攻め:素直だけど少しだけひねくれた狼
受け:信念の強い少し意地っ張りな可愛い系男子
家事代行として働く針谷千明(Ω)が、派遣された先の主人・大神(α)と出会い運命が変わっていく。
出会って、千明のことをすぐに運命の番だと大神は気付くが、千明は違和感を感じるもそれが何か分からず働き始める。
が、千明は大神のフェロモンに無意識に当てられてしまい発情する。
可愛らしい表紙と絵だったので、性描写はないと思っていたが結構有ります。
運命の番なので度々発情するのです。
可愛らしい絵柄なので、個人的に性描写にエッチな感じはしませんでした。
攻めは受けに好意を持っているのは分かるのに、なんだか素直じゃなくて、好意を言葉にしないので受けは不安になってしまうのですが、言葉にしなかった理由が一応有るのですが…好きって言えよ~~~って私は思いました。
言葉で伝えるの大事!
結構、順調にくっつきますし、登場人物みんな良い人です。
一波乱欲しいという人にはお勧めはできないですね。終始ほのぼの~っとした感じなので。
私はみんなハッピーみたいな作品が好きなので好きですが!
ただ、受けの妊娠が発覚するんですけど出産してからのお話も読みたいなーとなりました。妊娠発覚、出産することを決断までしかストーリーとし描かれてないので。
続編とかないのかな~、と思ってます。
田中 攻:童貞人見知りコミュ障
佐川 受:言葉や性格はキツイけど面倒見が良い
※ネタバレ有り
ゲームオタクの田中は、新作のゲームが出ることをきっかけにバイトを始めようとします。
電車内で携帯でバイトを探しているところを、佐川が見ていて無理矢理に佐川の勤務先のカフェに連れてこられます。
「バイト探してたってことは金欲しいんだろ」
ということで、田中はそこで働くことになります。
厳しく指導されて、初めは嫌で仕方なかったけれど佐川と接していくうちにバイトに前向きになります。
そしてある日、佐川が田中の家に遊びにやって来て、二人でゲームをしているうちに佐川が寝てしまいます。
田中は、キスをしたことがなくしてみたいと思い、佐川にキスをします。
そこからなんとなーく、展開が進んでいきます。
結局くっついたということで良いのかな、というふわっとして終わり方です。
本編もキス止まり。
一応田中が佐川のを抜いてあげるシーンがあるけど、ズボン履いてるし、エプロンしてるし、全然エロはないです。
書き下ろしも素股止まりで、エロは無し。
ふわふわして初心者の方にはお勧めかも。
私は、ヘタレ攻がとても好きなので結構好感触でした。
ただ、佐川が田中からの好意をすんなり受け入れすぎかな…と思いました。
エロ重視、ストーリー重視の方にはお勧めできません。
可愛いお話が好きな方にはお勧めです。