稲守さん!あなたって人は!
今作はあらすじからものすご〜く楽しみにしてました。
特殊な設定でしたが雅影のモフモフしっぽやメイのぴるぴるなお耳の描写が良かったです。
まさかの契約結婚!?最適解でしたね!
2人の少しずつイチャイチャが増してくところも微笑ましかったです。もっともっと!と応援してました。
切ないすれ違いはなく、メイがにぶくて雅影の大好きオーラを全く感知してないところも面白かったです。仕事ですから!って。
なんですが読んでると集中しきれなくて。
ついつい山場はどこだろう?いつ?なにが?と考えちゃうので、これが?なところはあんまり盛り上がれませんでした。いや、平和に収まって良かったです!
ボディーガード、素敵ですね!
爆破予告か?
いつもの甘々にモフモフまでついて可愛らしいお話でした。溺愛されてメイの自己肯定感が上がったり、雅影との出会いで価値観が変わったり。
異世界転生チートもの?
火崎さんは何作か読んだことがあるのですがどうも自分には相性が良くないようで。
今作もあまりはまれませんでした。
というより色々納得できないところが多すぎて。もうレビューは今後やめときます。
第一王子のカールハインツも子爵家三男のノアールもそこまで好きになれず。
カールの真面目に仕事してるところと辻褄を合わせるのが天才的なところは良かったです。
ノアールが異世界転生ならではな前世の知識でってところは良かったのですが…。
ノアールの意見がカールの手柄にされた改革も確かにノアールからでは通らなかったでしょうし。
欲望渦巻く王宮の人々の中で無欲なノアールだからこそ側にいて欲しい、ってのも大きいと思うのですが。
うーん、うまくまとまりません。なんか納得いかないモヤモヤする読後感でした。
弟に憎まれ本気で命を狙われてるのに信じたくないカールに現実を見て!って何度思ったか。
それにノアールの声の力がこんな使い方が出来たなんて〜って。
特にあの言葉、うまいこといきましたね!
しかしなんだか弟王子の処遇が…う〜ん。
カールとノアールの関係も、う〜ん。萌えられず。そこまで愛しあう説得力が感じられませんでした。しかも閨事に及ぶのに究極の2択だし。なんだろう、カールの台詞がなんか上からなんですよね。王子だから仕方ないのですが。もっとノアールにすがったり愛されたい!求められたい!な描写があればなあ。
ノアールの常識と感覚は好感が持てました。
お隣同士の幼馴染の家族ぐるみで仲良しな2人のお話ですね。
オタクで童貞紳士の嘉一が全く卑屈じゃないところがまず良い!
あんなキラキラな幼馴染のフミと毎日一緒でおはようからおやすみどころかベッドでも一緒!
でも超えたいんだよね、一線を。
小悪魔か?なフェミニンなフミですが、フミも実は…。
乳首をなかなか許さないフミ。
そうだよね!美少女ものオタクの嘉一にがっかりされるかもだよね!
でもそんなの全然問題ないよ〜。
前向きで堂々としたオタクの嘉一、嘉一とお爺ちゃんになっても一緒にいるつもりのフミ。この2人の幼馴染の絶対感があるところがぐっと刺さりました!
高一と高二。これからが楽しみですね!
思春期にこじらせてそのまま離ればなれで大学で再会で…。小学校から一緒だったのに…。
あ〜、言ってはいけないいけないいけない!
思春期だから!世代間の溝だから!
会えなくなってる間にモデルをしてるハクを見つけ推してきた桜海。本当はハクにめちゃくちゃにされたい、ダメ汚しちゃ!な葛藤で。
再会して認識しても知らないフリして…。
少しずつ距離感を測るハク。お互いそんなに好きならもう言っちゃえばいいのに〜。
好きって。
冴えない男子からアンニュイ王子まで昇格した桜海もえらい!なりたい自分に努力できてえらい!
キュン台詞やシーンとか入ってるのに萌えられませんでした。心と感性の老いなんでしょうか。
兼守さんのやさしいイラストにタイトル。そそられて読んでみましたら…。
なかなかツッコミたい欲がムクムクわいてしまい。
リツの両親。リツに6歳下の双子が生まれたからもう寂しくないわねって海外へ行き、祖母とリツに全てを負わせ…。
そんな双子のために祖母とリツはせっせと世話をやいて。双子が高校進学で県外へ巣立ったらすっかり音沙汰なしで、楽しい様子をSNSにあげて。なんだかリツが報われない。
祖母もなくなりポツンと一人ぼっちで。
異世界へ行ったらイケメンパラダイスで、第一発見者の宰相様がベタベタで。
料理が不味すぎると、手作りでパンを焼くまでに何ページ使ってるの?BLTサンドまで到達しましたが、普通の食事を作るのにどれだけの手間とページがかかるやら。
しかも異世界生活2日で宰相とリツの驚くべき距離感に何が何やら。
なんでこんなにみんな好意的なの?宰相はなんでそんなにベタベタなの?
宰相はそんなに食べず飲まず寝ずでなぜ倒れないの?
なぜなぜばかりでもういいや…となってしまいました。
イケメンがイケメンとお付き合いする、魔法で何でも作るけど概念がないと作れないという世界観に読むのが疲れました。
これからは平民として慎ましやかに生きていきます、なつもりでしたが…。なお話ですね!
卒業パーティーで婚約を解消され断罪され前世を思い出す一連の流れはお約束なのでしょうか?
公爵家次男で第二王子の婚約者だった悪役令息のエレンが前世を思い出し…。
ここからが個性的ですね。お家を守るため反省のために平民となり国外追放してくださいと自分からお願いして。自分の行いをきちんと認めて。
エレンが隣国で一人ぼっちの平民ライフのはずが、あらら!元従者のライアスがついてきて家も準備済みで。平民ってこんなだっけ〜?なスタートで(笑)
エレンをひたすら愛して支えて守り抜くライアスに痺れます。あの日あなたが拾ってくれたから、な出会いでライアスが救われ。
2人が生活を整えたり、冒険者になったり、ライアスの長年の想いを知りエレンも…。
2人になったらライアスの態度が急に甘くなって!もう対等だからね、長年の想いを実らせようとチュッチュしてきます。ドキドキなエレンを可愛い可愛い天使って。
2人の暮らしや冒険者の活動やみんなとの関わりにワクワクします。
箱入りだったエレンが逞しくライアスと活躍する様子も読み応えがありました。
読む前はこんなお話とは想像してませんでした。とっても楽しくて、良い異世界転生ものでした。
新天地でこんなに馴染んで街の人気者でヤッタネ!
壮大なスケールのお話ですね。
始めのうちは、シリウス良かったね!アレスも良かったね!街の人とも良かったね!
と読んでいたのですが。
だんだん広がる世界や人間関係。アレスに襲いかかる闇の声。
辛い2人が寄り添って幸せになれたら!なささやかな願いが…。アレスの年季の入った卑屈さとシリウスの前途洋々さに、噛み合わないのが切ないです。
ただ大好きでずっとそばにいたいだけなのに、なシリウスなのに。恋の自覚と切なさとすれ違いと。
そして魔物や魔族も忍び寄り…。
下巻をまだ読んでないのでなんなんですが。
2人の出会いと街と魔導騎士団との魔物討伐で闇墜ち阻止成功って1冊にまとまってても良かったかも。
はじめましての作家さんです。あらすじにひかれて読んでみました。
片想い中のアレクが見合い相手と仲よさげなのを目撃して、シオンは失恋したと思って初めて行った娼館でヤケ酒をあおってたら…アレクにお仕置きされ!?
構成がなんでこうなってるんだ?状態から始まるので、読んでてこちらも何でだ?
なんでお仕置きされなきゃいけないの?と。
まあ予想はつくんですけどね。
過去の回想が多くて現在進行系のお付き合いの甘さが控えめです。もっとイチャイチャして〜!いつもシオンが迷走してて。アレクも言葉が足りないし。これはそこを楽しむお話なのかな?
攻めが受けとのお付き合いを認めてもらえるよう頑張るのは良いですよね。逆は辛いけど。受け家族の仲の良さというかガードが固いのも良いです。
シオンがアレクと結ばれて、アレクの口からシオンの良さを語られたり、アレクといると身構えずにいられたり。過去の嫌な思い出が記憶の隅に追いやれたり。
やっとこ甘々が読めるか?と思っていた初夜も面白いことになって。
う〜ん、シオンの生き方は色々乗り越えて良いなあ偉いなあと思うけど、萌えには繋がらなかったかなあ。