーい方。そのため金の勇者とも金の亡者とも呼ばれています。筋肉付きにくい体質らしく細身で身軽な様子、強度を魔力で補ってます。稼げるようになってからも孤児院をねぐらとして、小さい子たちへのお土産を買って帰ったりして微笑ましい陽キャ。表情豊か。
攻めは片目を隠している麗人といった様子&圧倒的迫力というか存在感ある、伝説のS級冒険者。言葉はそんなに多くない印象。あれこれめんどくさくなったら「まとめて片付けようか」(=消してしまおうか)と言ってしまうぐらいの実力あり。魔力も膨大にあり。受けに対してだんだん甘くなるんすよーもしもしー距離感バグってますよー男同士のバディ、ピアス触ったりしないよーwww
ベッドの上ではあるもので受けを囲うんですよ、そこがまた良い!私も囲われたーーーーーい!
ああ、そうだ、サブキャラのアーサーも良かった~もうちょっと攻めと絡んでもらっても楽しかったかも♡
そんな攻め受けが知り合ってバディとして行動し、受けの遺恨を片付け恋も成就させ国のあれこれ問題を片付けちゃう(⋈◍>◡<◍)。✧♡って感じのお話でした!ああ、きゅんした!しま先生の挿絵最高!
二重螺旋おっかけ中。帝王加々美様が降臨されてめちゃくちゃ嬉しいですが、今号は「美しい彼」の平良の勝ち。素晴らしい。皆さんお待たせしました、きもうざ平良絶好中ですよ!
以下読んだもののみコメント
1.三十路の恋は甘くない 倫敦巴里子先生
頑張り屋ひねくれ頑固者パティシエさん・・・?とスイーツ企画している人?
真面目に読み込んでいないので、ごめんなさいですが
相変わらず
2.美しい彼
きたよきもうざ平良絶好調。
何が好きかっていうと、清居LOVEオタクになっている平良を
清居が見て、ツンデレになっているところなんだわ、と
今回ようやくわかりました。最高だわ。
珍しくデフォルメキャラも出てきました。お初だったか・・・?
3.二重螺旋
前半 まーちゃんとナオの激アマ、どろどろ で終わるかと思いきや
加々美様ーーーーーーーーーーーーー降臨されました♡(⋈◍>◡<◍)。✧♡
若いやんちゃさんという印象が少し強かったかな?
高校生まーちゃんとの出会いエピが次号かも!
先生買い。高校生ものってターゲット外なんですよ。外れることが多いんです。なのに!さすがというべきか、恐るべし伊達先生。今回は萌えましたねえ。自分の高校の校舎のイメージで、お話がぐいぐい私を引き込んで進んでいくんです。高校生に戻ったような気持ちになれる一冊、高校生ものが大好物な方でしたら是非是非。本編270P+その続きの番外編30P弱。紙本読んだのですが、行間が広いのかな、読みやすかったです。
ぬか漬けが趣味と自己紹介したばっかりに「ヌカち」(天然♡)と呼ばれている高校二年生の八重沼。なんとなくクラスで浮いてるなーと思っていたのに、あるきっかけでキラキラ人気者系の二宮と友達になることになって・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受けのばあちゃん、クラスメートぐらいでは。
++良かったところ
受けがねえ・・純朴なんですよ。自己肯定感低い子なんですけど、ビジュアルは「ミロのビーナス」的美しさ?後光が差す?キラキラエフェクト?らしいです。うっかり話しかけられると「はうっ」って胸を押さえる羽目になるやつです。でも本人は全く気が付いてなくて、天然なので「なんだかよく分かんないけど友達いないような気がする・・・・」という様子なんです。そして趣味がぬか漬けという渋さ。平屋建てのおばあちゃん家に住んで、縁側で漬けるための梅を掃除してそうな子。最高。
攻めはモテモテキラキラ男なんですが、それは顔面の良さと全て考えられたコミュニケーションスキルによるもの。疲れちゃうこともあるんですよね、高校生なんだしさ。なので、飾らないヌカちにハマるってお話でした。
キャラは受けが好き、お話は攻め受けともきゅんきゅん、はて?この胸の痛みは?といった様子を楽しめる1冊でした。萌えたーtheあおはるー。