ラブラブじゃない二人を見るのはやっぱり寂しいし悲しいなぁ。
本編まるまるスレ違いな二人となると、次が出てから読めば良かったかなぁ、でも気になるしなぁ。
1巻もトータルで見て、神評価にしています。
ここからネタバレです。
真悟が賀神から匂いがしないのは、匂いは感じる側の問題で、真悟が賀神に対して興味がなくなったか飽きたからのどちらかだと賀神が伝えます。僕の気持ちが届ききって無かったの?まだ信用が無いの?どっちでもいいけど…どう思っていようと関係ないと…二人は愛し合うと言うより、ただ身体を重ねる感じ。目が覚めた賀神に真悟から別れを告げ、別れてどうするの?と詰め寄りますが強引にはいかず、真悟も本当の理由は言わず部屋を出て行きます。
真悟、もう捨てられるのはヤダって気持ちも分かるけど、賀神の気持ちもいい加減わかってあげて素直になりなよーと思う反面、真悟贔屓の私は、賀神、真悟にそんなに冷たくしなくても‼となってしまった。賀神もショックだったんだろうけど…なんか悲しかった。今回は二人ともグルグルぐるぐるしてて、胸が締め付けられる一冊でした。
嫌なムードの中、活躍してくれたのがジーンとリオ。リオにおいては毎回思うけど天使‼可愛いったらありゃしない♪癒されました。早く二人のラブラブが見たい‼
大まかなあらすじから・・・
広告代理店に勤める桜井(37歳)と下宿の大家をする美大生蓉一(19歳)が駅でぶつかり、本を交換するところから物語は始まります。情緒ある下宿先には蓉一のいとこの菖太や竹生、蓉一の父親の友人桂木など、それぞれ複雑な過去、想いを持った人達が集まり、少しづつ桜井が関わりを持つようになります。
最初は蓉一が苦手だった桜井が、蓉一を意識するようになり、好きだと気がつくところまでが1巻になります。
ここからは個人の感想です。
とても丁寧に心境が描かれているので、「わかるわかる‼」と感情移入しちゃいました‼
桜井が蓉一の事が苦手なのに何故かザワつくとか、桂木と会って、なんかイライラするとか。蓉一を好きだと気がついた時の「他人に全てを奪われるようなこの感覚を忘れていた。こんなにも誰かを好きになることが出来るなんて、考えもしなかった」ってとこ、うん、うん♪恋するってこんな気持ちなんだよなぁ~って桜井と年齢が近い私のキャッキャしたとでしたw
日高ショーコ先生があとがきでも書いているように、ゆっくりなペースで話が進んでいくのと、1巻はHも無いですし、ストーリー重視が好みでない方にはイマイチかも。。。
ですが、5巻まで読んだわたくしとしましては、とてもキュンと幸せになれるお話しだし、絵が素晴らしく綺麗なので(後の巻でちゃんとHシーンも出てきます!!)ぜひぜひ読んで頂きたい作品です。
超オススメです!!!