谷崎先生の本を読むのは初めてで、笠井先生の絵が表紙なのは何冊か読みわりと自分の好みのものが多かったので、あらすじとその安心感で購入しました。
受けの驚く天才ぷり、事件解決などただのラブラブイチャイチャだけではないのが面白いと思いました。
が、他のレビューでも書かれてる通り肝心な?一番気になるであろう2人の過去がチラッと見えるだけで触れてこない…
あとがきに次回作などの記載もなくこれで終わりなのか?と不完全燃焼。
厚みのある本なので最初に過去が見えたときには、気になる!この先にどんな展開があるのだろう!とずんずん読み進めていったのですが、どんどんとページ数は減りおかしいぞ…となった結果モヤモヤしたまま終わりということでした。
続きがでないというのはないのではないか。と思うような過去が深く関わっていそうな本なので是非続きを…!と思います。
オメガバースの作品を何冊か読み、設定は魅力的だけど好きになれないというのが多くなかなか手を出さないようにしていました。
ほっこりする表紙に惹かれオメガバースだけど購入してみました。
1ページ目から可愛い!ほっこり!家族愛!が伝わりオメガバースでは珍しいと思うのですが、性的な描写が少ないといかほぼないに等しいです。
オメガバースの印象として偏ってるのかもしれませんが、陵辱強姦のような暗い印象があったのでこのほんわかとした作風にとても癒されました。
オメガバースの設定で子供が同性同士でもできること、周りも受け入れ体制がある部分では普段のBLでは読めないものなのでそこはオメガバースならではを感じました。