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女性ななつのさん

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本能に抗う2人の焦ったい恋

現代ではバレエダンサーで、オメガに転生したセシリア 前世のこともあって恋に臆病ですが、アルファに必要以上には怯えず、我慢強い人です。
市井でセシリアに出会い、後宮で再会した使用人の母から生まれた第二王子アンドレス 王位を目指していて、自信家だけど気さくで民を愛する、かっこいいのにどこか可愛い人です。

セシリアが父の失敗のために奴隷として売られて、後宮に買い取られた先で、一度市井で身分を知らずに出会った第二王子アンドレスと再開。実は2人は運命の番だったのです。王位の継承という理由もあり、すぐに番になりたがるアンドレスと、前世の記憶から恋に溺れたくないセシリア。2人の攻防が始まるのです。



本能に抗って無理強いしないアンドレスがかっこいい!セシリアも陰湿な後宮の中でぐっと我慢したりアンドレスに言いたいことを言ったり…素直になれないだけで終始言い合ってる様がいちゃいちゃしてるみたいで良いです!アンドレスもセシリアも、独占欲が滲み出ちゃってます。

あと何より獣人の従者2人が可愛い!王子とセシリアに甘えながら、しっかりとお仕事していて偉い!2人に癒され、セシリアとアンドレスの恋にキュンもできるお得な一冊でした!

美麗かつ可愛い

攻は硬派なボディガード…に見せかけたプライベートはチャラい遊び人の一条
受は奔放な遊び人…に見せかけた初心で頑張り屋さんな美人社長の怜

全ページ美しかったです。ギャグテイストなページは可愛らしい。目が潤いました…!
印象と本当の姿が違う2人が、惹かれ合うのが良い。最初は少し走り気味な印象でしたが、後半の2人の心境の変化等が丁寧でときめきました。

えちが多めですが、ストーリーもきちんとあります。怜のお仕事がキラキラしていて楽しい。恋愛面では虚勢を張る受の怜が一条にはふにゃふにゃだったり、遊び人一条が怜には世話焼きだったり…えちも恋も楽しみたい人におすすめです!

前向きで素直な受とワイルドな攻が良い

受はトラウマで海と船が怖い、海軍の海兵ライハ
攻は漁村に暮らす熊のような風体の漁師レオ

ある出来事のせいで海と船がダメになってしまった海兵のライハ。そのせいで左遷され、有名な海賊の船が見えたとされる漁村で常留することになり、熊のような風体で粗野な男レオに家事を条件に一緒に住まわせてもらうことになる。そして、真珠養殖をするヤナという老女の手伝いをすることになり…。
ある海賊を見つける事が海軍からの命令だったライハが、真珠養殖の弟子になり、自身の所属する海軍の絡む事件に迫っていくお話です。

レオが粗野だけど面倒見が良かったり、ライハが色々と大変な目にあってるのに前向きに素直なところが好ましい。ケンカップルなところもモダモダ初心者な恋も可愛い。2人の心境の変化もわかりやすく、前向きになりたい時にオススメです!

明るいバイオレンスコメディ

タイトル通り、BLゲームに転生した主人公があらゆるフラグを折りまくるために奮闘したら、サイコパスな攻に溺愛されちゃうお話です。

攻の三輪は、色んな生徒たちからの憧れの穏やかで優しい先輩。その中身はサイコパスなラスボスです。銀髪長髪な美しい攻です。
受の守は、現代から転生した主人公。生前ゲームに触れていた事があるので、BLゲーム的展開を回避したりストーリー展開を回避したり奮闘します。ツッコミ気質な常識人な印象ですが、流されやすい気が…。

攻の三輪がまぁバイオレンスな方向にサイコパス度を振り切ってて恐怖なんですが、受の守の能力だったり順応性が高過ぎて色々受け入れちゃったり、守の心の声のおかげで悲壮感なく楽しく読めました!
サイコパスなので、流血だったりバイオレンスなシーンがあるので非常に苦手!という方は要注意なのですが、基本的にはコメディですので、バイオレンス系苦手な私でも楽しめました。まずはネタバレ抜きに気になった方には読んでいただきたいお話でした。

不憫×不憫

不憫な受と、不憫な攻なのですが、2人とも淡々と静かに穏やかに生きている感じなので悲壮感は少く、安心して読めました。

受のミルカが、父の死後遺言で縁切りを明言されたのがストーリーの始まり。縁切り後の処遇についても決められていて、攻であるヴァレンティレの元に嫁ぐ事になるのです。

ヴァレンティレは、王妃殺しの噂のある第二王子で、その魔力の強さから人と長時間過ごすことができないのです。ミルカは魔力がないために家族や使用人たちから冷遇されていたという、家族や身近な人に縁のなかった2人が、互いを大事にしあっていく様子が良かったです。2人が不憫であるからこそ、2人の恋の様子が尊い!幸せになってほしいと思えます。

あと、2人に欠かせないリィネという鳥さんが愛らしかった。こんな「先輩」羨ましい!

リアルお仕事と歳下わんこ×可愛い40歳受

お仕事ものです。

中間管理職で上からも下からも色々押し付けられちゃう営業の慶一(40歳)が受
穏やかでどこかおっとりした印象で、仕事は有能なのに謙虚すぎる努力家。素直な可愛らしい人です。タイトルのお豆腐は慶一の好物です。

慶一の働く会社にある工場長代理になって工場の正常化に奮闘する深見(24歳)が攻
深見がめちゃくちゃ健全な若い男の子!という感じの青年で、大柄強面なのに可愛い大型わんこ感。興味のなかったお豆腐も慶一に勧められると興味を持って食べてくれる素直な人。


お仕事描写がリアル…受の慶一と一緒に胃が痛くなりそうなくらいでした笑 仕事をしていて、慶一達の環境(好き勝手言われて振り回されたり押し付けられる)に共感を覚える人にぜひ最後まで読んでほしい。すかっとしますので!!

2人の恋も、歳の差もあってなかなかにモダモダするんですが…待てのできる歳下わんこが好きな人におすすめです。

ほのぼのコメディ寄りな田舎暮らし

月村奎先生のちょっとコメディちっく?な方のお話。ほのぼのしてて、受がぐるぐる悩みながらもちょっと面白い方向にネガティブな感じの子のお話で楽しく読めました。

舞台は亡き祖母(親しくない)の古民家。それまで都会暮らししていた受の怜久にはタヌキやらヤモリやら虫やら試練の連続。何でも屋さんのチラシを見つけて依頼して来てくれたのが蔵之介。依頼をきっかけに親しくなっていく2人のお話。

怜久はがけっぷちのシナリオライター。ネガティブだけど心優しい怜久と、おおらかな蔵之介の絶妙な会話がテンポよくて楽しい。コメディ寄りな月村奎先生が好きな方にオススメです。

死んでからの逆転劇

小中先生の死に戻りもの(?)なので間違いないだろう!と迷わず手に取りました。序盤は目が中々進まなかったのですが、中盤以降引き込まれて大満足です!

あらすじなどは他の方が書かれていたので割愛しますが、序盤のスバルが中々に可哀想。辛い…辛い…と思いながらもみなさんぜひ読み進めてください。一度目の人生では盛大にすれ違っていたエイダンとスバルですが、二度目の人生ではスバルが素直に爆発させたお陰で好転していきます。一度目の人生では命を失った2人の、その原因を探るミステリー的な部分と、素直になったスバルとエイダンの恋愛も必見です。2人とも不器用で可愛い夫夫。

萌2にしたのは引き込まれて以降がちょっと短く感じてしまったところ。エイダンとスバルの夫夫生活をもう少しじっくり楽しみたかったです。

小中先生のrebirthややさぐれ男〜、気難しい王子〜などの過去作が好きだった方は必見です。

3巻目もお仕事も恋も満喫できます

シリーズ3巻目。このシリーズのお仕事面も恋の方も大好きで、続編の登場待ってました!

恋人として同居をはじめた2人。年下の恋人にうまく甘えられて翻弄される重治。お仕事面ではそろそろ新人を入れようと採用した技術者がとんでもない曲者で、安定していた社内をとんでもなくかき乱していき…。この新人さん、難波くんは有能ですがコミュニケーションど下手くそで協調性皆無。技術者のチームの面々の心を荒れさせ、社内の空気は最悪なものに。久瀬商事から脱却しようと焦っている久瀬やその想いを知っている重治は社内の対応に後手後手に回ってしまう。そんな中、難波が久瀬商事出身で、その転職経緯を知った重治はガチギレしてどうにかしようと奮闘しはじめ…。というお話。


いやー協調性皆無な人間と仕事するって大変ですよね…としみじみ読みながら思ってしまいました笑
そんな大変な状況でも投げ出さず奮闘する重治。そんな彼を頼りに社長業に奮闘する久瀬。一度悪化した社内の雰囲気がどう改善していくのか?読むとスッキリ晴れ晴れした気持ちになるお仕事小説です。そして恋愛面ではもう安定した2人。お仕事にもえた後は甘い2人も堪能できます。前作で同居を決めた2人ですが、上手く年下の久瀬が重治に甘えるのがきゅんでした。

攻が終始かっこいい!

攻の久慈さんが終始かっこいい…色々とハイスペックな人でした。


ある時から心の声が聞こえる能力を手に入れてしまった安達(受)。おかげで不動産業の営業成績1位で絶好調な日々。けれど、心の中では卑屈だったり自信がなかったり…心の中のバリアいっぱいで人を信用していない。ある時、ライバルで同僚の久慈(攻)に相談を持ちかけられ、段々と仲良くなり…。

その後、とあるきっかけで安達が脳力を失ってしまうのですが、そこからがこのお話の本番!
能力を無くして自信も失ってしまった安達がどう仕事に立ち向かっていくのか?
自信のなかった安達がどう成長するのか?

心の声が聞こえるというファンタジー要素もありながら、地に足のついたお仕事BLです!
心の声が聞こえなくなってからの安達の頑張りに応援したくなります。そしてなんといっても攻の久慈がかっこいい!お仕事BLで成長ものが好きな人におすすめです。