ここでの評価が高かったので、この同級生シリーズを読み始めました。
最初の「同級生」からぐっと引き込まれ、このO.B.(2)まで、3日間かけてイッキに6冊読破しました。
草壁君と佐条君はもちろんですが、どのカプも、どのエピソードも愛しい・・。
好きというより、愛しいという表現がしっくりくる感じです。
きゅんとしたり、切なかったり、どきどきしたり、しみじみしたり・・。
総てが愛しくてたまらない・・。
全巻を通して、どのカプも、時々交錯しながら、ゆっくりだけど確実に変化していっています。
その変化や感情が、独特なタッチの絵と、コマ運びと、多くを語り過ぎないセリフによって、見事に表現されていると思います。
ラストのタイトル「光と利人」
このタイトルのつけかた、ほんと心憎いじゃないですか。
あぁ、やっぱり愛しい。
出会えて、本当に幸せなシリーズでした。
評価が良いので、読んでみました。
正直文字数が多いし、設定的にもすんなり受け入れられなかったりして、表題の話を読み終わったときの印象は…いまいちでした。
でも、同時収録の「数式・・」を読んだら、こなれてきたのか?話の流れや心情的にも入り込め、これはなかなか面白いじゃない・・!と。
そのあとの「そんなあなたが・・」も外見と中身の意外性な設定が面白かった。
そんな風に読み進めていたら、巻末の「恋する・・」のその後的なエピは面白く読めました。
コメディチックで、エロくて、外見と違ってどこなしに可愛い男たち。
独特な世界観が癖になるんですね。
2はまだ読んでないので、早く読んでみたいです。