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涙腺が決壊します!

前作を読んだ上で読みました!
単独でも楽しめるとのことでしたが、より竜神様の事情などが分かるため、前作を読んでから読むことをお勧めします(^-^)

途中までは、花丸BLACK文庫らしいエロや、鬼と潮がお互いに惹かれていく過程があって、そこまでは『青龍の涙』と似た感じかな?と思っていたのですが、後半涙腺が決壊しました。
切なくて切なくて、鬼と潮がお互いを思うが故の選択がすれ違ってしまい、二人の愛する人を失った慟哭がすごく胸を打ちました。
涙が止まりませんでした。
こんなに泣ける作品には久しぶりに出会いました。
大好きで大切な作品の一つになりました!!!!!!

そんなもんなの?って感じでした

う~ん。
話の内容としては皆さんのレビュー通りおもしろいとは思うんですが、啓一は結局過去に旭にされたことに対して仕返しをしたかったのか、まだ好きだから付き合おうと言ったのか…
そのへんがよく分からず。

旭は啓一のことを先輩と間違えていたとはいえ、啓一自身を好きなんだなとは感じられたけど、あんな過去があって憎んでいてもそういうこと(すまたとかフェラとか)ができる啓一の、過去の憎しみってそんなもん?とか復讐のためならそれくらいはしないと…だから?とか悶々としました。

クリスマスイブのホテルでの久々の逢瀬で、最終的に仕返しを決行した啓一は何がしたかったのかがよく分かりませんでした。
旭は母親が気づかなかったら啓一の過去に気付かなかった訳だし、気付いたところで年下の美人な恋人がいるって酷く振られたのに、わざわざまた過去のことを謝りに行くとか…ほんとに二人とも途中どうなりたいのかが全く分からず…でした。

最後は時間が解決するから~でしばらく会わずに過ごし、バーのカウンターの仕事をする旭が彼氏に許可をもらって~のくだりで、啓一以外にちゃんと恋人をみつけたんだなぁ~って思ったのに、彼氏って啓一のことだったの!?っていう急展開についていけませんでした。
なんとなくもやもやの残る読後でした…