一気読みでした。
番外編が後にくるのでどうしても本編より印象が強くなりますね。
蛇蝎のごとく嫌っていた相手とまさか一夜を共にするなんて〜、な?
飛竜のリアンが偏った洗脳教育?でガチガチな堅物ですが、海竜のヴァルハルトと接するうちになんだか可愛くなっちゃって。
国防や飛竜の存続や空軍など、特に飛竜や海竜の特徴は興味深かったです。
孤高で綺麗なリアンを気になって仕方なかったヴァルハルトが、俺を構え〜!なガキ大将か?
絶対に助けに来る攻め、信じて無茶する受け。
良いですね!
設定もすんなり理解できて、登場人物も多くても整理できて読みやすかったです。
お話が長く、番外編もあるのでついつい最後のエッチの印象が強くなってしまい…。
リアンが女王様に?なのに荒くれ海竜が言うことを聞かないったらない。
嫌い→意外とちゃんとしてる→信頼している
まで昇段して良かったね!
守られるのではなく一緒に守りたい。背中を預けて空から海から国を王家を守る二人が素敵です。
なんだこれは〜!!!
今まで読んでなくてスミマセン!
すごく良かったです〜!
この短いページでよくぞここまで物語になってて、胸をギュっとさせてくれて。
藤峰式さんのイケおじ、おじ具合が最高です!
抱いてくれない年上彼氏にちぇっとなってるところから始まり…。
ここまでの二人の経緯からセックスレス状態が数コマで語られ。数コマの説得力ありすぎ!
彼をエッチに誘ってもかわされ続け、ついには身も蓋もないようなことを言われて…。
主人公がもう別れようとなったら!
あああ嗚呼、そんな〜!そんなんだったなんて〜。だったらなぜ?なぜ?え、そんな理由?
バカタレ〜、お前こそちゃんと言えってばよ!
特別授業だ。この二人になんて刺さる言葉!
さらってきたって台詞が萌えて萌えて。
その覚悟と絶対に別れない執着、最高です。
一緒にオッサンになっていこうね♡
もう誰も信じない。by透
電子書籍で買ったのですが、読めども読めども進まない。いったいどうなってるの〜?と思ったらあとがきに二段組みとのこと。
何日もかけて読みました。
主人公が追いつめられてギリギリなところや、頑張って頑張って駆け上がっていくところがハラハラドキドキです。
主人公をなぜそこまで苦しめるの?ってくらい辛い部分が長くて何度もあります。
すごく読み応えがありました。
現世であともう少しでドーム公演なところで裏切られ世間に追われ追いつめられるアイドルの透。
異世界に召喚されたら今度は神子選挙!?
もう誰も信じない透なので、誰にも嫌われないよう完璧な神子候補を演じて。前世と重なりますね。
いつまでも前世での過去がよみがえり引きずり辛いです。頑張っても頑張ってもマイナスまで落とされて。
前世の推しやアイドルの概念を活かし選挙活動はまるで現場?握手会やらグッズまで!
もう誰も信じない透(しつこい?)がようやく信じられるかも?本当の素の自分でいて受け止めてくれる存在が表れたと思ったら…。
集団心理は恐ろしいですね。やはり透は死ぬしかないのか?また裏切られたのか?何を頑張ってもダメなのか…。
愛されたい受け入れられたい、それだけなのに。
過去の境遇から人の顔色をうかがったり求められる性格を演じて裏目に出て。
最後が駆け足気味で、そここそ詳しく!
ですがカインが有能すぎるので丸く収まって良かったです。
もう誰も信じないなんて言わないよ絶対な透ですね。
それにしても長かった。
表紙のデイルにすごく惹きつけられました。
なにこの可愛い子?特に目と眉。
ふわふわな髪に口元を軍帽で隠す、まるでミロのヴィーナスの腕がないような、どんな顔なんだろうと期待させるポーズ。
お話はデイルがずっとずっと、己の体と周囲の過保護に苦しんでいるというか。
見た目は今にも死にそうだけど本人は全然平気で。なのに周りが勝手に心配して過保護になって、やりたいこともできない。
そんな葛藤がずっと続きます。
そんなデイルが北の砦に移り閣下と出会い、なんだかお話が動き出します。
角の数と色で実力主義な世界なので閣下は今までで一番強くて理性的で賢いんですよね。
なのでデイルを囲い込むだけでなく本人の希望も叶えようとしてくれて。
閣下が一人で先走ってデイルが置き去りかと思いきや、閣下の真摯な態度にだんだん…。
こういう常に葛藤を抱えているお話は読んでて苦しいのですが、今作は最後にはデイルが自己解決したし良かったのかな?
閣下との関係もずっと身分差でされるがままだったのもモヤモヤ。
ようやくデイルが閣下に追いついたかな?と思ったら、さらに閣下は先の先まで考えてて。
閣下大好き!甘いイチャイチャたっぷり!って最後までならないのが特徴なのかな。正直物足りないというか、全体的に常になにかがつきまとってるような感じで読み終わっても達成感が足りないような。
これはここで終わりなのか続編が出るのかどうなんでしょう。
鬼族の特徴や英国との並行世界などの設定が良かったです。
神レビューを拝見していてもたまらずなんとかCDを買えました。
まずはコミックを復習しましたら、完成度の高さに再び感動。絵、アングル、コマ割り、絵は口ほどに物を言う、ですね。
しかしエッチや際どいセリフが多く、森川さんや前野さんにこんな言葉を言わせるなんて、スミマセン!!でもありがとうございます!
集中して聴きました。
天授の軽そうなトーンの話し方が、あのつかみどころがないような実在してるの?な天授の希少な存在感を表しているように思えました。
森川さんの表現力の引き出しの中の、明るめな感じ?
樋口と話すときやエッチの時の包容力や甘やかす甘いお声にもうっとり。特に「かわいいね」ってセリフを言う時の囁きボイスに、うわーーーーってなりました。
前野さんの樋口。受け受けしくなくてキレてるか苦悩してるか、な感じ?
ヤクザの天授に、レイプされたのに強気で向かっていくところも良かったです。
エッチもたっぷりでしたね。
もう天授があんな言葉やこんな言葉を口にして、はぁ〜本の中にしか存在しない言葉だと思ってたのに、森川さんサラッと言っちゃって聴いてる自分の方がひーーーー!となりました。
エッチで天授にトロトロにされてる樋口。前野さんのこんなに攻められてるところを聴くのは初めてかもしれません。
天授が距離をおき2人がぶつかるところも迫力があり。声で聴くことで樋口の啖呵に、そうだよな〜と改めて納得というか樋口の強さに、覚悟に説得力があり。
落として惚れさせて狂っていくところ、落ちたのはお前だ!天授、ですね。
樋口も天授との出会いで気持ちの整理がついたり、前向きになってくところ。この地に残っていつか天授がケガをした時に…な。
ベテランのお二人がまだBLCDに出演してくださることに感謝です。
叶うなら森川さんの低音攻めも聴きたいです。
この話の中でも数回低めのセリフがあって、ヒャッとなりました。
「好きというのになぜかしら」が大好きなのですが、またお二人の組み合わせで全然違う作品が聴けて嬉しいです。
達人の作品ですね。
下巻では環様がまるで別人?いや元に戻ったのかな?
伊月と芳野がようやく解放?されて、だけどまだ不安な感じでしたが、環様がふっ切れたのかあっさり解決で安心しました。
いつまでも自分だけの存在が欲しかったんですね。だからってなあ…。
そしてお話は軽井沢編と環と結城の過去へ飛び。
う〜ん、罪深い。結城と環視点で子供時代から結城の結婚へと、なんて残酷な…。
身分差や世間体やままならなさの中で結城は環を愛しながらも妻を娶り子作り…。一方で環は伊月に執着し…。
結城が軽井沢へ環に会いに来て。どうなるの?通い夫?子作りしたら環がお腹こわすの繰り返すよ?
逃げれば解決にはならないですよね?環の心が壊れた15年、どうしようもないのはわかるんですが、結城!お前か!でした。