はぁ〜、良いお話でした。
ほどよい疲れと達成感と。
末っ子王子のみそっかすのノア。
才も力も存在感もなく学院をもうすぐ卒業なのに、将来が何にも決まってなくて…。
そんなノアが憧れる幻の国エンデハイム。
エンデハイムに眠る竜の生贄に僕はなる!
王家の一員としてこの人生で成し遂げる!
僕をちやほやしてください!
ノアの悲壮感と切なさともどかしさなどとても詳しく書かれて引き込まれました。
そんなノアを星の君と呼ぶエンデハイムの辺境伯フィン。もうノアにメロメロで自覚なしでちやほやし放題!
なんかコミュニケーション足りてなくない?肝心なことわからないままじゃない?
な状態が続きつつも、ノアとフィンの甘々がなんとも良いのですよ。
もう敬語で溺愛な紳士なフィン。お互い自覚したら…。
囲い込み攻め?ギリギリを攻めてノアの抵抗感を探り言質を取り?策士ですね〜、大好きです!
初夜の野蛮な男なフィンも良き!
二人のイチャイチャと竜の調伏と。まさか調伏ってそういうことだったの〜!?
はぁ〜、良かったです、本当に!
切なさと甘々がりんご飴みたいです。
素敵なドムサブものでした。
クリス視点でサブの立場や不調などよく描写してあり。途中までは悲壮感あり。
これは萌えるしかないでしょう!なお話ですね。入団以来ずっといつもヴィルから嫌味ばかり言われ続け、犬猿の仲と呼ばれていたのに…。それなのに!
クリスの構って構って!なところや、ヴィルのコマンドやグレアやふとした動作や会話で心地よくなったり興奮したりなところ。
クリス可愛い!グデグデのとろとろになっちゃって。
それにヴィルったら本当はクリスをずっと好きで好きで、構ったり嫉妬したり目を離さなかったり。いけ好かない美貌の偉丈夫かと思いきや、パートナーになったらこんなに世話焼きで溺愛で嫉妬深いなんて〜。
こんなドム大歓迎だよ〜!ベストカップルでしょ!俺から離れるな!くっ、男らしい!
しかもお互いに地道に訓練する姿勢に惹かれてたなんて。
そんな二人のパートナーになる前から後までの違いを楽しみ、騎士団内のいさかいやプライドなどなど。
読み応えがありました!
ドムサブは本当に苦手なのですが高評価につられて読んでみました。
がっつりドムサブで屈辱的な命令もあるけど、一気読みでした!
すごい盛りだくさんでまさかそんな展開になるとは〜でした。すっごく読み応えがあり余韻に浸ってます。
孤独な情報屋なシンが養父の治療費のために危険な裏社会のボス、レオンからの依頼をはたして…。
なんでみんなそんなにシンを欲しがるんですかねえ。魅力的なのは充分わかるけど男なのに性力満々ですね。
死ぬほど嫌だったレオンに監禁され命令され抱かれ…。しかも恐ろしい命令まで!
どうなっちゃうの〜?とドキドキでしたが、なんだか芽生えちゃって?
命がけで守って助けてくれるの痺れますね!
やはり攻めはスパダリでなければ!
シンがいつも薬の効き目も精神的にもギリギリで必死に治療費を稼いだり、絶対に心まではレオンに屈しない!なところ。
もうページをめくる手が止まりませんでした。
なんというかシティー〇ンターみたいな仕事ぶり。良かったです!
シンが惚れたそんなレオンだからこその家族愛!まさかこんな平和に家庭を持つなんて〜!からの、あんたまだいたの?な誘拐者などなど。
1冊でいっぱい詰まってました!お値段以上な作品です!
は〜、とっても良いお話でした。ファルク他多数とレイルの認識のズレが最後まで気になりました。
乙女ゲームに転生ものです。
しかもモブで10歳で死ぬはずが死なずに生き残ってしまった!そして散々迷惑をかけた幼馴染の侯爵家の嫡男(攻略対象キャラ)に一生ものの罪悪感を植え付けてしまった!
から始まるファルクの溺愛が止まらないお話かな?死ぬはずだった事件でお互い負い目を抱えて。相手に申し訳ないのに離れることができない…。
というのがレイル視点。それがファルク視点になると!ええ〜そうだったの〜!な。
お話は盛りだくさんで。
フラグバキバキ折りまくりマンなレイルが、
なんか、ヒロインのエピソードをみんな奪っちゃったんですけど な。
切なくて泣けるところも、ダンジョンでハラハラも、友情もなにもかも良かったです!
レイルが陰気で人見知りな見た目魔術師な自分だと思ってるのに、みんな可愛い可愛い癒されるってチヤホヤで、どっちなんだい!
ファルクの溺愛加減が良いですね。独占欲、嫉妬、美味しかったです。
レイルをあざといけど、そこがまた可愛いって。好きな子が自分のためにするあざとさは嬉しいものなんですね。
ヒロインが辿るはずだったエピソードやエンディングを、みんなレイルが…。
でもレイルが良い子なので全然問題なしです!
つづきものでした!
でも今作だけでもとても満足度が高いです。
究極のおねだり攻めですね!
こういう受けが絆されるお話は、自分の中でタイプが別れるんです。絆されるな!と納得いかないタイプと、早く絆されて〜ってのと。
もちろん今作は後者でした。
それは朝陽のおねだりの仕方や心の底から誉を手に入れたい!って気持ちが伝わったからかな?誉に押し付ける感じじゃなくて、お願いします!ってウルウルして可愛くて!
大型犬攻めが感情表現豊かで、OJTの先輩の誉に懐いて懐いて。読んでてほっこりです。
しかも持ち込むのが上手い!誉の性格をわかった上でなのか?誉をすごく大切にするけど容赦ないというか。
気がついたら受けから攻めの機嫌をとるのにエッチを許すとか〜!
こういう攻め、好きなんですよね!
絵が雄ですね〜。
なんというかこの攻めは苦手なタイプでした。チャラそうな眼鏡の時点でひっかかり。なんでか個人的な好き嫌いと作品のキャラに影響しちゃうのかな?
人目を気にしないスキンシップ、しかも尻もみ!可愛い可愛いと人前で連呼。
あんなに勉強を教えてもらったのに、嫌いだも〜んって真面目にやらない。
わかるんです!可愛い=好きって言ってるのは。なんですが、なんですが!
そして仲直りエッチでの受けにフェラさせて、指示を出すところ。これ苦手なんです!
愛情表現だし相手を気持ちよくさせたいって気持ちからの行為なんでしょうが、攻めが受けにさせるのがしかもこうしてああしてって深くくわえさせるのが無理なんです〜。
あ〜、これでBLを楽しむのに3割くらい損してそうです…。
異世界でリモート!異世界ものもここまで来たかって感慨深いです。
なんというか薄味なんですよ…。ごめんなさい!
気がついたら異世界にいた主人公。でも鍋と少女が苦手…。
あっさり領主と出会い住み込み必要とされ…。
主人公麦は頑張ってるんです。前世の美容師としての誇りを持ってこの世界でも生き抜いてやる!って。存在意義を欲しがって。
恋に落ちるのも愛されるのもクライマックスもあっさりで。こうやってこの世界に来たんだって説明もあっさりで。
収束も、え?もう?というか…。
帯にある領主さまからの独占欲まる出し溺愛って、言うほどかなあ…?
基本的にみんな良い人で主人公が理不尽に辛い目に合わなくて良かったです。
アルウィムのスケールの大きな領主としての心の有り様が良かったです。麦に無理しなくていいって、何者でもなくても館に居ていいって言ってくれて。引きこもりながらもリモートで国や難民の指示を出したり。