なんで昔の恋愛をタイムリープをしてまで引き摺るのか、真実とは何か、徐々に垣間見えてきて、結果的には最後に一気に種明かしでしたが、なんとなくその結果がわかってたその感じが自分的には良かったです(意味不明ですいません)
あまり好かなかった点から言うと、受けの子が余りにも早く吹っ切れすぎてしまい、これじゃあ過去の二の舞じゃないの?再び恋愛しないっていう決意はなんだったの?っていうことでした。個人的にはもうちょっと頑固でいてもらいたかったな、、、、
でも、きっと、そうしなければいけなかっただろうし、結局由弦と慧太がどう足掻いても結ばれることになるのだろうなと感じました。一人一人の気持ちを丁寧に描いてある作品でとても良かったです
うまい具合のヤンデレ?でした。こう、ほんのりというかやんわりしているけど、主人公を逃がさないためにあらゆることを計算して行う天才のやり方にただただ驚きです。個人的に良かったのは、主人公視点の章が終わった後、次の攻め同僚の章で少し種明かしをしてくれたところです。そして、自分でも最後の最後にはどれが本性でどれが計算されて作り上げたものなのか分からなくなってしまうほどでした。
攻めの性格がすごく好き。天才研究者系はすっごいクールガイで主人公にさらっと、愛を伝えるのが多いですが、羽賀さんはただ純粋に恋する乙女のようで、すっごく可愛かったです。
過度な行為や相思相愛、甘あまを好かれる方には正直、あまり好ましくないと思う作品かもしれません。ただ、私的には典型的なヤンデレが嫌いなこともあり、純粋な小説として楽しめたような気がします。
上月くんには我慢してもらってぜひ幸せになっていただきたいですね。